一問一答でオススメの問題集「千問ノック」の使い方 一問一答は時間のない人に適している

行政書士試験受験時代にお世話になったのが一問一答の問題集です。
私が一番お世話になった問題集と言っても過言ではありません。

ぶっちゃけ、過去問よりも模試よりも時間を費やしました。

今回はそんな一問一答愛を熱く語りたいと思います。最後にオススメの千問ノックの紹介をします。

一問一答はメリットだらけ!!

一問一答のメリットといえば、すぐに始められてすぐに終了できる点にあります。
そのため、過去問題集や予想問題集のように肩に力を入れずに開始することができます。

予想問題集や過去問題集だと、最後まで終えないと中途半端になるので生半可な気持ちでは挑戦できません。

余裕で、2時間3時間かかります。

ようやく模試が終わったと思ったら、答え合わせと解説を読まないといけません。

一日つぶれることもしばしばですし、最悪、日を跨いでしまいます。

そうなると、すぐに解説を確認できないことになり、学習の効果も半減してしまいます。

一方、一問一答は問題解く、すぐに解説読んで答え合わせ!!

速攻で知識が形成されていきます。こんな最高なことはないと思います。

過去問を本試験形式でやると・・・

例えば、過去問を本試験形式で始めた途端に家族に何かを頼まれたりと中断することが多いと思います。

中断すると解説すらも確認することができなくなるので、ある意味、時間の無駄ともいえます。

そういったことも考慮するとかなりの時間を確保しなければいけません。

冒頭でも説明しましたが、過去問題集や予想問題集であれば解説での学習時間も含めると4時間くらいの長丁場になってしまいます。

もちろん、途中でやめることもできますが、後日続きとなるとなんか気持ちがなえてしまい、やらずに終わってしまうことも多いと思います。

私はこれで結構失敗しました。

では、科目だけで分けたらどうか?法令科目だけ?一般知識だけ?でいいのではないかとお思いの方もいるかもしれません。

そもそも予想問題集や過去問題集などの本試験形式の問題をやる主な理由は現状把握ですから、総得点が出せないのであれば本来の目的を失いかねません。

例えば、本試験形式で300点満点中200点取れたから安心だという心理的な効果が途中までしかやらないとなると、台無しになってしまいます。

あくまでも本試験と同様の状態での得点を知ることが目的です。

つまり2日間で終えるのは無意味というわけです。

そして、学習としても一通り問題を終えて、解説読んで答え合わせをしてとここまでやらないと効果としては薄いです。

一問一答はすぐに解答、解説の確認が可能!!

一方、一問一答はというと、すぐに好きな範囲から始められることができます。

また一問ずつ回答して、すぐさまその正誤を確認して解説を確認することができます。

何度も言いますが、これが最大のメリットです。

今日は商法の問題のみをやろうとか、憲法の人権のところだけをやろうとかそういうことも可能です。

本試験とは違い、一問あたりに要する時間はごくわずかです。それが最大のメリットでもあります。

極端な話、10分間でも効果はあります。誰かを待っている時間、寝る前のちょっとした時間なんかでも手軽にできます。

非常にスキマ時間を有効的に使うことができます。

行政書士試験のバイブル!?千問ノック!?

そして、数ある一問一答の問題集の中でも、私が受験生時代に使っていたのがこれです。

合格革命 行政書士 一問一答式 出るとこ千問ノック 2017年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

なぜこの問題集を買ったのかというと・・・

千問ノックという衝撃的なタイトルにひかれて手に取りました。何となく、ストイックな感じがするのも、決めての一つでした。結果、購入して正解でした。

この千問ノックの特徴はというと、本から頑張れーという応援が聞こえてきそうなくらい至るところに勉強を継続させてくれる工夫がなされています。

たとえば挿絵であったり、今どのくらい自分は進んでいるのか、達成点がかわかったりします。

無機質な問題集とは違って、非常に人間味あふれた?問題集となっています。

またうれしいのがこれだけ解けばとりあえずオッケーという厳選された一問一答があるということです。

重要な問題には印がついています。これは試験の超直前期などに使い勝手がいいです。もちろん全問やることをオススメします。
※私が使用したのは2015年度版だったのでもしかしたら最新の問題集は仕様変更
しているかもしれませんので注意してください。

何周もすることが合格の秘訣!?

他の一問一答もそうですが、私がオススメするのは3周はすることです。
間違った問題に至っては4周、5周はしましょう。

インプットもアウトプットも繰り返しがミソです。

人間の記憶的にもすぐにくり返し、何度も何度もやることで短期記憶から長期記憶に変わっていくそうです。

エビングハウスの忘却曲線です。

脳がその情報を大切な情報として認識するからだそうです。

時間がない人は先ほどの目安から1周引いてください。そしてプラス1周は先ほど説明した厳選問題だけをしてください。

これだけでもだいぶ違うはずです。

特にアウトプットとインプットとして効果があるのが、過去問の焼き直しが多い科目です。

行政書士試験の問題は基本、過去問の焼き直しがないんですが、それでも行政法とか憲法とか基礎法学とか商法、会社法は類題が出題されることが多いので、特に何周もやることが大事です。

つまり、民法以外は問題の演習を繰り返しやることが非常に大事だということです。

逆に民法はしっかりとインプットしてください。その条文の趣旨をしっかりとインプットすることで、事例問題や応用問題などに対応することができます。

行政書士試験のみならず資格などの試験に合格するには一問一答は必須だと思っています。

もちろん紙上のものだけではなく、現在ではスマホアプリもいいものが出ていますのでそちらも活用する価値はあると思います。

 

 

資格の難易度が上がれば上がるほど、独学の費用がかかるという事実

FP3級はわずか2000円程度なのに、行政書士試験はその10倍!!?

