行政書士試験とビジネス実務法務検定、難易度、合格率まで比較!!どっちが難しい?

国家資格以外の法律系の資格といえば、ビジネス実務法務検定などがあります。他には法学検定であったり、タイムリーな資格であればマイナンバー実務検定というのもあるようです。

ビジネス実務法務検定ってどんな資格??

今回はビジネス実務法務検定に関して書きたいと思います。この資格といえば、いかにも上昇志向の高いサラリーマンが好きそうな感じがします。行政書士試験よりもなんとなくキャリアップに良さそうな響きです。ビジネスとつくだけに。

このビジネス実務法務検定は日本商工会議所が主催する公的資格となります。
商工会議所の資格でもっとも有名なのが簿記です。
知らない人はいないと思います。

さてそれでは行政書士書士試験と比べてみましょう。このビジ法は、1級から3級まであるらしく、2級取れればある程度、評価対象となるようです。なので今回は2級と比較してみます。

まずは合格率です。ビジ法2級の合格率は40%前後のようです。一方、行政書士試験はというと10%前後です。よって行政書士試験の方が合格率では低いということになります。

次に勉強時間です。ビジ法2級の合格までの勉強時間を調べてみましたが、50時間前後という記述が最も多かったような気がします。行政書士試験は1000時間と言われていますからなんと20倍の差があります。雲泥の差というわけです。行政書士試験が異常というよりも、ビジ法が取得しやすい資格と言えます。

と比較してみましたが、さすがは行政書士試験。言い方は悪いかもしれませんが、腐っても国家資格です。そのへんの公的資格よりは難しいというわけです。何とか面目を保つことができました。

まぁ、ビジ法も決して無駄な資格とは言えないと思います。ビジネスとつくぐらいですから、ビジネスシーンではその知識が役に立つと思います。実はというと私も数年前に興味本位で参考書を買ったことがあるからです。行政書士試験の問題とはまったく異質のものでした。実際にバリバリのサラリーマンであれば、ピーンと来るのでしょうが、私にはチンプンカンプンでした。

このビジネス法務実務検定はサラリーマンのキャリアアップや管理職向けの資格ではないでしょうか。

今回はビジネス実務法務検定と行政書士試験とを比較してみました。