民法に出てくる数字をまとめてみた!!

民法には、期限などの数字はあまり多くはない気がします。

これが社会保険労務士試験の科目である、労働基準法や労働保険徴収法などではバンバン数字が出てきます。私も数字をひたすら覚えた記憶があります。

さて、社労士試験の話はいいとして、民法の数字についてです。

行政書士試験でこの数字について、直接正誤を問う問題は私の知る限りではほとんど出題されていません。

ただ、知っていること前提にという問題は出されることがあるのでやはり注意が必要です。

※平成29年度の記述式で不法行為の損害賠償請求の時効を書かせる問題がありました。

数字を丸暗記すればいいのかということにもなりますが、数字を知っておくとその関連する条文を数字という別の角度から覚えることができるので、できれば正確な数字を頭に叩き込んでおきたいところです。

引き出しが多いほど思い出しやすい!?

記憶の話ですが、想起すなわち物事を思い出すときに思い出すための引き出しが多ければ多いほど思い出しやすいといわれています。

たとえば、一番難しい人の名前です。佐藤さんという方がいたとします。その人の顔が優しそうで人にも甘いんだろうなぁ、砂糖みたいな人だと記憶してみると。思い出したりできます。
ちょっと例えが悪かったかもしれませんが、物事を思い出すにはこの引き出しが必要不可欠なのです。なので、数字という側面からその条文を思い出せたりもします。

民法の数字まとめ

それでは実際に民法の数字を見ていきましょう。全部ではないですので注意してください。

・20歳、4親等内、一箇月以上、7年間、危難が去った後1年間、
5年間20年、6箇月以内、20年10年、10年、20年
2年間、1年以内、50センチメートル、3箇月、6箇月、5年を超え
ない、10年、2年分、6箇月、3年

総則から物権までの間の条文だけでこんだけありました。条文順です。この数字を見ただけであぁこれは何の数字かなとわかる必要があります。

ちなみにわかりましたか?

答えがこれになります。かなり簡略して書いてみました。

成年、制限能力者の審判、制限能力者の相手方の催告、失踪の宣告、危難の場合、
取り消しの制限(知ってからと行為から)、催告、所得時効(善意、制限なし)、盗品または遺失物の回復、占有保持、回収の訴え、境界線との距離、遺失物、埋蔵物、
分割、不動産質、抵当権の被担保債権の範囲、抵当権の使用者の引き渡し猶予、根抵当権設定者の元本確定請求。

以上です。




今回は総則から物権までの主要な数字を追っていきましたが、次回機会がありましたら、それ以降の条文についてもまとめてみたいと思います。

ところで、何か気づくことがあると思います。同じ年数だったり月数があるということです。

つまり視点を変えてみると、数字→複数条文と表すこともできるということです。このまとめ方も角度を変えて記憶することができます。冒頭でも書きましたが、モノを思い出すには引き出しが多い方がいいのです。

数字→複数条文の例でいうと、たとえば10年間という数字があったとします。この10年間をヒントに関連する条文を思い出していきます。

10年間→債権の消滅時効、善意の取得時効、不動産質の存続期間の上限

とこのように思い出すことができると思います。ようは数字によるカテゴライズです。民法の数字で多く出てくる数字はある程度決まっています。なので、まとめて覚える方が効果的です。ちなみに10年、6箇月、20年が多いです

皆さんも試してみて下さい。何度もしつこいようですが、記憶するには角度を変えて覚えることも効果的です。




 

解説のない過去問は・・・・勉強にはならない。ただのアウトプット

行政書士試験の過去問は無料で公開されています。無料なのに、どうして市販の過去問集が発売されているのでしょうか。それは、解説があるからに他ならないからです。

あらかじめ言っときます。過去問や予想問題集は解説がないと勉強としてはほぼ無意味です。力試しにしかなりません。力試しと学習は違います。

解説があってこその学習なのです。ですが、せっかく無料だ公開されているものですから、過去問を使って力試し、いわゆる現状の学力を測るといった意味では多いに利用価値があります。