思い返してみると、私がはじめて取ったFP3級の資格はわずか1冊のテキストのみで学習して一発合格しました。

掛かった参考書の金額はわずか2000円未満だったと記憶しています。
もちろん受験料は別途かかりました。無料なはずはありません。

それが行政書士試験になると10倍の20000円程度にもなります。
これが司法書士や司法試験となるといくらかかるのか想像もできません。

民法のテキスト代だけでも20000円くらい行きそうです(笑)

もちろん通信講座やスクールでも同じことが言えます。資格の難易度に比例して受講料が高くなります。その分だけ情報量が増えるということですから当然です。

最終的には独学が一番安いということになります。

それだけ費用の掛かった価値があると良いのですが費用と見合わない価値しかない資格であれば、取得すること自体も考え物かもしれません。

本当にその資格が必要なのかもじっくりと考えた方が良いでしょう。

今のところ行政書士試験に合格した価値はゼロ??

私は行政書士試験に合格しましたが、今のところこの資格の価値はゼロです。無価値です。なぜならば独立しているわけではないからです。まだ、行政書士試験に合格しただけという事実でしかありません。今のところ行政書士試験で身に着けた知識も特別、お金に変わったわけではありません。

むしろ、このブログにも独自ドメイン料金やレンタルサーバー代などの維持費というものがかかるので、今のところマイナスです。広告収入も今のところありませんので当然です。

私がこのブログを続けるモチベーションは今は自己満足以外ありません(笑)

今後、行政書士として起業したり、法人に勤め資格手当などが出て初めて資格を取った価値が生まれるのです。

しかし、行政書士よりも少ない努力でも価値の高い資格があるのも事実です。そのことについては詳しくは書きません。なぜなら、それは行政書士試験を目指している人を絶望させかねないからです。

ちなみに私は行政書士試験に合格したことを誇りに思っていますし、後悔なんて微塵もしていません。





 

 

民法の問題文に慣れない!!理解不能!?安心してください!!慣れます。

民法の問題文を読んでいると混乱する!?

行政書士試験のみならず、法律初学者の方が公務員試験や法律試験に挑むとき、必ずぶち当たるのが、民法の問題文が読みづらいということでしょう。

問題が解けないどころか問題の意図すらわからない!!

こういったことはよくあることです。

債権を持っている甲が乙に代位した?

債務を負っている丙が甲のために自身が所有している土地に抵当権を設定した?

このように慣れない状態で読んでいると誰がどうなってどうしたという当事者関係もごちゃになってくるし、ある意味、頭の中がクエッションだらけで混乱状態に陥るでしょう。

それが民法の苦手意識を作り上げているに他ならないような気がします。

解決方法はずばり図にすること!!

私も受験生時代はこのことに頭を悩ませてきました。何度か読んだら理解できる場合もありますが、簡単なのは以下の方法です。

この民法の問題文の難しさを解決するには、月並みですが、図に表すしかありません。当事者関係を図に表せばいいのです。

AさんBさん、甲さん、乙さん、甲土地、乙土地、いろいろ出てきます。それらを図であらわせばいいのです。

さらに図を表す際に一歩進んだ上級テクニックとしては、例えば売ったということ表現したい場合は英語の頭文字をつかってsellのSなんかを使って表すと少し楽になります。ちなみに貸した場合Lになります。

例えば甲さんが乙さんに不動産を売ったと図に表したい場合は以下になります。

S(売る)

甲→→→→→→→→乙

これは非常に簡単な例ですが、もっと複雑な関係も図にすると一目瞭然になります。

とにかく、図に表して、内容を整理する。

基本的ですが、これが一番即効性のある解決法です。常套手段でもあります。

ちなみに慣れてくると図式化しなくても読んである程度、頭の中で関係を理解できるようになってきます。

特に事例問題の多い、民法はまず当事者や第三者関係をしっかりとさせることが問題を解くコツとなってきます。

そしてさまざまな表現になれていくこと、すなわち問題を沢山こなすことが上達のコツです。

普段、甲乙丙表記に慣れている人が本番でABC、XYZ表記に変わるだけでも動揺すると思います。

難易度だけではなく、意外とそいうところでも引っかかってくるものです。特に本試験の緊張状態ではかなりの動揺になると思います。




そもそも、なんでこんなに民法の問題ってややこしいのでしょうか?

