過去問何周も何周もはやめよう!!

今回はまたまた過去問をテーマに書いていこうと思います。

「行政書士にとって、過去問は重要ではない!!」

それが個人的な意見です。

理由は行政書士試験は過去問の焼き直しが少ないからです。

それは平成29年度までの試験を見れば当然に言えることと思います。

ただ今度の平成30年度の試験に関しては自分勝手な発言は控えます。というのももしかしたら、今年度から急に過去問の焼き直しばっかしという可能性もゼロではありません。

というのもネタ切れがありそうな気がするからです(笑)

限りなくゼロには近いとは思いますが・・・。

ところで、これまでの試験で私が知る限り記述式も丸被りはなかったと思います。

丸っきり同じ問題がある程度出る!!

他の資格試験では結構あることです。むしろそれが普通くらいですが、どういうわけか行政書士試験はそういうことがありません。

過去問に執着する必要はなし!?何度も演習はメリットなし!?

行政書士試験対策において、過去問に執着する勉強はあまり効率的ではありません。

ましてや何周も何周も、反射的に解けるようになるまで演習する必要はないと思います。

せいぜい、2周くらいにしておきましょう。

私の考える理想は1周+間違えたところだけもう1周でいいと思います。

これで十分だといえるでしょう。

そして、とりわけ大事なのは問題と答えではなく、問われ方となぜその答えになるのか?

ここにポイントがあります。

つまり、違った角度、出題形式でも解けるようにすることが大事です。

反射的に過去問などを解けるようになることである程度、点数アップができる試験は宅建士試験などです。

宅建士試験などは過去問の焼き直し中心なので、何度も何度も繰り返し演習することは有効的だと思います。

つまり、問題と答えを一式覚えてしまうことで得点アップも可能です。

先ほどもいいましたが、そいうことがほとんど通用しないのが行政書士試験です。

それならば、違う問題、違う出題形式に慣れておいた方がいいでしょう。

同じ問題を繰り返す意味はさほどないかと思います。

行政書士試験の学習において、過去問の役割は3つです。

・どのくらいのレベルの問題が出題されるか

・どの辺の論点が大事か

・自分のレベルを測る

これらのバロメーターでしかありません。

決して演習を何度もして、得点を上げるもんではないと思います。




行政書士試験、勉強嫌いを克服できたら合格したも同然!?

こんにちわ。平成29年度の行政書士試験も終わり、多くの受験生が平成30年度の試験勉強をスタートし始めている時期ではないでしょうか?

この2月という時期は、学習開始時期としては遅すぎず早すぎず、ちょうど良い時期です。

これから始めるという人は勉強を始めましょう。

当然ですが、勉強しなければ合格は不可能です。



勉強嫌いなら克服しよう!!

まずは勉強する前に大事なのが、自分は勉強に対して耐性があるかないかを知ることだと思います。

もちろん、試験概要や戦略を調べることも非常に大事です。

ですが、いくら勉強方法を調べつくしたり自ら編み出したりしても、実行力がないと無意味となってしまいます。まさに絵にかいた餅です。

とにかく学習をし続けられるかが非常に大事になってきます。

つまり、勉強嫌いをどのように克服していくか?

これが一番初めクリアしなければいけない壁になってきます。

大抵の受験生は勉強嫌いだと思います。法学部卒業したとか司法試験に挑戦した過去があるとか実は司法書士だという人は別です。

勉強嫌いだからこそ、行政書士試験を取って、行政書士になって一発逆転を狙ったんではないでしょうか?

そもそも勉強好きな人であれば、すでに何かしらの肩書は持っているはずです。一流大学卒業だとか、公務員だとか官僚だとか。

勉強好きなのにやっても伸びないという人は稀だと思います。何かしら結果として残しているはずです。

効率が良いか非効率かは別として、それだけ勉強に対して時間をかけれるということですから。

勉強嫌いで今まで勉強してこなかったからこそ、今肩書がほしいのではありませんか?

