行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方が良い6つの理由

行政書士と宅建士のダブルライセンスは多い?

行政書士試験に合格された方、まずは合格おめでとうございます。
行政書士試験に合格した実力があるあなたなら、宅建士の取得もオススメします。
宅建士と行政書士試験のダブルライセンスの方は非常に多いです。

なぜ行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方がいいんでしょうか?

それについて今回は考えたいと思います。

行政書士試験に合格したなら宅建士も必ず取った方が良い6つの理由

・宅建士試験は行政書士試験より簡単だから

・行政書士と宅建士は相性がいいから

・行政書士試験と宅建士試験の出題範囲で民法が被るから

・転ばぬ先の杖として宅建士を取っとくといいから

・肩書が多いに越したことがないから

・宅建士は国家資格だから

以上6つです。ひとつづつ解説していきたいと思います。

 

①宅建士試験は行政書士試験より簡単だから

これに関してはそのままです。詳しい解説はいらないと思いますが、合格率を比較しても、そして出題形式を比較してもマーク式4択とマーク式5択+記述式と違いがあります。どちらが簡単かは言わずとわかると思います。

②行政書士と宅建士は相性がいいから

相性がいいのはなにも試験だけではありません。実務上で相性がいいそうです。たとえば、相続や離婚などでは不動産にまつわる案件も多いようです。そんなとき不動産取引のプロである宅建士の資格を持っていればいうまでもなく強いわけです。
他にもいろいろと絡みあうことが多いみたいです。

③政書士試験と宅建士試験の出題範囲で民法が被るから

これもそのままんです。行政書士試験の民法の方が高度であるのは間違いありません。つまり基本的には民法の範囲は無勉で対応できるのです。以前みたサイトでは行政書士試験の合格者であるならば、宅建士にわずか2週間程度の勉強で合格できたという記述を見た記憶があります。これは取らないと損ですよね。
民法を学習していることはかなりのアドバンテージです。

④転ばぬ先の杖として宅建士を取っとくといいから

人間、一寸先は闇です。もし行政書士として起業してうまくいかなかった場合には、この宅建士の資格が役立つかもしれません。宅建士は就職に有利な資格なんです。行政書士とはケタ違いの求人があります。なので転ばぬ先の杖、保険として取得しといてもいいかもしれません。

⑤肩書が多いに越したことがないから

あなたは肩書を何個持っていますか?よく二束のわらじという言葉がありますが、肩書が多いにこしたことはありません。肩書が多くて専門性が薄れるというようでしたら、肩書として紹介しなければいいだけの話です。行政書士兼○○という肩書だとなんかすごい知識がある人なんだぁと思ってもらえる可能性が高いです。

⑥宅建士は国家資格だから

宅建士は簡単だとか、だれでも取れるとか言われています。ですが、腐っても国家資格です。国が認めた資格ですから、価値はその辺の○○検定のような資格と違います。取っておいて損はないでしょう。自分のステータスになります。

これらの理由からわかるように、行政書士試験に合格した人ならば、宅建士を取っておいても損はありません。むしろ取らないと損です。私も以前、行政書士試験の前に宅建士に挑戦しましたが、不合格でした。ですが、今回は受けてみようと思います。これが行政書士試験とまったく科目が被らずに相性も良くないというなら話は別ですが、数週間の勉強で取れるのであれば、取得しない手はありません。