一度読んだだけで理解する人はまれです。その原因は問題文にあるのは間違いありません。なぜか考えてみたら、おそらくこうではないかと思います。

二つの例文を作ってみました。

Aさんは、Bさんから借りた土地上に甲建物を建てました。

Aさんは、甲建物を建てました。その建物はBさんから借りた土地上にあります。

どっちがわかり易いでしょうか?後者の例文だとおもいます。
これらの違いはAさんはという主語から述語である建てましたまでの距離にあります。こういう文章が多いのが民法の問題です。

つまり主語から述語があまりにも離れていると理解しづらくなるのです。そういった場合はもう一度主語と述語だけに着目して読んでみるといいとわかり易いと思います。

最終的には慣れというものが解決してくれる!?

これを言っては身もふたもありませんが、図を書かずして問題文の内容を理解できるようになるには、もう慣れしかありません。

私もだいぶんと慣れてきたおかけで、1度読んだだけで内容がすっと入ってくるようになってきました。

だから、もし今、「問題文の意味さえ読み取ることができない。向いてないんじゃないかな」と思っている人がいても安心してください。それが普通です。

慣れたらかならず、図にしなくても思い描けるようになります。




 

行政書士試験を受けて後悔?司法書士試験挑戦を決意して今思うこと。

すごいタイトルになってしまいましたが、半分以上は本音です。

誤解しないで頂きたいんですが、行政書士試験よりも司法書士試験の方が良いとかそいうわけではありません。

これらの両資格はまったくの別物です。活躍するフィールドも違ってきます。

なので行政書士試験を受けたこと自体に対する後悔ではありません。

もちろん、登録はまだですが、行政書士の仕事がしたくて一生懸命勉強して合格したんですから。

正確には行政書士試験を受ける際に、司法書士試験も視野に入れておけば良かったという意味での後悔です。

行政書士試験を先に受けたことが後悔!?

私はこのブログでもお伝えしている通り、現在司法書士試験に挑戦すると決意し、ただいま勉強中の身であります。

そして痛切に感じたことがあります。

それは、先に司法書士試験に挑戦してから行政書士試験に挑戦すればよかったということです。

冒頭でも説明しましたが、私の場合は行政書士試験を受けたときには司法書士試験に、本気で挑戦しようとは思っていなかったので、ある意味そこが落とし穴だったのかもしれません。

その時点で本気で司法書士試験を目指していれば、こんな無駄なことはなかったのかもしれません。

無駄なこととはどういうことかというと、はじめから高い目標を立てれば、それに伴って本気度が変わったはずですから、もっと楽に行政書士試験に合格できたという事です。

例えるならば、東大を第一志望に勉強していれば、早稲田などの第2志望を第一志望に変えたとき、ある程度は楽できると言ったかんじです。




行政書士と司法書士のダブルライセンスを狙うなら

よく他のブログでも行政書士試験と司法書士試験のダブルライセンスについて書かれていますが、実際にダブルライセンスとなると司法書士の勉強から始めて、司法書士に挑戦後に行政書士試験を受ける方とこれとは逆で行政書士試験を受けてから司法書士試験を受ける方がいます。

当然、この二通りしかないのですが、これに関して、私の意見としては断然、前者である司法書士試験合格後に行政書士試験を受験した方が良いと思います。

ご存知の通り、行政書士試験と司法書士試験とでは民法をはじめ、かなりの科目が共通して出題されます。

当然、内容や出題レベルは圧倒的に司法書士試験の方が高いです。

つまり、司法書士試験の合格者は行政書士試験にも合格しやすいというわけです。

理論的には、行政法さえ勉強すれば合格する可能性はかなり高くなります。

しかし、この逆で行政書士試験の合格者が司法書士試験に合格しやすいといえるでしょうか。答えは明白です。不可能です。

行政書士試験合格者が司法書士試験に挑戦するときの立ち位置は、初学者に毛の生えた程度なんです。

つまり他の司法書士試験の初学者の受験生のスタートラインよりすこし前に出てる程度なんです。

アドバンテージはあってないようなものです。

もちろん、私みたいに合格基準点ギリギリ狙いではなく、満点狙いのようなきっちり勉強した人はそれなりにアドバンテージがあるにはあると思います。

もし、これが逆だとしたら、司法書士試験合格者、あるいわある程度勉強して受験した人は行政書士試験の受験生としてはもうゴール手前でスタートを切るようなもんなのです。

新たに行政法というものを勉強しなければなりませんが、ご存知の通り、行政法は簡単です。
あるいは無勉で行政書士試験に合格なんてこともあるかもしれません。

ということで、司法書士試験合格者、あるいわ受験経験者からしてみれば、行政書士試験は簡単な試験と感じられるはずです。

おそらく、行政書士試験合格者の中にも、司法書士試験合格者が少なくないでしょう。そいった意味ではもしかすると、行政書士試験の合格率は実質、もっと低くなるのかもしれません。

まとめると、これから行政書士試験と司法書士試験の両方を受験しダブルライセンスを目指す方、受験勉強開始の時期にもよると思いますが、可能な限り司法書士試験から勉強し、受験することをオススメします。

私はそれをしなかったばかりに今すごい大変な思いをして司法書士試験の勉強をしています。




知的労働から肉体労働はありでも、肉体労働から知的労働はありえない。転職には資格という手土産が必要?