そうなると勉強嫌いを克服していかないといけません。

勉強を好きになる方法は!?

かつて、私もまぎれもなく勉強嫌いでした。

勉強すると決めて三日坊主は当たり前でした。でも今は勉強が嫌いではなくどちらかというと好きです。

①ハードルを上げすぎるな

なぜ、こんなにも勉強が嫌いだったかというと、はじめにハードルを上げすぎたからです。

毎日10時間勉強しようだとかTOEICに1か月で900点代目指そうだとか馬鹿げた目標を引っ提げて、無理しようとしていました。

これが長続きしない原因です。

そもそも自分には長時間勉強する、そんな根性がありませんでした。それを忘れてはいけません。

ごくまれに不良の方が猛勉強の結果、弁護士になったとか、医者になったとかそういった逆転劇がありますが、あれは根性があるからです。

いつだかからか、そのことに気づき、短時間でもコツコツと勉強してくことにしました。

そうすると、次第に長続きができるようになり、今では1日3時間以上、勉強することができています。

だんだんと勉強が嫌いということはなくなってきました。

②メンドクサイ勉強方法はやめる

また、勉強嫌いだったときにやっていた勉強方法はノートを整理していくという勉強方法でした。

これが大きな間違いで、めんどくさいと感じる勉強方法でした。

ちなみに現在では、完全にノート作り否定派です(笑)

テキストや参考書を読むという動作に比べて明らかにメンドクサイです。ノートを用意して、シャープペンや鉛筆、消しゴムを用意してと準備だけでも面倒です。そんなことをしている間に気持ちは冷めてしまいます。

勉強し始めの人は特に、テキスト読み込みや動画の視聴など、簡単な勉強から始めることをオススメします。

この二つから取り組むだけでもだいぶ学習に対する意識が変わってくるはずです。

このように、行政書士試験に合格するにはまずは勉強嫌いを克服する必要があります。勉強嫌いさえ克服すれば、勉強時間が取れるというわけですから圧倒的に合格する確率が上がるというわけです。

特に、独学の場合は自分で勉強し続ける必要があり、モチベーション維持をはからないといけません。

では勉強嫌いなまま、合格する方法はないのかというと・・・

予備校など通学や通信講座なんかを利用する方法です。

高いお金を出している以上、ある意味勉強を続けさせるという内容も込みというわけです(笑)

てゆーか、通学だったら教室に時間通りいけば強制的に勉強がスタートされます。これほど、楽なものはないですよね?

私は人間的に弱い、本来なまけものなので、このシステムは非常にありがたいです。高校受験の時も考えてみれば、一切勉強をする気配がない私を見て、私の両親がほぼ勝手に塾の申込をしたおかげで、それなりの高校に受かることができました。

強制的というのは私のように意思の弱いものに取っては非常にありがたい言葉です。

ですが、今はその必要なしです。なんとか勉強嫌いを克服したからです。今では勉強できない日があると気持ち悪いくらいになってきました。

そして、今人生で一番努力をしているといえるかもしれません。

行政書士試験だけではなく、他の試験に合格するのにはやはり勉強嫌いを克服することが大事です。

そして、小さくてもいいので勉強して何かを得るという成功体験もすることがより一層、勉強が好きなることだと思います。




 

司法書士試験の勉強を始めて感じたこと・・・

行政書士試験合格後、管理人は更なる上位資格を目指す為、司法書士試験の勉強を始めています。

行政書士合格者の中でも、私と同じように司法書士を目指す人は意外と少なくないみたいです。

その司法書士試験の勉強、今のところ続いています。

今ちょうど、いろいろな科目にも手を広げ始めたところです。とはいえ、まだ全体的な学習は広く浅くという感じです。

具体的な科目でいうと現在、民法を中心に、民事訴訟法、不動産登記法など、この辺りにもようやく手を広げ始めました。

そこでこれらの科目を勉強して気づいたこと、感じたことがあります。



司法書士試験の勉強をして感じたこととは!?

