行政法は嫌いでもいい!!でも得意科目にしよう!!

行政書士試験に合格するには行政法をマスターする必要があります。

実は私自身そうでしたが、行政法はつまらないし嫌いな科目の一つでした。

ですが、そんなことも言ってられないので、一生懸命勉強して得意科目にしました。行政法を重点的に勉強したかいもあり、本試験でも結構取れました。ずばりそのことが合格につながったんだと思います。



大事なのは分かるけどつまらない科目!?

行政法がいかに大事かは配点からもわかります。

行政法がこの試験の要なのです。ですが、どういうわけか行政法はつまらないです。民法のように直接に実生活で役に立つ知識とも思えません。行政訴訟法にしたって、もし仮に行政書士となっても、代理人になって裁判できるわけでもないのに、なんで学ぶ必要があるんだとも思ってしまいます。大事なのは重々承知ですが。

行政法が好きという人はあんまりいないでしょう。

私は現在司法書士の勉強もしています。刑法など行政書士試験の試験科目にない科目も学習していますが、行政法ほどつまらない科目にはあったことがありません。

果たして、行政法が好きっていう人はいるのでしょうか?

いたらごめんなさい(笑)

なぜ、行政法はこんなにつまらないんでしょうか。日々の私たちの生活において、行政とは切っても切れない関係にあります。

行政がしっかりしているおかげで私たちはある程度幸せに過ごせているわけです。それは多少煩わしいと思うこともありますが、行政のルールによって受ける利益は計り知れないと思います。補助金なんか助成金なんかに助けられている人はごまんといるでしょう。

行政がなければゴミだってその辺に投げ捨てられるでしょうし、無許可のような悪徳業者がはびこるでしょう。こういったことがないのは行政のおかげです。

その行政の組織であったり、私たちが行政に対して働きかけるときのルールであったりを決めているのが、行政法です。こんなに重要な行政法がなぜにつまらないのでしょうか。よくわかりません。

好きなものほど上達する傾向にありますから、反対に言えばつまらないものは上達しないということになります。ですが、これではいけません。

私も行政法があまり好きではありませんでしたが、頑張って勉強しました。

そのおかげもあって、合格することができました。

行政法マスターが合格の鍵!?

これから受験する皆さんに知ってもらいたいことは、行政法をマスターしないと行政書士試験には合格するのは難しいこと。それと行政法は嫌いであっても必ず得意科目にしなければいけないことです。

行政書士試験に毎年不合格する人はこのことが抜けているのだと思います。それだけが原因ではないかもしれませんが、行政法と一般知識これは最低限、押さえておかなきゃいけない科目です。

行政法が好きっていう人はそう困ることはないですが、行政法が嫌いっていう人は少し苦労することになるかもしれません。

まとめ

行政書士試験に合格するにはつまらないかもしれないけど行政法をマスターする必要がある。

そして、合わせて一般知識の非常に大事になってくる。

行政法は私たちの生活にも影響してくる大事な法律です。




勉強で大事なのは5分、10分を大切に考えること

行政書士試験のみならず、私たちが何かを学ぼうとするときに大事なことは、5分、10分を大切にすることだと思います。

わずか5分だろうとか思う方もいると思いますが、この5分を勉強に当てることができれば、かなりの効果を得ることができます。
例えば、寝る前の5分であったり、だれかを待っている5分であったりします。たまにはぼーっとする5分もあってもいいと思いますが、これを勉強に変えれるならば変えた方がいいのは言うまでもありません。

というのも私自身、行政書士試験を通して、5分や10分のわずかなスキマ時間がいかに大切かそれがわかったからです。人間、この時間を無駄なく使えるか使えないかで人生大きく変わるのだなと思いました。大げさではありません。よくチリも積もれば山となるという言葉がありますが、まさにその通りです。

よく、タバコを吸う5分を大事にする人がいますが、5分間を勉強に充てる人はなかなかいません。5分間勉強法というものがあってもいいくらいです。5分あれば条文一つは読めるでしょうし、一問一答ならば数問解くことができます。

これを1日単位で考えると小さく感じるでしょうが、年間単位だとかなり大きなものとなります。

とにかく、5分、10分大事にしてみて下さい。あなたの学生時代、周りにいた秀才たちはこの短時間をきっと大事にしたはずです。

世の中、効率の良いとされる勉強法はたくさん存在します。良い悪いは別として。だけれども、結局は勉強時間です。いくら効率のよい勉強法を知っていたとしても、肝心の勉強時間が確保できないとどうにもなりません。