今日は私の経験も踏まえて、転職について書きたいと思います。転職といえば、人生に一度ならず何度かは経験することだと思います。一つの会社に骨をしずめるというのはもはや過去の習わしなのかもしれません。

本来であれば、1つの会社にずっとしがみついてキャリアを重ねていくのがいいでしょうが、いろいろな事情によりなかなか難しいのが現状です。待遇面であったり、人間関係であったりと。

そもそも新卒からずっと同じ会社に所属するというと、生半可な気持ちで就活してはいられないでしょう。ずっとやりたかった仕事だったとか、絶対私はこの業界に行くんだというような覚悟がないと一つの会社にしがみついてはいけないでしょう。とうの私はというと、就活にあまり力を入れてこなかったため、転職を何度も繰り返してしまうという情けない結果になってしまっています。

今、現在私は近い将来法律家として起業することを夢みて、肉体労働で生計を立てています。

起業はもちろん真剣に検討していますが、転職にもまったく興味がないわけでもありません。

せっかく行政書士試験に合格したのですから、知的労働に転職したいのも事実です。

ですが、私も数々の転職の経験により、うすうす気づいてはいますが、肉体労働で生きてきたものが知的労働に転職しようとしてもなかなか採用はしてもらえません。

せいぜい、ブルーカラーとホワイトカラーの中間くらいの職場にしか転職できないでしょう。例えば、介護だとかです。

しかし、この逆、知的労働から肉体労働への転職は良くあることです。私も大卒ながら肉体労働で働いていますが、決して珍しいことではありません。ですが、そういう人のほとんどが就活をさぼってきたりと訳アリな人が多いのも事実です。

私のようにずぶに肉体労働の世界に染まってしまったものは、知的労働、俗にいうホワイトカラーでスーツを着た職業に転職することはまったくできないのでしょうか?

私は決してそうではないと思います。私はまだ行政書士試験に合格してから転職は一度もしていませんが、行政書士試験合格という事実は知的労働への転職の際の手土産になると思っています。

この行政書士試験という国家資格に合格したという事実はもちろん履歴書に書くことができます。ただし、「行政書士」とはかけません、「行政書士試験合格」と書くことになります。

これをどう評価してくれるかは実際にはわかりませんが、まったく評価してもらえないことはないと思います。国家資格に合格をしたという事実はある程度の努力をした人、一つの目標に向かって努力ができる人と読み取ることができるからです。

私が気にしているだけなのかもしれませんが、転職の際には資格のような手土産がないといけない気がします。特に知的労働の世界ではそういったことが求められるような気がします。

もし仮に生まれてこの方、働いた経験がないアラサーの男が、不動産業の求人に応募したとします。誰が採用してくれますか?企業もボランティアではありません。

ほとんどがお祈り文章と履歴書返送で終わります。社会人経験のない、無資格者など、ほとんどの企業が雇ってくれないでしょう。これが「宅建士」の資格を持った無職だとしたらどうでしょう。宅建士は必置資格なので、数人のうち一人は有資格者ではならないという法律があります。確か5名に1名くらいだったと記憶しています。間違ってたらすいません。

無資格の無職よりは圧倒的に有利です。もしかしたら、面接までこぎつけ、人柄とやる気しだいなら採用してくれるかもしれません。

このように資格は武器でもあり、ある意味、転職先や就職先への手土産ともなるのです。

行政書士試験の資格でもいいですし、宅建士のような必置資格でもいいです。資格があれば、それだけで有利なのは間違いないです。できるなら、誰でもちょっと勉強したらとれるような資格はさけ、難関すぎないような資格を取ると良いでしょう。

私は「1000時間勉強したら人生変わる」ということを信じています。

1000時間勉強したら取れる主な資格について書いた記事です。

たった1000時間、一年間で言うと一日3時間くらい勉強すれば人生変わるような資格が結構あります。行政書士試験もそのうちの一つですが、参考にしてみてください。

まとめになりますが、資格があるのとないのとでは転職や就職に関してもまったくと言っていいほど結果が変わってきます。もし今までの人生で、あなたが怠けてきただとか道を間違えて違う方向に行ってしまったとお思いでしたら、資格を取ることをオススメします。資格を取ることで、努力の証明にもなりますし、きっといい方向へとあなたを導いていってくれます。

日本という国は、あなたが勉強さえ死ぬ気で頑張りさえすればずっと無職であったとしても逆転できるシステムがあります。弁護士や検察官、裁判官にだってなれます。そして、それらは高収入と社会的身分がある意味、保証されています。

いろいろと世知辛い世の中といわれていますが、まだこの救済システムが存在する日本も捨てたもんじゃないと思いませんか?私はそう思います。

 

 

行政書士試験合格に必要な勉強時間は1000時間程度!!同じ時間勉強したら取れる他の資格は何なの?それだけで人生変わる?

行政書士試験合格に必要な勉強時間はおよそ1000時間と言われています。

もちろん個人差はありますが、だいたいこれくらいらしいです。私は実際に計ったわけではないので、わかりませんが、1000時間もかかりませんでした。

自慢ではありませんが、少しだけ自慢です(笑)

では人間1000時間勉強したら行政書士以外に何になれるのか?

今回はそれについて書きたいと思います。

1000時間も勉強ってきついの!?

1000時間って聞くと、えっきついの?

大したことないの!?と具体的にどんな感じかわかりません。

まず1000時間についてどのくらいなのか説明すると一年間1日、3時間ちかく勉強しなければなりません。

皆さん、この毎日3時間の勉強どう感じますか?