まずは行政書士試験より、やはりかなり本格的な勉強だということです。本格的過ぎて正直、ついていけません(笑)

まず参考書、問題集の分量から違います。

普通に科目も多いですし、民法や商法・会社法にしても行政書士試験のレベルとは全然違います。

まぁ、レベルやボリュームがすごいのは当然のことですが、もう一つ気づいたことがあります。

ある意味いい発見でもあります。

それは不動産登記法や民事訴訟法など民法周辺の科目を勉強していくと、民法の理解が深まるということです。

今まで、何となく民法の条文で出てきた、付記登記だとか支払い督促だとか気にも留めずにそのまま学習を進めてきましたが、不動産登記法、民事訴訟法などの勉強をスタートさせると、それまで知らなかった部分が明らかになっていきます。

これがすごい気持ちいいです。快感です。

もちろん、行政書士試験を受ける人に、司法書士レベルの勉強をした方が良いと進めているわけではありません。

いろいろな声はあると思いますが、あくまでも行政書士試験受ける方は行政書士試験の勉強のみをしてください。

当たり前ですが、試験に出ない全く関係ない科目なんて学習するのは遠回りです。遠回り以前にまったくの無駄な学習となってしまいます。

求められてることをきっちりとやることが非常に大事です。それ以上のことはやる必要はありません。

司法書士試験合格者ならば行政書士試験は楽勝で合格!?

もう一つ私が感じたのは司法書士合格者ならば行政書士試験は楽勝だなということです。

もちろんある程度の勉強はプラスアルファでしなければなりません。

試験の内容や難易度で言えば、完全に司法書士の大きな〇の中に行政書士が入っています。

司法書士試験>行政書士試験

というわけです。当然といえば当然の話ですが。

それはやはり周辺の科目を勉強することで基本である民法や会社法などが深い理解につながるからだと思います。

民法に関しては本当に司法書士試験で勉強したらものすごく深い知識になると思います。

一部のブログなんかでは、民法だけは司法書士試験のテキストや問題集を使ったなんてことを耳にしますが、あながち間違いではないような気がします。

特に物権や根抵当権、相続などの家族法という行政書士試験ではあまり深くまで突っ込んで学習することのない範囲で、司法書士の合格者ならば、かなり有利になると思います。

何度も言うように司法書士と行政書士試験のレベルはまったく異なります。

行政書士試験に合格するだけならば行政書士試験のレベルを勉強すればいいだけです。

わざわざ司法書士試験を取ってという風に遠回りする必要はないと思います。




行政書士試験、本気になれば独学であろうが合格できる!!マジになる

行政書士試験、今年度合格を今から目指して頑張っている人も多いと思います。

この正月に新年の抱負として、行政書士になるという目標を掲げた人もいるでしょう。

初めに言いますが、今から勉強すれば十分に間に合う時期です。

そして、このブログを訪れていただいたということは少なからず、独学で合格したいということでしょう。

独学で合格は可能か不可能か?

よく上がる議論ではありますが、絶対に合格は可能です。

私が証明していますので、間違いありません。

ただ、これは決して簡単だというわけではありません。正確には人によっては簡単かもしれませんし、人によっては死ぬほど苦労することにもなります。

基本的に独学でとなると、通信講座、予備校と違って時間がかかるでしょうし、なんの予備知識や補助もなしにテキストを読んで理解するということはかなり難しいことです。

なので、合格率的なことでいえば、公表はされてはいませんが、圧倒的に通信講座や予備校の方が高いはずです。

やはりプロが教えてくれるわけですが、学習効率も良いはずです。

私自身、学生時代に塾に行って、その指導力にびっくりしたことがあります。もうしわけないですが、学校の先生よりは勉強の指導の仕方は上手でした。

ただ、学校の先生はそれ以外のことも教えてくれるので・・・・

あまり悪くは言えません(笑)

独学で合格するには本気度が必要!!!