私はこのブログでしょっちゅう、スキマ時間が大事だと書いてますが、本当に大事です。むしろこのスキマ時間を利用しないと合格はあり得ないといってもいいくらいです。

まず、あなたがもし本当に行政書士試験に合格したいならば、この5分、10分の時間の考え方、意識を変えてみてください。そうすると今後のあなたの人生が変わるはずです。

行政書士試験、人気がなくなった?受験者数を見てみる!!宅建士と比較すると・・・

今回は行政書士試験の受験者数を見ていきたいと思います。受験者数の推移はどのようになっているのでしょうか?

私の感覚的も減少しているような気がしますのがそこんところどうなんでしょうか?本当に人気にかげりが見えてきているのでしょうか?

では見ていきましょう。まずは10年前の平成19年度の受験者数はというと、約6万5千人となっています。これが平成28年度となるとなんと約4万1千人とあります。2万人もの受験者数が減少となっています。

これはやはり人気が低迷しているといっていいようです。なぜ、人気が低迷しているのか?それについては憶測でしかありませんが、やはり「カバチタレ」ブームが終わったからではないかと思います。「カバチタレ」とは行政書士を題材としたドラマです。これが16年前のドラマになりますから、実際にはもうかなりブームが去ってしまっています。最近では再放送も見かけなくなりました。
この放送開始翌年の受験者数はというと、7万近い数字になっています。これはまさにブームといっていいと思います。なぜならば、カバチタレ放送前の受験者数は約4万人くらいだったからです。ということは、カバチタレブーム前に戻ったということになります。

このカバチタレブームで、記念受験の人も多かった思います。なんといっても誰でも受験資格のある非常に間口の広い資格ですから。

まとめると、行政書士試験の受験者数はカバチタレブームの異常とも入れる受験者数増加が収まり、元の状態に戻ったと言えるかと思います。

次に人気資格の筆頭ともいえる「宅建士試験」を見てみましょう。
昨年度の受験者数でいうと約20万人だそうです。行政書士試験の受験者数と比べると約5倍にもなります。改めてそのことを知るとすごい人気資格ですね。
毎年だいたいこの20万人くらいで推移しているようです。

人気の衰えない資格といえそうです。

行政書士試験は人気低迷?気味であるの比べて宅建士の人気は安定していると言えるでしょう。

さて、今回は受験者数で行政書士試験、宅建士試験をみてみました。いかがでしたか?人気が衰えているからといって、試験内容が変わるわけではありません。これはあくまでも、世の中の動きとしてとらえて下さい。

あなたが受ける価値のある資格であれば、人気など関係ありません。宅建士でも行政書士試験でも大事なのは合格することと、合格したあとのことです。

民法に出てくる数字をまとめてみた!!

民法には、期限などの数字はあまり多くはない気がします。

これが社会保険労務士試験の科目である、労働基準法や労働保険徴収法などではバンバン数字が出てきます。私も数字をひたすら覚えた記憶があります。

さて、社労士試験の話はいいとして、民法の数字についてです。

行政書士試験でこの数字について、直接正誤を問う問題は私の知る限りではほとんど出題されていません。

ただ、知っていること前提にという問題は出されることがあるのでやはり注意が必要です。

※平成29年度の記述式で不法行為の損害賠償請求の時効を書かせる問題がありました。

数字を丸暗記すればいいのかということにもなりますが、数字を知っておくとその関連する条文を数字という別の角度から覚えることができるので、できれば正確な数字を頭に叩き込んでおきたいところです。

引き出しが多いほど思い出しやすい!?

記憶の話ですが、想起すなわち物事を思い出すときに思い出すための引き出しが多ければ多いほど思い出しやすいといわれています。

たとえば、一番難しい人の名前です。佐藤さんという方がいたとします。その人の顔が優しそうで人にも甘いんだろうなぁ、砂糖みたいな人だと記憶してみると。思い出したりできます。
ちょっと例えが悪かったかもしれませんが、物事を思い出すにはこの引き出しが必要不可欠なのです。なので、数字という側面からその条文を思い出せたりもします。

民法の数字まとめ

それでは実際に民法の数字を見ていきましょう。全部ではないですので注意してください。

・20歳、4親等内、一箇月以上、7年間、危難が去った後1年間、
5年間20年、6箇月以内、20年10年、10年、20年
2年間、1年以内、50センチメートル、3箇月、6箇月、5年を超え
ない、10年、2年分、6箇月、3年

総則から物権までの間の条文だけでこんだけありました。条文順です。この数字を見ただけであぁこれは何の数字かなとわかる必要があります。

ちなみにわかりましたか?