苦行このうえないという人もいれば、楽勝という人もいるでしょう。でも大半の人にとってはキツイですよね。

私は正直キツイと思います。3時間勉強するということは3時間他のことを我慢しなければなりません。

それはテレビだったり、遊びだったりお酒だったり。何かを我慢しなければ得られるものはないということです。

私も例外なく犠牲にしました。詳しくは下記の記事に書いてます。

行政書士試験合格の為に犠牲にしたもの!!

でもそれに見合うだけの社会的名誉な資格、あるいわ安定した収入を得られるのであれば、話は別です。

勉強もそれほど苦にならないでしょう。例えていうならば目の前にニンジンをぶら下げられているようなもんですから。




1000時間勉強したら取れる資格って!?

ところで、1000時間勉強したらどんな資格が手に入るのでしょうか?

実際に調べてみました。

もちろん実務経験の有無によって受験資格がありますが、それは今回抜きにさせていただきます。単純に勉強時間だけでの話です。その結果が以下となります。

・簿記一級

・TOEICスコア700くらい

・建築士2級

・社労士

・気象予報士

となります。他にもいろいろありましたが主要なのがこれらの資格です。

どれも社会的名誉のあり、高収入が期待できる資格ばかりです。

これらの資格が手に入るならば、毎日3時間くらい勉強を頑張ってもよさそうですよね。

特筆すべきなのは気象予報士が意外にも1000時間で取れるということです。

難関資格とテレビさんざん言われているので、もっと学習時間がかかるかと思っていましたが、案外そうでもないんですね。

さらに見てみると、士業仲間の社労士も入っています。若干、行政書士試験と比べて社労士の方が学習範囲が広いような気がしますが、あまり学習時間は変わらないようです。

TOEICが700点というのも驚きです。

ということで一日3時間、1年間勉強したら、案外取れる資格はすごいということでした。

どれを取るかはあなたの自由です。

1000時間勉強したら人生変わる!?

一番知ってもらいたいのは、世の中1000時間何か真剣に勉強したら、一発逆転が可能だということです。

私自身、とにかくそのことが知れただけですごくうれしい気分になりました。

私のように、なかなか社会では実力が出せずにくすぶっている皆さん、まずは1000時間勉強してください。

そうすれば人生が開けるかもしれません。たった毎日3時間、専門的な勉強すればいいのです。

それも一年間の期限付きでです。さらに2倍頑張れば半年に縮小することが可能です。3倍頑張れば4か月までに短縮できます。

こんな簡単なことは私はないと思っています。

こんなに限定的な時間の勉強だけで、勝ち組になれるのはおいしすぎます。

例えば、失業中で就活以外なにもやることがない人、フリータでアフター5がある人、主婦で社会復帰しようとしている人、チャンスです。

勉強次第で人生が大きく変わるかも知れません。

大袈裟かもしれませんが、私は勉強次第で、成功者になれる日本に生まれてほっとしています。

これってもっとも公平なことだと私は思います。

顔も運動能力も関係ありません。ただ勉強するだけです。個人差はあるにしろ、勉強して記憶すればいいだけです。

そうすることだけで勝ち組と呼ばれる人達に仲間入りできるのです。もちろん、資格取得後の努力も必要ですが、社会的な身分は保証されます。

士業に関して言えば先生と呼ばれたりもします。

有資格者というだけで、個人の評価が上がるのです。これほど気持ちいいものはないかと思います。

たった1000時間勉強すればいい。それだけです。

これだけは覚えといて損はないと思います。




行政書士試験、難易度だけで見た立ち位置。他法律系資格と比較してみる。

これから受験しようとしている人にとっては、今から説明することは勉強を始める前には当然知っておくべきことだと思います。

まず行政書士試験は他の法律系資格と比較してどのくらいの難易度なのか?

中には他の法律系の資格は弁護士しか知らないという方もいるでしょう。

とにかく、行政書士試験が弁護士の試験より簡単なのはみなご存知かと思います。では実際に行政書士試験がどれだけ難しいのか見てみましょう。

また他の士業にどんなものがあるのかもこの際、覚えておきましょう。

今後ダブルライセンスやトリプルライセンスを検討する際に知っておいて損はないと思います。




他士業と比較してみました・・

下に他資格との難易度を超簡単に示してみました。ちなみに8士業と呼ばれるものではありません。とにかく有名どころの士業を集めてみました。

司法試験(弁護士)>司法書士>税理士>社労士=行政書士>通関士>宅建士

とこのような順番になるかと思います。なお、このブログでは行政書士試験の方が、社労士試験より難しいであろうとしていますが、世間的には社労士試験の方が上ととらえられているようです。

あえてここでは同じということにしてみました。

社労士試験と行政書士試験どっちが難しいか?直接対決してみた

難易度を見る前にさらっと、士業の試験の種類を確認してみましょう。ちなみに行政書士と相性の良い資格は社会保険労務士とか宅建士試験なんて声が多いです。

他士業のまとめ

司法試験・・・・弁護士や検事、裁判官になれる日本一有名な法律系資格です。

司法書士試験・・登記関係や裁判書に出す書類の代書ができます。

税理士試験・・税に関してのスペシャリストになるための試験です。

社労士試験・・労働関係や保険や年金などのスペシャリストになるための試験

通関士試験・・・貿易関係の手続きをするスペシャリストになるための試験

宅建士試験・・・不動産取引の際に必要な資格です。人気の資格です。

 

