仕事で何度も同じことを言われても直そうとしない人に考えられる理由は二つあります。
まず一つはそもそも、その指示は的確でないと思っていて、あえて自分の考え通りにやっている。
そしてもう一つは言われたことを記憶していないとういうことです。
どちらもとても優秀な人とは言えませんが、まだ、はじめの人の方が救いようがあるかもしれません。なぜならば、もしかしたら本当に的確でない指示かもしれないからです。
もうひとつの言われたことを忘れてしまうということですが、そもそも意識して上司なり先輩なりの話を聞いていないため未記憶となるのです。
人間記憶するには意識をしなければなりません。この意識なしで記憶ができるとなると、どんな雑音も記憶してしまうことになります。これでは正常な生活はできなくなってしまいます。当然と言えば当然です。
そうです、あなたの言葉は雑音としてとらえられているのかも知れません。
仕事のできる、できないは仕事への興味があるかないかに比例すると思います。
行政書士試験についても同じです。意識を向けて記憶しなければそれは未記憶となります。それではいくら講座を聞いてもまったく無意味となってしまいます。
まずは意識を向けることそれが記憶の第一条件になります。
意識を向けるには、目線を注ぐ、耳を傾けるなどあります。
当たり前のことですが、集中しなければ意味がありません。記憶するということはそういうことです。
今回は仕事の話にまで、飛躍してしまいました。仕事のできる人の共通点はよく人の話を聞ける人だと思います。意識がないという人は結局何度言われても忘れてしまいます。自分の経験上もよくわかります。自分の担当する仕事の内容以外の話を聞いてもどこか他人顔をしています。これが自分の担当する仕事に今後なる可能性があるというとかなり真剣にならざるを得ません。
人間おしりに火がつかないとなかなか行動しないものです。自分に関係しないことはあくまでも関係のないことなのです。
仕事ができない、何度言われてもできないという人は仕事に全体に対する意欲がそもそも違うのです。仕事よりも終わってゲームすることしか考えていなかったりするのです。能力の問題だけではありません。