答えがこれになります。かなり簡略して書いてみました。

成年、制限能力者の審判、制限能力者の相手方の催告、失踪の宣告、危難の場合、
取り消しの制限(知ってからと行為から)、催告、所得時効(善意、制限なし)、盗品または遺失物の回復、占有保持、回収の訴え、境界線との距離、遺失物、埋蔵物、
分割、不動産質、抵当権の被担保債権の範囲、抵当権の使用者の引き渡し猶予、根抵当権設定者の元本確定請求。

以上です。




今回は総則から物権までの主要な数字を追っていきましたが、次回機会がありましたら、それ以降の条文についてもまとめてみたいと思います。

ところで、何か気づくことがあると思います。同じ年数だったり月数があるということです。

つまり視点を変えてみると、数字→複数条文と表すこともできるということです。このまとめ方も角度を変えて記憶することができます。冒頭でも書きましたが、モノを思い出すには引き出しが多い方がいいのです。

数字→複数条文の例でいうと、たとえば10年間という数字があったとします。この10年間をヒントに関連する条文を思い出していきます。

10年間→債権の消滅時効、善意の取得時効、不動産質の存続期間の上限

とこのように思い出すことができると思います。ようは数字によるカテゴライズです。民法の数字で多く出てくる数字はある程度決まっています。なので、まとめて覚える方が効果的です。ちなみに10年、6箇月、20年が多いです

皆さんも試してみて下さい。何度もしつこいようですが、記憶するには角度を変えて覚えることも効果的です。




 

行政書士試験とビジネス実務法務検定、難易度、合格率まで比較!!どっちが難しい?

国家資格以外の法律系の資格といえば、ビジネス実務法務検定などがあります。他には法学検定であったり、タイムリーな資格であればマイナンバー実務検定というのもあるようです。

ビジネス実務法務検定ってどんな資格??

今回はビジネス実務法務検定に関して書きたいと思います。この資格といえば、いかにも上昇志向の高いサラリーマンが好きそうな感じがします。行政書士試験よりもなんとなくキャリアップに良さそうな響きです。ビジネスとつくだけに。

このビジネス実務法務検定は日本商工会議所が主催する公的資格となります。
商工会議所の資格でもっとも有名なのが簿記です。
知らない人はいないと思います。

さてそれでは行政書士書士試験と比べてみましょう。このビジ法は、1級から3級まであるらしく、2級取れればある程度、評価対象となるようです。なので今回は2級と比較してみます。

まずは合格率です。ビジ法2級の合格率は40%前後のようです。一方、行政書士試験はというと10%前後です。よって行政書士試験の方が合格率では低いということになります。

次に勉強時間です。ビジ法2級の合格までの勉強時間を調べてみましたが、50時間前後という記述が最も多かったような気がします。行政書士試験は1000時間と言われていますからなんと20倍の差があります。雲泥の差というわけです。行政書士試験が異常というよりも、ビジ法が取得しやすい資格と言えます。

と比較してみましたが、さすがは行政書士試験。言い方は悪いかもしれませんが、腐っても国家資格です。そのへんの公的資格よりは難しいというわけです。何とか面目を保つことができました。

まぁ、ビジ法も決して無駄な資格とは言えないと思います。ビジネスとつくぐらいですから、ビジネスシーンではその知識が役に立つと思います。実はというと私も数年前に興味本位で参考書を買ったことがあるからです。行政書士試験の問題とはまったく異質のものでした。実際にバリバリのサラリーマンであれば、ピーンと来るのでしょうが、私にはチンプンカンプンでした。

このビジネス法務実務検定はサラリーマンのキャリアアップや管理職向けの資格ではないでしょうか。

今回はビジネス実務法務検定と行政書士試験とを比較してみました。




 

行政書士試験、条文穴埋め問題などのドリルを使って勉強法

私が行政書士試験の受験生時代、とにかく勉強した感、頑張った感が欲しく、ドリル的なものを求めていました。一心不乱となって、ストイックにできるものです。
日常生活でいったら、筋トレのようなものでしょうか。