これで各士業がどんなものか分かったかと思います。

では上記の難易度の差を見てみることにしましょう。やはり最初に目につくのが宅建士が一番簡単で取りやすいのがわかります。

宅建士が法律系の科目といえるかどうか微妙なところですが、試験で問われるのが法律的な知識が多いため、法律科目と呼んでも私はいいと思っています。
一応、民法が入っていますから。入っていなければ呼べないと思います。

それに数年前に宅建主任者から宅建士になりました。

ちなみに管理人は平成29年度の宅建士試験には一応合格しています!!

もう一つ特筆すべきは、わかりづらいかもしれませんが、税理士と社労士・行政書士にはだいぶひらきがあります。その点注意してくだい。

税理士はやはり難関資格というわけです。税はやはり複雑なので、時間がかかるんでしょう。




 

士業を偏差値や大学で表すと?

なお、とあるサイトで士業などの資格の偏差値化がなされていましたが、それによると行政書士は偏差値60くらいだそうです、ちなみ司法試験は偏差値77だそうです。司法試験はさすがにすさまじい数字となっていました

。以前、これらの資格が大学で表現されていたのを見たことがありました。それによると弁護士が東大、司法書士が早稲田、行政書士はマーチだそうです。
となると私はマーチ卒となるのでしょうか?

5流私立大卒の私としてはちょっとうれしいです。

こうやってみると、他の法律科目に比べると行政書士試験は難関資格でないことがわかります。

司法書士や司法試験はまさに雲の上の存在ともいえるかもしれません。

これで行政書士試験の立ち位置が他資格と比較してどのへんにあるのか分かったと思います。

あんまり認めたくはありませんが、司法試験や司法書士試験に比べるとだいぶ難易度は落ちます。ただ簡単ではないことは確かです。

宅建士試験に苦戦した人からしてみれば、その上の難易度の行政書士試験は難しく感じるかもしれません。他フィナンシャルプランナーに苦戦した人はもっと勉強しなければなりません。

ですが大事なのは、あなたがこれから目指すのは司法試験でも、司法書士試験でもなく、行政書士試験だということです。

ぜったいに届かない、雲の上の存在ではありません。努力次第では全然、手の届くところにある資格です。

それは肝に銘じてください。あきらめそうになったり、無理だと思ったときはこのことを思い出してください。そうすると気持ちが楽になるはずです。

司法書士試験や司法試験を受けようとする人がどんだけ覚悟を決めて勉強しなければいけないのかが良くわかります。

勉強時間で比較してみると・・・

司法書士試験で一説には3000時間の勉強が必要と言われています。

ちなみに司法試験にいたっては1万時間以上の勉強と呼ばれています。

良くテレビで一日13時間の勉強を何年も続けてようやく合格したという話がありますが、それほど努力しないと弁護士にはなれないということです。

それらに比べたら1000時間の行政書士なんて、楽勝です。

この目安がある程度、正確であるならば、司法試験は毎日10時間勉強したとしても、3年も掛かることになります。

毎日10時間ですよ。想像できますか?働いている人からしてみれば、睡眠時間は4時間程度しか取れないことになります。

想像しただけで気がおかしくなりそうですね。

基本的に司法書士の場合は合格して登録したらすぐに実務スタートできます。もちろん試験もすぐに実務ができるような内容になっています。

ですが、司法試験は合格後も勉強しなければいけません。確か1年間は弁護士にもなれないはずです。

時間的な経済的な損失はものすごいものです。

なので、私には到底無理だと思います。

やはり、基本的には司法試験は法学部の大学生が学生時代に猛勉強して取る資格なんだと思います。

一方、行政書士試験は1000時間です。1年間、毎日3時間の勉強で合格可能な資格です。

どうですか?少しはやる気が出てきませんか?

何度もいうようですが、行政書士試験は十分に手の届く資格なのです。

まとめ

行政書士試験の難易度で見た立ち位置は法律系資格、いわゆる士業では下の上または中の下くらいです。

決して手の届かない資格ではありません。

そして、行政書士試験の偏差値は60くらいと言われており、大学はマーチくらいということらしいです。

合格までの標準学習時間は約1000時間と言われており、司法書士試験の3分の1程度見たいです。

以上のことから、行政書士試験は専業はもちろん、働きながらでも十分に合格できる可能性の高い資格試験といえるでしょう。




 

行政書士試験、時間が足りないという状態にならないためには

一問につき何分考えることができる?

行政書士試験は3時間という制限時間内で60問の問題を解かなければなりません。これは単純に1問3分で解かなければならないということになります。さらに言うと1つの選択肢について36秒で正誤判断をしなければなりません。と単純計算してみましたが、実際には時間のかかる記述式や文章理解や見直しや自己採点の解答写しのことを考えると、それら以外は2時間程度で解くこととなります。2時間で54問となると1問あたり2分を切ってしまいます

なので制限時間内に全問を解答するには1問あたりの解答時間をより短くする必要があります。そうではないと時間が足りないという状態に陥り、非常に悔しい思いをすることになります。

解答時間を早くするには行政法がカギ?