独学で合格を目指すとなると・・・

当然に本気にならないといけないというわけです

本気本気といいますがどのくらい本気にならないといけないか?

それは個人個人で違うと思いますが、最低限でも自分の好きなことを犠牲にするくらいはしないと合格は不可能だと思います。

私は禁酒しました。

大好きなお酒を絶つ、それくらい本気で勉強しました。

そのくらいマジにならないと合格はできません。当然、予備校や通信講座は本気にならなくていいのかというとそうではありません。

どんな方法であれ、本気にならないと不合格になってしまいます。

ですが、独学に限っては誰もお尻を叩いてくれる人がいません。すべて自分のさじ加減で勉強を進めていくことになります。

なので自制力が必要になってきます。

これは気持ち一つです。つまりマジに真剣に勉強するということです。

そこは絶対に押さえておきましょう。

じゃないと合格は無理です。それだけ心にとめておきましょう。

精神論はあまり好きではありませんが、やはり最後は気持ちでの勝負ということになります。

もちろん、戦略やコツも大事であることは間違いありません。

 




 

センター試験が始まっているようだ!!管理人の大学受験

センター試験関連のニュースが報道されているのを見て、10数年前に私も受けたっけかなと少し思い出しました。

いやぁ、若いって素晴らしいですね。本当に可能性が無限大ですし、努力したらした分だけ戻ってきます。あの頃に戻れるならば猛勉強していたに違いありません。

大抵の人が思うことですが・・・。

管理人のセンター受験は!?

私はというと、センター試験を重視した、進学を目指していたので、かなりセンター試験が大事でした。もちろん大学は5流大学でした。

確か、3科目か4科目しか必要なかったような気がします。

それで大学を合格しようと思っていった私はなんともぬるい考えだったのでしょうか。

よく言えば合理的、悪く言えばなまけものです。

親が、1年間の浪人を許してくれたら、もっとレベルの高い大学に行けたのにとも思いますが、おそらく、元来なまけものの私はどうせ浪人したところでどうせ勉強しないだろうと読んでいたからの両親の行動と思います。

そういった意味では両親は私のことをよくわかっていたようです。

さて、具体的なことはあまり思い出せませんが、政治経済が自己採点で8割以上超えていたのを覚えています。

単純に高得点の原因は、好きだったからです。

これが行政書士試験の一般知識に多少はいい方向に影響していたのかも知れません。

どいうわけか昔から政治経済が特に好きでした。もし、学生時代に政治経済の中に民法や商法などの範囲があったならば、もっと楽に受験できたと思います。

ちなみに英語も好きで、結果もまずまずの得点でした。

この二つが意外と高得点だったこともあり、自分の一応志望の大学に現役で進学することができました。

志望と言ったら聞こえが良いかもしれません。

つまり、基本、好きな科目で受験できる大学を無意識のうちに選んでいたというわけです。無意識だったのか意図的だったのかという争いはありますが、一応無意識ということにして下さい(笑)

ということでセンター試験と言っても大した勉強してこなかった管理人です。

人生で一番勉強しているのは今!!

 

今の状態と比べると、

断然、

今の方が勉強している

と思います。というより確実にしています。

つまり私は今が一番、伸びしろがあり、成長期といえると思います。

遅咲きというよりは、もう遅すぎて、枯れているのかも知れません(笑)

このマインドが当時あれば、今頃は中古車ではなく、新車を、賃貸のアパートではなく、新築の家を持っていたはずです。

でも、気づいたのでよかったとおもっています。

今振り返って、思うことそれはもっと、学生時代は勉強しておけばよかったということです。

若いから何でもできるという年長者がいますが、まさに大学生、高校生なら何にでもなれると思います。

センター試験、受験されているかた、本当に全力を出し切って、素敵な未来を切り開いてください。

大学進学せずに、独学で法律家になるというのも手だと思います。

とにかく、道は一つだけではありません。

でも、絶対的な共通点があります。

それは    必ず努力は必要

ということです。



行政書士試験、一発合格するメリットとは!?