ドリル的なものといえば、あまり少ない思考で演習できるものが最適です。理想は反射的にこなしていけるようなものです。そんな私の理想とあったものが条文の穴埋めでした。ですが、実際にはこのような条文の穴埋め的なドリルなかなか見当たりませんでした。もちろんサイトやブログさまざま探しましたが、私が求めているようなドリル的なものは見つかりませんでした。

私が一問一答が好きなのもこういった瞬発力勝負のドリル的なものが好きだったからだと思います。持久力というよりも瞬発力です。条文の穴埋めもそうです。
結局はそういったサイトがなかったので、ドリル的な条文の穴埋め演習は行わずに受験となりましたが、一応は合格できたのでよしとします。本

私もこのブログを通して資格試験にはどうやったら効率的な学習ができるのか今も研究中なので、今後、こういった条文穴埋め的なものも作成していけたらと思っています。理想としては印刷してペンを使って穴埋めをしていくようなスタイルものがいいかと思っています。とても原始的なドリルですが。

私はさんざん書く勉強は必要ないといっていますが、このドリル的な問題はノートを取ったりすることとはまた違う勉強法だと思っています。そして、こういうドリル的な反復演習は試験勉強において決して無意味ではないと思っています。
なぜならば、こういった反復的な作業は、勉強のモチベーションを保つ上で、ある種の起爆剤となりえるからです。

よく一般的に言われている勉強のやる気を出す方法として、まずとりあえず初めて見るということです。このとりあえず初めてみる時にぜひやるべきなのがこの反復的な作業のドリルなのです。

実際にドリルというと英単語のテストや単純な計算問題というイメージだと思います。この条文穴埋めも何となく似てはいないでしょうか。いつの間にか夢中になっていたそんなことも多いような気がします。

例えばの話、もし自分が受験生だとして、勉強開始のときにすごい難しい問題をやるのと、簡単な問題をとりあえずやるのとではどちらが取り掛かり易いでしょうか。もちろん、後者である簡単な問題をやる方が取り掛かり易いと思います。

こういったことがあるので、私は条文の穴埋めのような問題も、こなすことも大事に思います。行政書士試験となると考えずに答えが出るような問題はさほど多くないと思います。暗記科目とはあまり言えないからです。

もし、legalという英単語の答えを求められているとするならば、考えるまでもなく自分の知識の中からリーガルという英単語の「法的な」という意味を答えればいいだけです。考えるということもなく、ただ思い出せばいいだけです。

これが民法の例題一つにしても、甲が何がしで乙がA土地を買ってなにがしで甲は取り消せるかとなります、問題の答えを出すのにものすごい考えださなければなりません。ただ単に思い出せばいいというわけではありません。

このように、行政書士試験の問題は少しやっかいです。まぁやっかいなのは圧倒的に民法ですが。

とにかく、行政書士試験に合格するには、勉強を続けていかなければなりません。受験生からしてみれば、勉強法や勉強のコツなどよりもまず先に続けることができるように工夫していくことが大事になってきます。
そのことも含めて勉強法ということにもなってくるのかも知れません。

勉強を続けるには、勉強=苦痛という概念を少しでも取り除かなければなりません。だから、各出版社が参考書をマンガ形式にしたら、図式を多く入れたりさまざま工夫をしているのです。

個人で工夫するとなると、まずはじめになぜ自分は勉強が続かないのか、勉強と反対行動はなんなのかそれを知ることから始めます。例えば私の場合ですと、反対行動はずばりお酒でした。仕事終わりのほとんどをお酒に割いていましたので、思い切ってやめてみました。このように反対行動を見つけて、それをやめて勉強に変えればいいだけです。簡単にいいましたが、これが難しいですけどね。

かなり横道にそれてしまいましたが、合格のために大事なのは勉強を続けることです。冒頭で紹介したドリル的な勉強も自分にあっていれば取り入れればいいですし、自分は最初から難問に難しい論点に立ち向かえるというならば、それはそれでいいでしょう。大まかな勉強法はあるかもしれませんが、私は100人いたら100通りの勉強法があると思っています。

ただ、行政書士試験は戦略的な対策が必要なのは事実です。

 

行政書士試験と法学検定の5つの大きな違い!結局どっちを取るべき?

大学生が迷う二大資格??

行政書士試験と同じく法律系の資格である法学検定ですが、いったい行政書士試験とどう違うのでしょうか?

