行政書士試験、人気がなくなった?受験者数を見てみる!!宅建士と比較すると・・・

今回は行政書士試験の受験者数を見ていきたいと思います。受験者数の推移はどのようになっているのでしょうか?

私の感覚的も減少しているような気がしますのがそこんところどうなんでしょうか?本当に人気にかげりが見えてきているのでしょうか?

では見ていきましょう。まずは10年前の平成19年度の受験者数はというと、約6万5千人となっています。これが平成28年度となるとなんと約4万1千人とあります。2万人もの受験者数が減少となっています。

これはやはり人気が低迷しているといっていいようです。なぜ、人気が低迷しているのか?それについては憶測でしかありませんが、やはり「カバチタレ」ブームが終わったからではないかと思います。「カバチタレ」とは行政書士を題材としたドラマです。これが16年前のドラマになりますから、実際にはもうかなりブームが去ってしまっています。最近では再放送も見かけなくなりました。
この放送開始翌年の受験者数はというと、7万近い数字になっています。これはまさにブームといっていいと思います。なぜならば、カバチタレ放送前の受験者数は約4万人くらいだったからです。ということは、カバチタレブーム前に戻ったということになります。

このカバチタレブームで、記念受験の人も多かった思います。なんといっても誰でも受験資格のある非常に間口の広い資格ですから。

まとめると、行政書士試験の受験者数はカバチタレブームの異常とも入れる受験者数増加が収まり、元の状態に戻ったと言えるかと思います。

次に人気資格の筆頭ともいえる「宅建士試験」を見てみましょう。
昨年度の受験者数でいうと約20万人だそうです。行政書士試験の受験者数と比べると約5倍にもなります。改めてそのことを知るとすごい人気資格ですね。
毎年だいたいこの20万人くらいで推移しているようです。

人気の衰えない資格といえそうです。

行政書士試験は人気低迷?気味であるの比べて宅建士の人気は安定していると言えるでしょう。

さて、今回は受験者数で行政書士試験、宅建士試験をみてみました。いかがでしたか?人気が衰えているからといって、試験内容が変わるわけではありません。これはあくまでも、世の中の動きとしてとらえて下さい。

あなたが受ける価値のある資格であれば、人気など関係ありません。宅建士でも行政書士試験でも大事なのは合格することと、合格したあとのことです。