まずこれを避けるためにはやはり行政法の対策を完璧にするということです。暗記科目といっても良い行政法は考えて答えを出す出題のされ方は少なく、知識のみで解答を導きだすことができます。なので、素早く判断できます。おまけに配点が高いということは問題数も多いので、行政法で時間を短縮すればそれだけ試験全体の時間の消費を少なくすることができます。このブログでは何度も言っています行政法の攻略なくして、合格はありえないということはここにきても出てくるわけです。

そして、問われ方によっては全部の選択肢を見ないという決断も必要です。一番、これができやすいのは誤っているものはどれかという問題です。
誤っている選択肢はどれかという問題は比較的に精査しやすいのです。誤っている選択肢は非常にわかりやすいです。正解はどれかという問題はどれもそれらしいことをダミーの選択肢にされますので、非常にわかりにくく悩んでしまいます。けれども、誤っている選択肢を選べというのは経験上簡単に選ぶことができます。なので、明らかに違うという選択肢が見つかった段階でそれを解答としても大丈夫です。

試験の基本中の基本事項

もう一つはこれは試験の基本中の基本で、行政書士試験のみならず他の資格試験、テスト全般に言えることです。それはわからない問題に時間をかけすぎないということです。まずわからない問題はどんどん飛ばしていきしょう。そんな奇問に時間をかけてて、他の良問が解けないようでは本末転倒もいいところです。
基本ですが、できていない人が多いのが現状です。

これでも、制限時間ギリギリ或るいわ時間が足りないという方は単純にアウトプットの練習不足だと思ってください。素早い判断をするには1問1答で練習するのがオススメです。即答してやるぞぐらいの気持ちでやってください。

私の場合、時間が足りないということはありませんでした。でもあまりすぎるということもありませんでした。

時間が足りなくて全問に当たることができなかった。これだけは行政書士試験で絶対避けたいところです。




行政書士試験と宅建士試験を比較してみる。難易度は?

出題範囲が被る!?だけど実際は民法だけ

行政書士試験と宅建士を比較してみましょう。よく行政書士試験と宅建士の試験は出題科目が被ると聞きますが、果たしてどうなんでしょうか?

実際は民法しか行政書士試験の範囲と被ることはありませんでした。
宅建士の試験では、主に宅建業法と、民法、国土利用計画法、税法などが出題範囲となっています。

もちろん、宅建士は不動産を扱うことになるので、不動産の取引に関することや不動産の税金に関する知識が必要となってきます。よって上のような科目が出題範囲となります。



行政書士試験と宅建試験の民法は別物

民法が行政書士と宅建士試験の両方に出題されますが、これらは同じような問題が出るのかという疑問があります。これについては、難易度も範囲も違ってきます。
全くの別物と思っていただいて構いません。



当然、上位資格である行政書士の方が難易度の高い問題が出題されます。そして範囲はというと、宅建士は物権がメイン、行政書士は債権がメインで出題されます。もちろん、メインというだけであって範囲は民法全部であることには変わりありません。まぁ、宅建士試験で物権がメインで出題されるのは不動産を取り扱うので当然ですよね。ちなみに宅建士試験では親族は出ないようです

行政書士試験と宅建士試験いったいどっちが難しいの?

続いて、試験の難易度について見ていきます。標準の勉強時間を比較していみると以下のようになります。

宅建士試験 300時間        行政書士試験  1000時間

どうでしょうか、行政書士試験の方が長い勉強時間が必要です。宅建士のおよそ3倍勉強しなければならないことになります。このことからわかるように、宅建士試験より行政書士試験の方が難易度は上ということになります。
勉強時間の比較だけではなく、問題の出題のされ方でも難易度の差がわかります。
まず、行政書士試験はご存知のとおり5択と多肢選択問題、記述問題、この3つの形式での出題となります。一方、宅建士試験はというと4択問題のみと圧倒的に簡単な出題形式となっています。

5択と4択では雲泥の差!?

5択と4択では難易度にかなりの差が生じてしまいます。もし当てずっぽうで答えを選んだとしても、単純計算ですが5パーセントの差が生じます。小さく感じるかもしれませんが、実際は大きな差となります。5択はより深い知識が必要となってきます。

宅建士試験の合格点は毎年変動しますが、おおむね50問中35問前後となっています。やく7割の問題に正解しないといけません。一方、行政書士試験は補正措置がない限り、今のところ6割の180点が合格ラインと固定されています。
出題形式と4択を考慮するとたとえ行政書士試験の6割でも宅建士試験の方が簡単なことは間違いないです。

就職には強い宅建士資格!!独立できる行政書士

宅建士の資格を持っていると、就職に有利です。なぜなら宅建士の資格は必置資格と呼ばれ、5人に1人は宅建士がいないと業務ができない決まりになっているからです。それは就職に強いはずです。現に不動産業界の求人は多く、宅建士の有資格者を募集している企業が多数見受けられます。
基本的には行政書士はこういった必置資格ではなく、それどころか一般企業で行政書士として就職することができません。

というわけで行政書士の資格をというと就職にはことごとく弱いです。詳しく書いた記事がありますので、知りたい方は下記のリンクからどうぞ。

行政書士試験は求人が多いのか、少ないのか?そもそも就職できるの?

