行政書士試験、得点に伸びしろがどこにあるのか?

平成29年度の行政書士試験の合格発表もあとわずかです。公式ホームページで確認したところ、今月の最終日ということで1月31日に行われるそうです。(2017年度の話です)

大変、長い時間だったと思いますが、これで泣いても笑っても一年間の努力の結果が表れるわけです。

例年の合格率で言えば、9割前後の人が涙をぬぐうことになってしまう試験です。

ある意味、非常に残酷な試験なのかも知れません。ですが、やった人が受かる試験です。

特に受験資格もなく、学歴も関係ありません。

そいうった意味では非常に公平な試験と言えると思います。




不合格者はまず本試験の結果に目を向けるべし!

さて、不合格者向けの人のためにこの記事を書いていますが、まずは自分の本試験の結果に目を向けてください。

どのようにして目を向けるのかというと、伸びしろがどこにあるのかということです。

なぜ自分は落ちてしまったのか?どういう内容で落ちてしまったのか自分を分析していくことで次につながります。

まずは、そこから再挑戦が始まると思ってください。

結果次第では、あと一歩ということもあると思います。

例えば、商法が満点で、民法も満点、一般知識も満点、他は全滅で不合格でした。という人は全然脈ありです。←対策はただ、ひたすら行政法を頑張ってください

一方、行政法満点で、一般知識が24点でそれ以外は全滅だったという人がいたとします。

このパターンは思ったよりも深刻です。

伸びしろがある科目が一筋縄ではいかない民法だからです。こういう場合は思いの他時間がかかると思ってください。

そして、一般知識の得点の底上げもかなり困難だと思います。

一口に不合格といっても内容次第では全然合格から遠い位置にいるのかどうか変わってきます。

数字だけは見てはいけません!!内容が大事です!!

ぜひ内容を見てください。そして自分の伸びしろはどこにあるのか?そしてその伸びしろを埋めていくことは簡単なのか困難なのか?

まずはそこをしっかりと見極めましょう。

このことを意識してぜひ次年度の試験に生かしていくのがベストだと私は思います。