ただ過去問を繰り返し演習したところで行政書士試験に合格することは極めて難しいです。なぜならば、過去問がそのまま使われることはほぼ皆無だからです。過去問の問題と答えを覚えるということで合格はできません。

問題演習、解説を読むはある意味セットです。もう確実に解ける問題でない限りはかなず解説を読んで理解するようにしましょう。

また行政書士試験の過去問題の解説を無料、会員登録なしで公開しているサイトも探せばあると思いますので、そちらを利用すれば実質、過去問題集の購入をしないで過去問対策が行えます。

ただ使い勝手といえば、やはりパソコンやタブレット上よりは紙の解説に軍配が上がると思います。サイトであればリンクのクリックやタップという動作が増えてしまうからです。また目にもよくありません。

過去問題集に期待しすぎてはいけませんが、利用することはとても大事です。何といっても、過去の本試験ですから、どんな予想問題集よりも本試験の出題に似ていることはいうまでもありません。ただ何度も言いますが、過去問と同じ問題は出ません。過去問から吸収できるのは出題のされ方、範囲の確認などのみです。類題はでたとしても、まったく同じ問題は出題されません。特に民法ともなると、知識というよりは理解が必要となってきます。応用力が聞かないと問題はほとんど解けないでしょう。仮に甲という人物の表記がAという人物表記に変わっただけでもまったく違った印象になります。

行政書士試験のみならず、解説のない問題はまったくと言っていいほど、学習とはなりません。ただのアウトプットに他なりません。アウトプットとインプットとを兼ねるには絶対に解説が必要となってきます。

 

どんな勉強法よりも姿勢が大事かもしれないということ。行政書士試験に合格するために

勉強法も大事なのことは大事ですが、勉強するにあたって意外と大事なのが姿勢です。

これはあの有名予備講師である林修先生も某番組で言っていたと記憶していますが、勉強には姿勢がなによりも大事だそうです。

正しい姿勢でやる勉強とそうでない勉強とではやはり差があるそうです。
どんな姿勢が良いのでしょうか。姿勢にもさまざま姿勢があります。
ここで言う姿勢とは、態度や心構えといった広い意味での姿勢ではなく、物理的な姿勢のことです。もちろん精神的な意味での姿勢も大事なのは言うまでもありませんが。

さて勉強するうえで、最もスタンダードな姿勢といえば、座って勉強する方法です。先に答えをいうようですが、これがどうやら良いらしいです。予想通りと言えば予想通りです。

そして一番、暗記とかに向いてない姿勢はとういうと寝ながら勉強することです。これはリラックスした状態にあるからです。何かの発明などにいいかもしれません。ですが、暗記とかには向かない姿勢のようです。

なぜ暗記に向かないかというとやはり緊張感が足りないからでしょう。もうひとつあるのが、記憶を呼び起こすときには記憶したときと同じ姿勢のときに呼び起こせることが多いようです。想起するときは大抵座って試験を受けてるときですね。寝ながら試験を受ける人はいませんよね。こういう理由からも寝ながら勉強は良くないようです。自分自身、結構寝ながら勉強していました。改めます。

あと個人的に寝ながら体勢での勉強は、眠くなります。この状態で活字を読み続けると間違いなく眠くなります。注意が必要です。逆にこれを利用すれば、不眠を解消できるかもしれません。