皆さん、ご存知の通り、年一回しかないのが行政書士試験です。

チャンスは一度きり、不合格ならばまた1年待つことになります。そして、1年間勉強しなければ、人間はいとも簡単にわすれてしまいます。

記憶を維持するにはメンテナンスが必要です。

だから、また記憶を保持するためにも、1年間勉強を続けることになります。

これがどんだけ辛いか・・・

私は一発では合格できませんでしたが、一発で合格すればメリットだらけです。

私を反面教師にして、ぜひ皆さんも一発合格を目指しましょう。

というわけで、今回はそのメリットについて書きたいと思います。

一発合格する最大のメリットとは?

最大のメリットは何といっても、時間の節約です。

一度不合格になるともう1年勉強しなければなりません。そして行政書士になるのももう1年待つことになります。

つまり一発合格した人に最大1年の遅れをとるわけです。

これがもし合格していたとして、1年間の勉強時間をアルバイトの時間に変えることができたならば、ものすごい金額になるでしょう。

1000時間×時給1000円だとしても100万円です。

あくまでも机上の空論ですが、それだけ時間は大事だということです。

もちろん、行政書士として登録して経営がうまくいき1千円プレイヤーになれば、それだけの損失となります。

結局は経済的な損失につながってしまいますが、一年間チャンスロスをすることになるのです。

落ちることによって、本来は勉強しなくてもいい時間ができ、その分、自由に使えたはずの時間が失われるのです。

そして、もう一つ同じくらい大事なのが、費用面でも安く済むということです。

受験料だけでも数千円は浮きます。

大体7000円くらいだった気がします。

逆に言えば、再度受験となると、受験料だけではなく、さらにテキストも買い足さないといけなかったり、場合によっては今年こそはという思いで予備校や通信講座に切り替えるという人もいるかも知れません。

その分、お金がかかるということです。

何回も何十回も独学で落ち続けるとなると結局は予備校なみの受験料がかかったということにもなりかねません。

なので、極力、一発で合格することが時間的にも費用的にも一番良いというわけです。

今年こそはと決めたら必ず合格するようにしましょう。

もしどうしても、自信がないという人ははじめっから、通信講座や通学などプロの手に頼るというのも有効な手段だと思います。




行政書士試験、得点に伸びしろがどこにあるのか?

平成29年度の行政書士試験の合格発表もあとわずかです。公式ホームページで確認したところ、今月の最終日ということで1月31日に行われるそうです。(2017年度の話です)

大変、長い時間だったと思いますが、これで泣いても笑っても一年間の努力の結果が表れるわけです。

例年の合格率で言えば、9割前後の人が涙をぬぐうことになってしまう試験です。

ある意味、非常に残酷な試験なのかも知れません。ですが、やった人が受かる試験です。

特に受験資格もなく、学歴も関係ありません。

そいうった意味では非常に公平な試験と言えると思います。




不合格者はまず本試験の結果に目を向けるべし!

さて、不合格者向けの人のためにこの記事を書いていますが、まずは自分の本試験の結果に目を向けてください。

どのようにして目を向けるのかというと、伸びしろがどこにあるのかということです。

なぜ自分は落ちてしまったのか?どういう内容で落ちてしまったのか自分を分析していくことで次につながります。

まずは、そこから再挑戦が始まると思ってください。

結果次第では、あと一歩ということもあると思います。

例えば、商法が満点で、民法も満点、一般知識も満点、他は全滅で不合格でした。という人は全然脈ありです。←対策はただ、ひたすら行政法を頑張ってください

一方、行政法満点で、一般知識が24点でそれ以外は全滅だったという人がいたとします。

このパターンは思ったよりも深刻です。

伸びしろがある科目が一筋縄ではいかない民法だからです。こういう場合は思いの他時間がかかると思ってください。

そして、一般知識の得点の底上げもかなり困難だと思います。

一口に不合格といっても内容次第では全然合格から遠い位置にいるのかどうか変わってきます。

数字だけは見てはいけません!!内容が大事です!!

