行政書士試験、最も合格者が多い年代というのは30~40代です。単純に受験者数が多いというのもその結果の要因ですが、全合格者数の半分近くを占めているようです。
10代、20代はというと全体の2割程度となっているようです。
受験者数と合格者数を比較しても合格率はあまり良くありません。
では、なぜ10代と20代の合格率はほかの年代とくらべて低いのでしょうか?
私が考えるのに、やはり自己管理能力がまだついていない点にあると思います。そして、あそびなどの誘惑が非常に多いのもこの年代です。
私個人の経験上、20代後半になるにつれ、こういった誘惑も少なくなってきました。30代になるとめっぽう減ってきます。
言い方悪いですが、勉強の邪魔となる誘惑が非常に多いのです。
コレを断れればいいですが、なかなか断れないのが現状です。友人付きあいというのものちの人生において、重要になってくるので、無碍に断るわけにもいかないでしょう。
ただ、やはりメリハリをつけて生活していかなければいけない以上、毎日あそんでばっかりというわけにはいきません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
ズバリ、この若い世代が必要なのは強制力の働く予備校などがオススメです。
もちろん、自己管理ができる、自分は信念がありあまり誘惑なんかには乗らないという人ならば、独学、通信講座でも何ら問題はありません。
でも、誘惑に負けそうというのならば、通学することをオススメします。
ルーティンにしてしまえば、わざわざその時間にあそびを入れることもないでしょうし、ましてや高い受講料を払っているのですから、授業もちゃんと受けるはずです。
これまで、10代と20代前半の欠点だけにフォーカスして書いてきましたが、何も欠点ばかりではありません。
やはり若い世代の受験生の最大の有利な点は記憶力が良いという点が挙げられます。
確かに記憶力は年齢に関係ないという話もあるにはありますが、やはり実体験を通しても10代のころ記憶力と今30代の記憶力を比べたら、圧倒的に10代、20代の記憶力の方が高かったと思います。
特に思い出す力、想起力が半端なかったと思います。
今20代の人にはわからないとは思いますが、いずれ分かるときがきます。
ということは能力的な面ではやはり、若い方が有利ということが言えると思います。
言い換えれば、足りない部分、誘惑に負けてしまう精神力の弱さ、ここさえ補えれば、いとも簡単に合格できるというわけです。
まぁ、そんなに簡単にいくわけではありませんが(笑)
つまり弱い部分、しっかりと補おうというわけです。
精神力つけましょう。
勉強続けることさえできれば合格はできます。
勉強続けるためには二つ方法があります。それは誰かに強制的にやってもらうのと、自分からやるのです。
私が中学生時代に飛躍的に成績が上がりました。これはまさしく、塾に通ったおかげです。後者の強制力というわけです。
自己管理できる人は独学や通信講座、できない人は通学、そうやって考えるといいと思います。
確かに通学となると授業料が半端なく高いです。ですが、自分への投資だと思えば、案外安いもんです。
私もつくづく思います。若いころに自分への投資ができていればなと・・・・・。
まとめると、10代、20代、特に前半の人は、人生の中で能力は高い時期なはずなので、一番有利な年代です。ただ合格するには自己管理能力が必要というわけです。