まぁこれらのことからもやはり勉強は座ってやるのがよさそうですね。あともう一つ付け加えるとするならば足元を温めると脳のパフォーマンスが良くなるそうです。

行政書士試験のみならず、何かの試験や入試などで勉強するには、確かに勉強法や時間も大事ですが、姿勢も意識してみるといいかも知れません。

最近姿勢を注意されることがなくなってきました。昔はよく言われたものです。

仕事で何度も言われたことを忘れるはコレ?未記憶とは一体

仕事で何度も同じことを言われても直そうとしない人に考えられる理由は二つあります。

まず一つはそもそも、その指示は的確でないと思っていて、あえて自分の考え通りにやっている。

そしてもう一つは言われたことを記憶していないとういうことです。

どちらもとても優秀な人とは言えませんが、まだ、はじめの人の方が救いようがあるかもしれません。なぜならば、もしかしたら本当に的確でない指示かもしれないからです。

もうひとつの言われたことを忘れてしまうということですが、そもそも意識して上司なり先輩なりの話を聞いていないため未記憶となるのです。

人間記憶するには意識をしなければなりません。この意識なしで記憶ができるとなると、どんな雑音も記憶してしまうことになります。これでは正常な生活はできなくなってしまいます。当然と言えば当然です。

そうです、あなたの言葉は雑音としてとらえられているのかも知れません。

仕事のできる、できないは仕事への興味があるかないかに比例すると思います。

行政書士試験についても同じです。意識を向けて記憶しなければそれは未記憶となります。それではいくら講座を聞いてもまったく無意味となってしまいます。

まずは意識を向けることそれが記憶の第一条件になります。

意識を向けるには、目線を注ぐ、耳を傾けるなどあります。

当たり前のことですが、集中しなければ意味がありません。記憶するということはそういうことです。

今回は仕事の話にまで、飛躍してしまいました。仕事のできる人の共通点はよく人の話を聞ける人だと思います。意識がないという人は結局何度言われても忘れてしまいます。自分の経験上もよくわかります。自分の担当する仕事の内容以外の話を聞いてもどこか他人顔をしています。これが自分の担当する仕事に今後なる可能性があるというとかなり真剣にならざるを得ません。

人間おしりに火がつかないとなかなか行動しないものです。自分に関係しないことはあくまでも関係のないことなのです。

仕事ができない、何度言われてもできないという人は仕事に全体に対する意欲がそもそも違うのです。仕事よりも終わってゲームすることしか考えていなかったりするのです。能力の問題だけではありません。

勉強する前に勉強法や記憶に関する知識をつける。

勉強しても合格しないという人はまず勉強法から学ぶようにしてください。
このブログでは記憶力に関することも書かせていただいています。

私の学生生時代のことです。私は長期的に努力することが昔から得意ではありませんでした。今でもあまり得意な方ではありません。努力=かっこ悪いとすら思っていたくらいです。今考えればとんでもないおバカさんでした。しかし、昔の私は努力は苦手でしたが、効率はなぜかことのほか大切にしていました。ようは、怠け者だったんでしょう。勉強はあまりしませんでしたが、記憶の仕方や効率的な記憶時間などの知識はありました。夜に記憶したらいいとか、復習する方が良いとか基本的なことは中学生時代からしっていました。そのため、少ない学習時間でも結果がある程度、残すことができました。中学生時代は悪い友人ともつるむようになり、夜遊びをしたりしていました。私の学力トップクラスの友人は、私がトップクラスまではいかないまでも、上位にくらいついてくるのを知って、「いつ勉強しているの?」と不思議がっていました。そのときは適当に返事していましたが、真剣に学習時間は少なったです。ただ前述したように勉強法はなぜか知っていたので、少ない勉強時間である程度の結果は残すことができました。

高校時代は彼女ができたことやバイクに興味をもったことで、どんどん勉強から離れていくようになってました。気づくと、成績は下の方から数えた方が早いという結果になってしまっていました。ここで私はひょんなことから、本気にさせられることになります。確か、親の私をバカにした一言からはじまったと思います。具体的に何を言われたかは覚えていませんが、くやしかったのは覚えています。
その悔しさから、見返そうと直近の定期テストに向けて私は猛勉強することになります。なんとそこで私は200人中190位だった順位を200人中80位に上げることになったのです。約110人をごぼう抜きしたのです。
さすがに両親もそのときばかりは驚いていました。でも上記には猛勉強とありましたが、別に寝ないで勉強したわけではありません、普通の人が勉強するであろう勉強をしたまでです。私はまったくと言っていいほど当時は勉強していませんでしたので、勉強する=猛勉強となっていたのです。