ぜひ内容を見てください。そして自分の伸びしろはどこにあるのか?そしてその伸びしろを埋めていくことは簡単なのか困難なのか?

まずはそこをしっかりと見極めましょう。

このことを意識してぜひ次年度の試験に生かしていくのがベストだと私は思います。

 



社会人にとって年末年始こそ貴重な勉強時間!?

さて、今年もあと数日で終わります。中には年末年始、ものすごい日数の休暇があるという羨ましい人もいると思います。

年末年始の過ごし方は各人それぞれだと思います。

私は年末年始は大掃除と勉強します。

年末年始に勉強?はぁストイック過ぎて馬鹿じゃないの?と思われるかも知れませんが、これに反論すれば、この期間以外にまとまった勉強時間はないと言えます。

社会人にとって、唯一まとまった休暇かつゆっくり過ごせる休みといえるのではないでしょうか。

確かに大型連休はほかにもあります。お盆休み、ゴールデンウィーク、シルバーウィークなどがその例ですが、一番ゆっくりと休めるというのはお正月休みではないでしょうか?

最近の人はアクティブな人が多く、正月から買い物に出かけたりとかするかも知れません。私は毎年ゆっくり過ごしたい派です。

年末年始は夜更かしも基本的にはできますし、朝はやく起きて勉強することもできます。ただぼぉーとして、過ごすのはもったいなさすぎます。

ただ、家族サービスや大みそから正月の三が日くらいは、お酒を飲んだり、普段あまり会えない親戚との付き合いに楽しんだ方が良いと思います。そういう時間は大切にした方が良いと思います。

それ以外は勉強です!!

そうすることで、メリハリのついた休暇となるでしょうし、第一に目標とする資格の勉強でライバルより一歩出し抜くことができます。

行政書士試験や宅建士試験だとすこし早い準備と思われるかも知れませんが、早すぎるわけでは決してありません。特に行政書士試験は。

油断すると絶対に合格できません。

基本的には定期的な勉強が必要ですが、それに加えて、やれるときにやるという考えが大事なのです。

やれるときにやっておいて、後悔するときはほとんどないと思いますが、やれるときにやらなくて不合格だったとなると、かなり後悔します。

なので、この年末年始は貴重な勉強期間なのです。

やるかやらないか合否を左右する重要な期間といえるでしょう。ただ、家族や親戚との付き合いも大事なので、そちらはちゃんとしっかりと向き合いましょう。

正月の過ごし方一つで合否が決まるといっても過言ではないでしょう。

毎日勉強するという目標から極力毎日勉強するにハードルを下げてみる

行政書士試験の受験を決意したてのころは

「よぉし、毎日勉強するぞ」と意気込んでしまいがちです。

という私もそうでした。ですが、何かの拍子に一日休み、そしてもう1日休みと、いつの間にか三日坊主で勉強なんて一切やらなくなってしまったということも不思議ではありません。むしろよくあることです。

365日、毎日勉強絶対無理!!それを知ること

人間生きている以上、冠婚葬祭、傷病などさまざまなことがあります。

そこで初めからハードルを下げるのもよくないですが、

「毎日勉強する」から「極力毎日勉強するに」目標を変えてみましょう。

つまり、挫折感を少なくするための工夫です。

完璧主義な人にありがちなのが、一日でも勉強ができない日ができた途端になんかすべてがダメになったように感じ、それ以降やる気が出ないという現象です。

実は私も完璧主義です。

正確には理想は完璧主義ですが、完璧にできない、いわば”なんちゃって完璧主義”です。

勉強できない日なんて、案外簡単に到来してしまうものです。例えば、勉強しようと思っていたが、親戚の来訪でついついお酒を飲んでしまったとか、高熱にうなされて勉強できなかったとか、胃腸炎やノロウィルスになり、一日中トイレで便意と格闘していたとか。