このように、行政書士試験と宅建士試験は難易度も違えば、求人の多さまで違います。どっちが一概にいいとは言えません。宅建士資格も魅力的ですし、行政書士資格もやはり独立もできるので捨てがたいです。そんな風に思う人はこの際、両方取得してみるのも良いかもしれません。どちらも受験資格はありませんので、誰でも受験可能です。二つの資格を取得してダブルライセンスとして、独立するのも良いかもしれません。実際に、行政書士と宅建士のダブルライセンスの方は結構います。

冒頭にも書きましたが、実は民法しか試験科目は被っていません。ですが、なにも被らない資格を取得するより有利です。試験日は宅建士の方が1か月ほど早いです。宅建士に挑戦し、次に行政書士試験に挑戦するというパターンも可能です。

実は私も今よりももっと若いころに宅建士を受験したことがありました。残念ながら数問足りず不合格となってしまいました。今後、また挑戦してダブルライセンス目指したいと思っています。



よく間違われる?行政書士と司法書士の違い

行政書士と司法書士の違いは何か?

どっちとも後ろに「書士」という言葉がついています。

このことにより、司法書士も行政書士も法律に関する書類作成の仕事というのは何となくわかると思います。

もちろん、両方とも士業です。

実は士業も結構あります。例えば行政書士の他に、社労士、弁護士、税理士などがあります。

よく8士業なんて言われたりもします。

8士業って何?難易度順は?

両方が士業ということはわかった思います。

さて、どんな仕事内容で、試験はどっちが難しいのかなど調べていきたいと思います。




まず、提出する書類の提出先が違う

行政書士はその名のとおり、行政機関(国の機関、地方自治体など)に書類を提出します。具体的には許可や認可などの書類を作成します。

車庫証明や名義変更など、車屋関係の書類がわかり易いと思います。

中古車など買った人ならば、分かると思いますが、明細に行政書士代というのが組み込まれていることが多いと思います。

一方、司法書士はというと法務局、裁判所などに提出する書類を作成します。

おもに不動産の登記などの書類を作成します。

実務上のメインはやはり不動産登記のようです。それ以外にも裁判書に提出書類もあることにはあるようですが、積極的に取り扱っているところは多くはないみたいです。

後述しますが、試験のメインもやはり、民法と不動産登記法ですから、得意な人はもちろん多いのでしょう。

逆に得意じゃないとやばいでしょう。

一方、裁判所に出す書類のための知識となる科目は民事訴訟法です。これは、試験の配点でも少ないということで、マイナー科目と言われています。

資格の難易度は?どっちが上!?

断然、司法書士の方が上です。一般的に言われている両資格の合格までの学習時間を比較してみると、行政書士は800時間〜1000時間程度、司法書士は2000時間から3000時間程度と言われています。

つまり司法書士試験の方が範囲が膨大で、攻略までに時間がかかるということです。

この学習時間の違いを見ても司法書士の資格がいかに難関かわかると思います。

もちろん、時間もそうですが、試験科目の数も違います。司法書士試験は、行政書士試験の法令科目に比べて、何科目か多くなります。

具体的には刑法や民事訴訟法、司法書士法、供託法、不動産登記法などがあります。それだけ試験範囲も多岐にわたるということです。

そして当たり前ですが行政書士試験と被る科目、例えば、会社法や民法などありますが、レベルも問われる問題の質も司法書士試験の方が上です。

このように、一般の人によく間違われる行政書士と司法書士はこんなにも違います。職域が違うのはもちろん、難易度まで違います。

唯一、似ているのは名前だけです。

どっちを取ったらいい!?

どちらが良いとは言えませんが、自分のやりたい職域を選択してみて、その職域が行政書士ならば行政書士試験を受ければよいことですし、職域が司法書士ならば司法書士を受ければよいと思っています。

やはり年収的な面、社会的ステータス面では、一般的には司法書士の方が上と言われています。

ただ、行政書士の取り扱える書類はかなり多いです。

独立してうまくやれば、行政書士でも稼げるでしょう。

ちなみに司法書士試験を受けるには相当の覚悟と勉強が必要です。独学で合格できるのは行政書士試験までとも言われているくらいですから。

2年、3年は当たり前です。桃栗三年柿八年くらいの精神でないとかなり厳しいでしょう。

もちろん、一日取れる勉強時間が多い、無職の人、ニートの人なんかは多少は期間が短縮できるんでしょうが、それにしても血のにじむような努力が必要になります。

また宅建士試験を受験し、合格して自信がついたところで司法書士試験の受験を決める人がすくなくないようです。

まぁ、同じく不動産を取り扱う資格なので宅建士試験にも似ているといえば似ているといえるのではないでしょうか?

ただ、明らかにレベルの差が違います(笑)

まとめ

行政書士と司法書士の違いはかなり大きいということです。試験の難易度から仕事までまったくと言っていいほど違いがあります。

どちらを取るかは職域などで判断しましょう。どっちが良いとは言えません。

年収は一般的には司法書士の方が上と言われています。