これに一役買ったのも、勉強ではなく勉強法でした。

このように勉強でいい成績、資格試験でいい結果を残すには、まずは勉強法についての知識、記憶に関しての知識が必要なのです。まだ、これらの基本的な知識がない人は大変損しているといえるでしょう。そして、このまま勉強し始めるのは危険だとも言えます。

記憶に関する知識や効果的な勉強法を身に着ける。まずはこのことからはじめましょう。がむしゃらに勉強したからといって結果がついてくるわけではありません。

 

行政書士試験、勉強スケジュール・学習計画の立て方。

勉強のスケジュール・学習計画

行政書士試験で独学で大事なのがスケジュールの立て方にあります。

通学や通信講座であればそこまで考える必要はないんでしょうが、独学の場合は計画を立て、計画通りに勉強していくことが重要です。

今回は私がオススメする学習計画について書きたいとおもいます。

がむしゃらに勉強しようと考えている人も大まかでいいので、スケジュールは立てた方が良いと思います。

ところで一般的な学習計画ってどうなんでしょうか?

他の独学ブログなんかを参考にすると4月期に行政法をマスターして、5月期に民法をマスター、6月期に憲法マスターという感じかと思います。

上の例はちょっと極端ですが、こうゆうスケジュールの立て方はお勧めしません。

理由は後述しますが、記憶の観点からダメです。

学習計画次第では不合格となることもあるので、学習計画はしっかりと立てましょう。

オススメする学習計画

私がオススメするのは基本的には毎日、全科目を勉強するというスケジュール・学習計画です。

ですが、あくまでも理想であって、1日に確保できる勉強時間が少ないとうまくはいきません。

大事なのは基本的にはという点です。

もちろん配点の低い科目については毎日でなくても構いません、2日1回とかでもいいです。

でも理想としては配点の多寡で、一日にやる勉強時間を決めて毎日全科目取り組むのがベストです。少しわかりづらいかもしれませんので、

具体例を出すと

4月から7月まで   →憲法、行政法、民法、基礎法学、(商法・会社法)、
一般知識のすべてを毎日インプットする整理期間

8月から10月まで  →憲法、行政法、民法、基礎法学、(商法・会社法)、
一般知識のすべてを毎日演習する期間

11月から試験当日まで本試験を意識して、模試など弱点把握や要点再確認
期間

こういったスケジュールの立て方をお勧めします。

上の例でいえば、4月から7月までの間のインプット期間は、全体を把握する入門書からスタートしていき、基本書のインプットへの流れが理想になります。

もちろん、ガチガチにインプットのみしかしてはいけないというわけではありません。

アウトプットも織り交ぜながらやるとさらに効果的です。

ただ比率で言えば、この期間はインプット重視というわけです。

特に民法なんかはインプットが重要になるので、しっかりと知識を頭に叩き込んで下さい。理解を意識して学習しないと応用や事例に弱くなります。

ちなみに入門書を購入しないという人は始めから基本書を読んでください。

読む際は理解しにくいところは流す程度で構いません。

私の考えとしては入門書は基本的、民法以外は不要だと思います。

基本参考書を何度か流すうちに自然と身についていきます。

記憶力と学習計画

なぜこういった学習スケジュールをお勧めするかというと、人間の記憶にはある特性があるからです。

わかり易い例でいえば、仮にあなたが英単語を百個覚えるとします。1日に確実に2個ずつを覚えていくやり方を、50日間やり51日後にテストするとします。

一方、1日に100個の英単語うっすらと毎日覚えていき、51日後にテストするとします。

この二つの勉強方法で実際高得点を取るのはどっちだと思いますか?