私自身、法学検定という資格については、聞いたことはあるものの改めて調べてみるといろいろと知らないことばかりでした。

実際に、行政書士試験と法学検定どちらを取得しようかと迷っている人も多いようです。特に法学部の大学生などに多いようです。卒業した証として取得するのもありだと思います。

では、今回はこの二つを比較してみて、どちらを取得した方が良いのか考えてみたいと思います。

行政書士試験と法学検定の5つの大きな違い

それでは、行政書士試験と法学検定の大きな違いを見てみましょう。

・法学検定の方が合格率が高い

・法学検定は過去問のみの学習でも合格は可能である

・試験範囲に刑法がある。

民間資格である

・基礎・中級・上級と3種類のレベル・コースがある

これらの大きな違いがあります。まずはひとつずつ解説していくとします。

①法学検定の方が合格率が高い

法学検定の合格率ですが、後述するレベルごとにも異なってきますが、基礎コースだと合格率は60%前後とかなり高くなっています。それはなぜか、単純問われる知識のレベルが低いからというわけではないようです。
その疑問は次で説明します。

②法学検定は過去問のみの学習でも合格は可能である

法学検定はほとんどが過去問から出題されるようです。6割程度は過去問から出題されるそうです。行政書士試験と比較するとまったく違うことがわかります。なぜならば、ご存知の通り、行政書士試験は合格率1ケタですし、さらには過去問がまったくと言っていいほど出題されないからです。

③試験範囲に刑法がある。

さてこれらの違いも大きいといえば大きいですが、さらに大きな違いといえば法学検定の試験範囲には刑法があるということです。さらに上級のレベルとなると選択ではありますが、刑事訴訟法や民事訴訟法、倒産法や経済法なるものまで出題範囲となります。もちろん行政法も選択科目であります。ものすごい範囲です。行政書士試験よりは広範囲の試験となります。刑法の知識がない行政書士試験合格したらなかなか手強い試験といえそうです。

民間資格である

もう一つは法学検定は民間資格であるということです。これに対して行政書士試験は国家資格です。これはある意味、雲泥の差といえます。もちろん国家資格である行政書士の方が、認知度もパワーも上といえるでしょう。

⑤基礎・中級・上級と3種類のレベル・コースがある

そして最後は、これまでの説明の中でも何度か出てきましたが、法学検定には基礎(ベーシック)、中級(スタンダード)、上級(アドバンスト)の3つのコースがあるということです。上級ともなるとかなり難しいみたいです。ちなみに私がこの法学検定を受験しようと思っていた時代は、1級、2級、3級となっていた記憶があります。変わったのかも知れません。詳しくは知りませんが。
ちなみにこのレベル分けが合格率を高くしているもう一つの要因であったりもします。

とりあえず、このような違いがあります。皆さんはどう感じましたか?
結局どっちを取得するべきか?私的にはもちろん行政書士試験をオススメします。

なぜ?行政書士の方をオススメするのか?

行政書士試験は国家資格であるからです。この圧倒的な認知度では、おそらく法学検定ではかなわないでしょう。一概には言えませんが、キャリアアップなどでどちらが評価されるかというと行政書士試験のような気がします。ただ行政書士試験は起業を前提とした資格であるので、行政書士試験を取得したからといって、すぐに昇給、昇格とはならないように思います。一般の会社で行政書士としては活動できないはずです。スキルアップに直結する資格ではありません。
ですが、法律の知識を備えているという評価はしてもらえると思います。

大学生などの就職活動なんかでは法学検定もある程度、評価につながると思います。

法学検定もそれなりに・・ステップアップする

法学検定がまったくダメだとは言えません。なぜならば、法学検定を皮切りにどんどん上位資格を目指すという道もあるからです。基礎(ベーシック)の範囲を見てみると、基礎法学、刑法、民法、憲法と基本的な3法が出題範囲となるので、ある程度他の法律試験でも知識の流用が可能となるからです。
そして、基礎の知識を問われるわけですから、十分に他資格の土台となる法律知識が付きそうです。

これを言ったらおしまいにもなるかもしれませんが、ある程度の資格であればどんな資格でも肩書になるということです。法学検定も十分に取る価値のある資格だと思います。

行政書士試験合格者の弱い点としては刑法の知識がないことです。実際実務で必要のない知識だから出題範囲に指定されていないのかもしれませんがまったくないのもどうかと思います。私自身も現在、刑法を学んでいますが、非常に興味深い法律です。そして実生活でも行動の規範となるので知っておいて損はないと思います。

