行政書士試験を受験を考えてる方の中で、「自分はもうこんな年齢だから・・・」とか、60代なら、さすがに行政書士試験目指しても遅いのでは!?と考える人も多かれ少なかれいると思います。
この悩みに対しての私の答えは!!
全然、遅くない!!
ということです。
それは若い方が良いに越したことはありませんが、これから人生100年時代なんて言われている時代です。
50代や60代なんて、全然若いです。
なので、決して、50代や60代から行政書士試験に挑戦すること、行政書士として独立することは、おそくはありません。
むしろ、公務員で行政書士登録する人は、定年後に起業する人がほとんどです。
行政書士を目指すのに年齢が関係ない理由
なぜ、行政書士を目指すのに、年齢が関係ないのか?
それは行政書士は転職系資格というよりは、独立起業系の資格だからです。
転職系資格であれば、雇用に当たって、年齢や経験などがハードルになることがあります。
雇用する側にも雇用の自由というものがあります。
とうぜん、企業にマッチしない人材であれば、不採用なんてこともあります。
ぶっちゃけ、企業は若さと能力を見て、採用します。なぜならば、若い方が扱いやすいですし、伸びしろが多いです。
そして何よりも、仕事を教えやすいからです。自分より年上の人に仕事を教えるというのは、結構気を使います。
しかし、行政書士として登録して、起業するということは、個人事業主ということになります。
トップはあなたです。
不採用なんてものはありませんし、もちろんクビということもありません。むしろ、あなたがクビにできる方です。
そして、自分の裁量で業務ができます。体力や知力の限界になるまで、仕事ができます。定年なんてありません。
企業にお勤めであれば、定年というものがありますが、自営業に定年はありません。
これが、行政書士に年齢が関係ない、最大の理由です。
なので、50代、60代でもどんどん試験に挑戦して、初めてみてもいいと思います。
そもそも高齢で試験に受かるのか!?
30代、40代よりもそれは頭のキレや記憶力が低調していくのは当然だとは思いますが、それでも努力したら試験は全然クリアできると思います。
ちなみに毎年、試験合格者の最高齢の方の年齢が公表されますが、ものすごいぐらいの年齢の方もいらっしゃいます。
80代とか平気でいます。さすがに特殊な例だと思いますが、気になった方は公式HPを見てください。受験者の統計が載っています。
なので、50、60代、場合によっては70代でも合格は可能です。
実際に50代や60代の方は受験会場でも見かけます。
やはりこの年代でも行政書士試験やその他の資格試験にも挑戦している人も結構います。
図書館で勉強している初老の男性も結構見かけます。行政書士のテキストを持っている人もいました。
自分が思っていたよりも、皆年齢関係なく受験しています。
そして統計を見る限りでは、合格者もちゃんといます。
なので、全然、50代、60代の方でも行政書士試験に合格は可能です。
心配しないでください。
宅建ではダメなのか!?
選択肢の一つとして、この年代で宅建取得を考えているという人は要注意です。
なぜかというと、宅建は起業メインの資格ではないからです。
取得する人のほとんどが、転職のために取得します。
50代、60代となるとさすがに転職は厳しくなってきます。
だから独立ありきの行政書士の方がオススメです。
では自分で不動産屋をやろうという人はどうなのか?
これもこれで余計なお世話になるかと思いますが、あまりいいものとは思えません。
勉強した方も多いと思いますが、業者になると、ものすごいお金が必要になってきます。
これは、事務所代や備品代だけではなく、保証協会に供託しなければいけないお金もあります。
そのため、不動産屋を始めようとなると、何百万、あるいわ何千万単位の資金が必要となってきます。
そのため、初期投資の比較的少ない、行政書士よりも参入のハードルが高くなります。
宅建い興味がある方は、ぜひ詳しく調べてみてください。
いかにハードルが高いかがわかると思います。
ということで、30代や40代などのミドルエイジならば考え物かもしれませんが、さすがに50歳代、60歳代には宅建業者になることはオススメできません。
勉強方法は何が良い!?
勉強方法に限ってはもちろん、独学でも合格は可能です。
可能なことは可能なんですが、もし1年勉強して、合格できないというのであれば、すぐに通信講座や通学に切り替えることをお勧めします。
というのも、ちょっと失礼な話ではありますが、高齢になるにつれ、頑固になり易くなるので、もしかしたら、間違った勉強方法をそのまま、続けてしまう方も少なくはないと思います。
そうなったら、なかなか蟻地獄から抜け出せない!!
そんな状態が続きます。
そうならないためにも、すぐにプロの手を借りることをオススメします。
むしろ、はじめから通信講座や通学を利用するのもありです。
合格率が高い方法は、独学よりも通学や通信講座です。
以上、どうだったでしょうか?
この記事を読んでいた抱いた方に少しでも勇気を与えることができたならば幸いです。
ちなみに、他の資格試験になりますが、とある予備校の講師にこんな言葉を残された方がいます。
その言葉がとても素敵なので、紹介して終わります。
「資格試験を挑戦するのに、遅い早いはありますかと問われたときに私ならばこう答えます。あなたば挑戦しようと思ったときが一番のタイミングです。」
ちょっと違ってたらすいません。
要は思い立ったが吉日ということです。
それ以降はどんどん遅くなるということです。
今興味があるというのならば、すぐに行動を移しましょう。