実は後者の方なんです。

それはなぜか?

前者で一日目に確実に覚えた英単語はすでに50日経過したあとと古い記憶なんですね。1日目に学習したあとは復習していないから記憶があいまいになってしまいます。普通の人であれば、テストのころには忘れてしまって、覚えていないはずなのです。最終日に確実に覚えた単語は1日前の新しい記憶なので正解できると思います。後者の勉強法でいえば、単語100個すべてが一日前の新しい記憶なのです。だから高得点が出せるのです。

イメージで言えば、壁一面を赤色で塗るとしたら、薄くペンキを何度も塗るのがこの記憶方法です。

上の例はすこし極端だったかもしれませんが、これと行政書士試験のスケジュールの立て方に関しても同じことが言えます。

ただ、私の立てたスケジュールも理想であり、なかなか現実的ではなく、これを実現させるとなると始めは苦痛かもしれません。

資格取得

NGな勉強スケジュールの立て方

そこで絶対に立ててはいけないスケジュールを上げることにします。

まず、行政法と民法を最初の方に学習して終えてしまう。これはダメです。

なぜならば配点が高い民法と行政法を最初の方に一生懸命やって終わってしまうと、試験直前には忘れてしまうからです。

古い記憶よりも新しくて何度も何度も繰り返してきた記憶の方が思い出しやすいのは当然かと思います。

理想は配点の高い、行政法と民法は理想は最初から最後まで全期間学習することです。

でもこれがキツイと感じてしまう人も多いかもしれません。

では、仮に4月勉強開始するとして、6月までに行政法と民法をインプットして、その後、基礎法学や憲法のインプットを10月までする。こうしてみるとどうでしょうか?

このパターンは一番ダメなパターンなので絶対にやらないでください

理由は前述したとおり、試験当日には民法と行政法は5か月前に覚えた知識となってしまうので、記憶が薄れてしまうからです。もしやるなら、逆にしてください。

6月までを配点の低い憲法や基礎法学、その後に行政法と民法をやる。こうすると配点の高い民法と行政法が試験当日には1か月前に覚えた新鮮な記憶なので、得点も取れやすくなります。

ただあまり、民法と行政法を後回しにすると学習時間が足りなく、全範囲学習できなかったということになりかねませんので、その点は注意してください。

何度も言いますが、基本は毎日全科目学習していくのが理想です。

例えば、一日に3時間学習時間が取れるとしたら1時間は行政法、もう1時間は民法、最後の1時間で一般知識、憲法、基礎法学、(商法・会社法)といった感じで進めていくのが理想です。

そして、行政書士試験の範囲ならば、まだ全科目を勉強するのは可能です。

これが司法書士試験や司法試験など範囲も深さも膨大な試験になると無理です。

ただ、やはり長時間勉強できる人でないと基本無理だと思います。

なので、専業という方や、主婦の方など勉強時間が豊富に取れるという方は試してみてください。

時間はかかると思いますが、ある日を境に自分にものすごい実力があることがわかると思います。

まとめると、基本的には全科目を全期間に学習するのが理想です。

これが私の中での理想の学習計画です。

でも、はたきながらの受験だと、なかなか時間が取れないなど、難しい場合があります。

その場合は、せめて、行政法と民法の2本柱は毎日学習するようにしましょう。

これだけでもだいぶ違うはずです。

参考にしてみてください。

ちなみにモチベーションを上げる特効薬としての勉強方法をお教えしましょう。

それは行政法をめちゃめちゃ勉強するという方法です。

これで模試や過去問などで点数はすぐに上がります。

模試などの実力試しで自信をつけたいという人は行政法に多めに注力して勉強するのがいいでしょう。

最も点数が伸びる科目は行政法に他ならないからです。

以上、合格するための理想の学習スケジュールについて書いてみました。

参考になれば、幸いです。




エビングハウスの忘却曲線とは?記憶には復習が大事。

エビングハウスの忘却曲線とは?

エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたことがありますか?
これはドイツのエビングハウスという心理学者が発表した、記憶の忘却過程を表現した曲線のことです。

これによると人間は約4時間後に覚えたことの半分を忘れてしまうそうです。
その後は人間は時間とともに覚えたことを忘れ、約1か月後には覚えたことをすべて忘れてしまうそうです。

しかし、この曲線は一定ではありません。復習すれば忘れる度合いは低くなります。つまり復習が大事だということです。復習するまでの期限は上記によると遅くても記憶がすべてなくなってしまう、一か月以内ということになります。
もちろん早いに越したことはありません。

大事なのは復習すること

人間は忘れやすい動物・生き物なのである。
とにかく何度も復習をするこれにより得た知識を忘れにくくする。記憶を司る海馬も何度も何度も入ってくる情報は大事だと認識し、忘れづらく働いてくれます。復習をして短期記憶から長期記憶に変える。これこそが試験勉強においてもっとも大事なことなんです。。

 

行政書士試験、記憶力が悪くても合格できる!?

断言します、記憶力が悪い人でも行政書士試験には合格できます。

ただちょっとした記憶に関する知識をつけることが前提条件にあります。

記憶力が悪いのではなく、テクニックがないだけ!?

記憶力が悪いとよくいう人がいます。私の持論ではこういう人は実際に記憶力が悪いのではなく記憶するテクニックがない人なのです。

記憶力が悪いと記憶するテクニックがない、まったく同じように聞こえるかもしれませんが、違います。

本当に記憶力が悪いというの潜在的な意味で悪いということです。

はっきり言って、記憶という能力だけで言えばたいていの人たちの間で差はないと私は思っています。あの人もあの人も潜在的な記憶力は同じなのです。ここでなぜ私が”たいていの人”といったかというと…

カメラアイだけは例外?

カメラアイと呼ばれる例外の方々がいるからです。これはその名のとおり、画像として情報を記憶できるすごい人達なのです。写真を撮ったかのように正確に記憶できる。こういった人達は別世界の人たちなので、今回の話では関係ありません。

もしあなたがカメラアイの持ち主ならご両親に感謝しましょう。

話は戻りますが、学校の勉強ができる人、できない人とは言い換えれば記憶のコツをしっている人と知らない人なのです。

そしてもう一つ、勉強する人と遊んでる人の違いでもあります。

学校の勉強ができる人というのはそれだけ自分の生活の中の時間を学習についやしてきた人たちです。

勉強したかどうかの違いだけ!?

よく頭の良い人とは話が合わないという場面に遭遇します。また笑いのツボもなんか違う。こういう経験はないでしょうか?

それもそのはずです。たいていの優等生は、勉強ばっかりしているのでそういう情報(テレビなど)に疎いのです。その代り勉強の情報には精通しているのです。

私自身、どんな優等生よりもお笑いでの知識でいえば私の方が上だといえます。

もしあなたがファッションに詳しければ、優等生よりも絶対に知識は上のはずです。

すなわち、あなたの脳みその中身には何が入っているかということなのです。基本的に中身の容量は大差ありません。それが洋服のことがいっぱい入っているか数学の方程式がいっぱい入っているかの差でしかありません。

何が言いたいかというと、学生時代に成績が悪かった人、ぜんぜん気にせずに行政書士試験に挑戦しましょう。冒頭に書きましたが、記憶力の悪い人でも合格できます。学校の勉強ができなかった人でも合格できます。

ただ、少しだけ記憶力に関しての知識が必要になってきます。

ここでは行政書士試験のことだけではなく記憶に関する記事も書いています。ぜひ、ここで記憶に関するコツを学んで合格してください。




記憶力を高める記憶術~記憶にはテクニックが必要

実は記憶にもテクニックがあります。年齢を追うごとに記憶力が低下していると感じる人も多いようですが、実は記憶力低下の原因は加齢ではないことが分かってきているようです。