まとめ

まとめると、行政書士試験と法学検定、どっちを取るべきは一概には言えませんが、行政書士試験を取るべきだと私は思います。なぜならば、比較してわかったように合格率や資格の種類でいえば、国家資格で合格率1ケタの行政書士試験の方が圧倒的に上だからです。それだけ価値の高い資格といえます。

ですが、法律試験の入門として、法学検定は十分にオススメできる資格です。
今回は法学検定と行政書士試験の比較をしてみました。何かの参考になれば幸いです。




スーツを着て勉強すると勉強の効果が出やすくなる?心理学の話もちょいとばかり。

すごい衝撃的なタイトルですが、これはもちろん科学的に証明されていることでもありませんし、どっかの論文に書いてあったわけでもありません。ただ私のくだらない想像です。

私が大学時代に受講した心理学の授業で、教授が話してくれた話の中でとても興味深い話がありました。この話だけはなぜか記憶に残っています。ちなみに私は心理学を専攻していたわけではありません。心理学には面白い実験が多数あります。中には実験終了となるほどの恐ろしい実験なんかもあります。有名どころでは看守の実験です。これは映画「esエス」にもなりました。興味ある方はDVDを借りてみて下さい。

さて、話を戻しますが、それはある心理学の実験で、パイロットでない一般の人がシュミレーションで視野の広さを実験しました。実際に飛行機に乗って測ったのか、マシーンで測ったのかは忘れちゃいましたが、おそらくマシーンだと思います。それで制服を着たときと何も着ないときで測ると、制服を着たときの方が視野が広がったという実験結果になったそうです。これは制服を着たことで意識が上昇し、それに伴って能力も上がったということです。
確かこんな内容だったと記憶しています。間違ってたらごめんなさい。

これを勝手に解釈すると、ちょっとアホげた話ですが、行政書士試験の勉強もスーツでやったら、能力が上がるような気がします。スーツ=勉強かどうかはわかりませんが、私の中でスーツ=できる人のイメージはあります。本当に上がるかどうかはもちろんわかりまん。これはまったくの自論なので、スルーしてもらっても構いません。

でも制服がいいことは確かです。私も仕事の時なんかは制服を切るとスィッチが入りますし。オンオフの切り替えをしてくれるのも制服だったりします。また制服には団結心も上げてくれるような気がします。学生時代を思い出すと、部活のときなんかは共同の指定ジャージがあるかないかで、団結心が変わった気がします。
みんなと同じ服を着ることで気持ちが同じ方向に向いている気になれます。
制服に不思議な力があるのは実体験からもわかります。

今回はまったく、アホげた空想を書いてみました。スーツで勉強の成果が上がったりするかどうかは正直なところ疑問ですが、心理を勉強に応用するのはありなのかもしれません。人間は案外単純です。
白衣を着れば、医者や科学者になったつもりで勉強できますし、裸になれば原始人の気持ちになれるかもしれません。

何が言いたいかといいますと、勉強したり、勉強を続けるには気持ちの面での工夫が大事だということです。勉強もマンネリ化すると続かなくなります。同じ部屋でばっかりしていると勉強するのが苦痛になってきますし、同じ筆記用具を使っていると飽きてきますし。そういったときは工夫が必要になってきます。上記の例でいえば、図書館で勉強するようにしたり、筆記用具を新調したりすると気分転換になるかも知れません。

とにかく、勉強は基本的には続けるのが難しいものだと思って下さい。私も行政書士試験の受験生時代は毎日勉強続けることができたのは本当の直前期ぐらいだったと記憶しています。

何度も言いますが、行政書士試験も含めて資格試験や大学受験など試験ものは勉強しないと合格できません。となると勉強し続けたものが結果を残せるということになります。すなわち勉強続けるのが一番ということになります。

行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方が良い6つの理由

行政書士と宅建士のダブルライセンスは多い?

行政書士試験に合格された方、まずは合格おめでとうございます。
行政書士試験に合格した実力があるあなたなら、宅建士の取得もオススメします。
宅建士と行政書士試験のダブルライセンスの方は非常に多いです。

なぜ行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方がいいんでしょうか?