いとも簡単です。全部仕方のないことです。

こんなことまったく気にしない人ならば問題ありませんが、釘を刺されたと台無しに感じてしまう人からしてみれば、決してちいさな問題ではありません。

そこで冒頭でオススメした、いっそのことハードルをはじめから下げるということです。

極力でいいというわけです。

そうすることで、もし1日ダメだった日があったとしても、はじめから設定した極力毎日勉強するということには違反せず、守れているのでなんら気にすることがなくなります。

実際に最近では、この考え方にしてから、三日坊主ということが減った気がします。

皆さんもお試しあれ!!

ちなみに、一日休みがずるずると多くなっていくという懸念もあるかもしれませんが、試験日が近づくにつれ毎日やるような習慣が自動的につくことが多いと思います。

元旦から行政書士試験の受験を決意すると良い?

一年の計は元旦にありという言葉がありますが、正月早々に行政書士試験に挑戦しようとする人も多いと思います。

行政書士試験に関わらず、資格試験を受験しようとするタイミングはだいたい決まっています。

大きく分けて、正月、受験の申込期間中、試験日付近、この3つだと思います。

あとは期間に関係なく自分が思い立ったときです。

上の三つの中でも特に多いのが正月だと思います。この時期は資格関係のCMが多くなります。それは元旦に新たな挑戦や抱負を掲げる人が多いからです。

通信講座関係者ではないですが、通信講座業界では一番の書き入れ時なんではないでしょうか。

というわけで資格試験受験生の中には絶対この正月に受験を決意した人が多いはずです。

確かにモチベーションは上がります。ただ持続力はというと大半の方が志半ばであきらめてしまうという人が多いと思います。

それでも、人によってはそのまま勉強を続けて一発合格という人もいます。

基本的には元旦など早い時期から勉強を始めた方が圧倒的に有利です。
もちろん、本試験が終わって、その次年度の受験を決意した方は一番有利です。なぜならば、勉強期間が1年間になるからです。

ただ、モチベーション維持だけで考えれば、短期勝負の方が良いでしょう。上の例でいうと、一番試験までの期間が短い受験申込期間中です。

行政書士試験では例年8月から申し込みで11月に試験ですから、4か月程度しかありません。

超短期間とまでは言わないまでも、短期間です。

 

ですが、絶対に合格できないという期間ではありません。

そして、短期間であれば、お尻に火がついた状態なので、底力を発揮することができるはずです。

 

ただ、短期間だからといって一生懸命勉強するとは限りません。

そして、元旦に宣言したとしても、一生懸命やるとも限りません。

つまり、どのタイミングでやろうとその人次第ということになります。

そして、何度もこのブログでも書いていますが、やはり合格を掴み取るためには勉強確保時間×試験までの日数が合格に必要な勉強時間に達していることが大前提になります。

例えば、いくら1年間という長期間、勉強期間があっても、ものすごい仕事からプライベートまで多忙の人で勉強時間が一日に1時間しか取れないという人であれば、

非常に試験合格は厳しいものになると思います。

逆に言えば、その合格までの必要最低勉強時間が確保できるのであれば、まずは合格のための第一関門をクリアしたということになります。

そして、勉強するかしないかは本人の継続力の問題なので、あとは本人次第ということになります。

元旦だから、合格するというわけではありません。

 

いくら正月の日に書初めをして、「今年は○○に合格するぞ」と書いても、結局のところ
確保できる総勉強時間が大幅に不足するようでは試験自体は厳しいものとなります。

 

何が言いたいのかというと、私は正月の気分に乗せられて受かる見込みのない試験にお金をはたくのはもったいないということです。

正月に人生変えるぞという意気込み自体は素敵だと思いますし、その向上心は非常に大事だと思います。

ただ三日坊主にだけはならないようにしなければなりません。