なので、年齢で自分は記憶力が悪いから無理だと諦めないでください。というか、年齢で言い訳はできなくなりますね(笑)

そのことを証明するように、行政書士試験におじいちゃんでも合格した方がいるようです。

参考リンク:行政書士試験、平成27年度の最高齢の合格者は82歳

さて、記憶する際のテクニックですが、いろいろと言われていますが、一般的に言われているテクニックを一つ紹介します。それは

喜怒哀楽など感情が伴った際は、記憶に残りやすい。

なので、感動しながら覚える!!これも大事なテクニックの一つです。例えば、「それはすごいなぁ」とか声に出して覚えるのもいいかもしれません。

感動できないことでも、とにかく感情を出して覚えるといいでしょう。多少わざとらしくてもいいかもしれません。

私自身の経験を思い返してみても、へぇーっと思ったことは忘れないような気がします。他にもいろいろと記憶にはテクニックがあります。それはまたの機会にします。

ちなみに記憶術というものが巷にあふれていて、中には胡散臭いと感じる人もいるようですが、記憶術というのは実際にあると思います。記憶の仕方にはやはりテクニックがあると私は思っています。

管理人も実は、過去に雑誌のウラに書いてあるような数万円する記憶術を購入したことがあります。

あれって胡散臭いと思う方もいるかもしれませんが、個人的には効果的でしたよ。

当時、その記憶方法を使って覚えたことは今でも覚えているくらいですからね。

なぜ、今私は東大卒業ではないのか?(笑)

それは当時は、その記憶術自体を覚えることが大変だったからです。それよりも目先の成績アップを優先してしまったからです。

とこのように正攻法の記憶方法だけではないことは確かです。こういったテクニックを知っておくということは決して損なことではないと思います。きっと資格試験の勉強の際に役にたつと思います。

ですが、やはり基本は復習なのです。復習ほど簡単な記憶術はありません。復習のタイミングは前回、勉強したとおり寝る前と朝起きてからが良いようです。

そしてそれは年齢はあまり関係ないということです。

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カフェインで記憶力をアップさせよう

以前、記憶のゴールデンタイムがあるという記事を書かせていただきました。ゴールデンタイムについては過去記事を御覧になってください。

記憶のゴールデンタイムを知ろう

要は記憶を定着するにも最適な時間帯があるということです。

これで無敵の記憶技!?

今回はそのゴールデンタイムと合わせ技として使えるアイテムをご紹介します。ずばりそれはカフェインです。

もはや知らない人はいないでしょう。コーヒーなどに含まれています。

カフェインにはいろいろと健康効果があることが分かっていますが、記憶力アップにも効果があるといわれています。実際にアメリカの研究で明らかにされており、カフェインには長期記憶を強化させる効果があると結論づけられました。

記憶のゴールデンタイム(午後10時から午後2時まで、午前4時から午前10時まで)に勉強をする際はカフェインを摂取して勉強する!!

これでより記憶の定着が良くなるということになります。コーヒーでいうと濃いめのコーヒーを1杯くらいがいいといわれているそうです。多すぎれば良いといいわけではなくカフェイン200mgが適量だといわれています。

カフェインが多く含まれている飲み物として、もう一つ最近有名になってきたエナジードリンクがあります。

私も好きでよく飲んでいます。

ただエナジードリンクは危険性も含んでいます。

危険なのがエナジードリンクを飲みすぎることです。

海外でもカフェインの過剰摂取により事故が起きていますのでくれぐれも注意ください。

私も結構エナジードリンク好きなので結構飲みますが、あまり飲みすぎないように心がけています。

みなさん、勉強する際にはコーヒー飲むのを忘れずに!!眠気覚ましプラス、プラシーボ効果も期待できると思います

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