それについて今回は考えたいと思います。

行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方が良い6つの理由

・宅建士試験は行政書士試験より簡単だから

・行政書士と宅建士は相性がいいから

・行政書士試験と宅建士試験の出題範囲で民法が被るから

・転ばぬ先の杖として宅建士を取っとくといいから

・肩書が多いに越したことがないから

・宅建士は国家資格だから

以上6つです。ひとつづつ解説していきたいと思います。

 

①宅建士試験は行政書士試験より簡単だから

これに関してはそのままです。詳しい解説はいらないと思いますが、合格率を比較しても、そして出題形式を比較してもマーク式4択とマーク式5択+記述式と違いがあります。どちらが簡単かは言わずとわかると思います。

②行政書士と宅建士は相性がいいから

相性がいいのはなにも試験だけではありません。実務上で相性がいいそうです。たとえば、相続や離婚などでは不動産にまつわる案件も多いようです。そんなとき不動産取引のプロである宅建士の資格を持っていればいうまでもなく強いわけです。
他にもいろいろと絡みあうことが多いみたいです。

③政書士試験と宅建士試験の出題範囲で民法が被るから

これもそのままんです。行政書士試験の民法の方が高度であるのは間違いありません。つまり基本的には民法の範囲は無勉で対応できるのです。以前みたサイトでは行政書士試験の合格者であるならば、宅建士にわずか2週間程度の勉強で合格できたという記述を見た記憶があります。これは取らないと損ですよね。
民法を学習していることはかなりのアドバンテージです。

④転ばぬ先の杖として宅建士を取っとくといいから

人間、一寸先は闇です。もし行政書士として起業してうまくいかなかった場合には、この宅建士の資格が役立つかもしれません。宅建士は就職に有利な資格なんです。行政書士とはケタ違いの求人があります。なので転ばぬ先の杖、保険として取得しといてもいいかもしれません。

⑤肩書が多いに越したことがないから

あなたは肩書を何個持っていますか?よく二束のわらじという言葉がありますが、肩書が多いにこしたことはありません。肩書が多くて専門性が薄れるというようでしたら、肩書として紹介しなければいいだけの話です。行政書士兼○○という肩書だとなんかすごい知識がある人なんだぁと思ってもらえる可能性が高いです。

⑥宅建士は国家資格だから

宅建士は簡単だとか、だれでも取れるとか言われています。ですが、腐っても国家資格です。国が認めた資格ですから、価値はその辺の○○検定のような資格と違います。取っておいて損はないでしょう。自分のステータスになります。

これらの理由からわかるように、行政書士試験に合格した人ならば、宅建士を取っておいても損はありません。むしろ取らないと損です。私も以前、行政書士試験の前に宅建士に挑戦しましたが、不合格でした。ですが、今回は受けてみようと思います。これが行政書士試験とまったく科目が被らずに相性も良くないというなら話は別ですが、数週間の勉強で取れるのであれば、取得しない手はありません。




 

 

行政書士試験当日を終えたあとの体に現れた不思議な現象。

行政書士試験当日を振り返ると、緊張とはいかないまでもリラックスした状態とはほど遠く、軽く肩に力が入った状態での受験となりました。

試験を終えたとき、ものすごく頭痛がしたのを覚えています。これは憶測でしか言えませんが、緊張と極度に頭をつかった結果なのかもしれません。

この体に現れた不思議な現象は家に帰ってからようやく落ち着きました。
人間、普段使わない頭をフルに回転させるとこんなにも頭痛がするのかと思いました。頭痛の原因はたぶん、頭を使いまくった結果だけではないと思います。それなりに緊張していたことと眼精疲労なんかのせいもあるのではないかと思います。

頭痛は長引くことなく、終わったので次の日の仕事にまったく影響はありませんでした。普段事務をしている方の苦労がわかった気がします。よく、肉体労働と違って事務作業は楽でしょという考えの方がいますが、違います。それはまったくの勘違い他なりません。事務仕事も一種の肉体労働なみに体に疲労がたまります。

この体の異変は多くの受験生に共通するものなのか、私がたまたま姿勢が悪かったのか前日の過ごしの影響なのかはわかりませんが、とにかくつらかったです。

行政書士試験の当日を振り返ると真っ先にこの体の苦痛を思い出してしまいます。

対処法はあるかどうかわかりませんが、なるべくリラックスした状態で受験するしかないでしょう。皆さんも受験後の体の異変には注意してください。私は肩のセルフマッサージで体調回復が早くなった気がします。