行政書士試験、人気がなくなった?受験者数を見てみる!!宅建士と比較すると・・・

今回は行政書士試験の受験者数を見ていきたいと思います。受験者数の推移はどのようになっているのでしょうか?

私の感覚的も減少しているような気がしますのがそこんところどうなんでしょうか?本当に人気にかげりが見えてきているのでしょうか?

では見ていきましょう。まずは10年前の平成19年度の受験者数はというと、約6万5千人となっています。これが平成28年度となるとなんと約4万1千人とあります。2万人もの受験者数が減少となっています。

これはやはり人気が低迷しているといっていいようです。なぜ、人気が低迷しているのか?それについては憶測でしかありませんが、やはり「カバチタレ」ブームが終わったからではないかと思います。「カバチタレ」とは行政書士を題材としたドラマです。これが16年前のドラマになりますから、実際にはもうかなりブームが去ってしまっています。最近では再放送も見かけなくなりました。
この放送開始翌年の受験者数はというと、7万近い数字になっています。これはまさにブームといっていいと思います。なぜならば、カバチタレ放送前の受験者数は約4万人くらいだったからです。ということは、カバチタレブーム前に戻ったということになります。

このカバチタレブームで、記念受験の人も多かった思います。なんといっても誰でも受験資格のある非常に間口の広い資格ですから。

まとめると、行政書士試験の受験者数はカバチタレブームの異常とも入れる受験者数増加が収まり、元の状態に戻ったと言えるかと思います。

次に人気資格の筆頭ともいえる「宅建士試験」を見てみましょう。
昨年度の受験者数でいうと約20万人だそうです。行政書士試験の受験者数と比べると約5倍にもなります。改めてそのことを知るとすごい人気資格ですね。
毎年だいたいこの20万人くらいで推移しているようです。

人気の衰えない資格といえそうです。

行政書士試験は人気低迷?気味であるの比べて宅建士の人気は安定していると言えるでしょう。

さて、今回は受験者数で行政書士試験、宅建士試験をみてみました。いかがでしたか?人気が衰えているからといって、試験内容が変わるわけではありません。これはあくまでも、世の中の動きとしてとらえて下さい。

あなたが受ける価値のある資格であれば、人気など関係ありません。宅建士でも行政書士試験でも大事なのは合格することと、合格したあとのことです。

行政書士試験は合格しても再度受験できる?行政書士試験の謎、疑問を解決

行政書士試験の謎といえば、合格してももう一回受けれるのかということではないでしょうか?今回はこの疑問について書きたいと思います。

実際は一回合格すれば十分だという方がほとんどでしょうが、中には合格したけど点数が気に入らないという方もまったくいないとは言えません。
結論から言うと、行政書士試験合格後の再受験は可能だそうです。

再受験する人って?予備校の講師!?

私はまったく再受験するつもりありませんが、中には再受験をせざるを得ない人もいると思います。それはどんな人かというと・・・・・・

ずばり塾講師です。実際に再受験しているかどうかはわかりませんので、ここからはあくまでも私の勝手な憶測となってしまいますので、その点留意して読んでください。

大手のスクールなどではかなり早い段階で解答速報や講評が出されます。速いところでは試験当日の9時には解答速報が公開されています。私も受験を終えた後、この解答速報を待ちわびていました。

しかし、ある疑問がわいてきます。それはどうやって問題紙をゲットしているのかということです。

考えられるのは二つ。一つは受講生の協力を得て、問題紙を回収すること。もう一つは自分で受験して問題紙を獲得する方法です。

私は後者の方が現実的かつ効率的だと思います。おそらく予備講師が受けているのだと思います。なぜならば、試験に精通している予備講師が受験したらその分だけ解答が早く作成できるからです。

もちろん受験し、その予備講師の回答をそのままんま解答速報として出すのではなく、何人かで再度検討し精査してから正確な解答速報として公開するのでしょう。

もし、行政書士試験を合格後、何度も受けることができないということであれば、この方法だと何人もの臨時の行政書士試験の講師を臨時で雇わなければいけなくなるのかもしれません。

冒頭にも書きましたが、仮に合格後であったとしても、行政書士試験は何度も受験することができます。

再受験で不合格なら合格が無効になるのか?

ところで、気になるのがこういった場合はどうなるのかということです。例えば、ギリギリで前年度に合格して、点数が気に入らないからといって合格後に再受験しました。ところが意外にも今年度はあと残りわずかのところで不合格となってしまった。

ここで、もう行政書士として登録できないのかということです。すなわちもう1回合格しないと行政書士になれないのかというわけです。これについては安心してください。

行政書士にちゃんとなれます。1回合格したら大丈夫です。仮に次年度受験して不合格となっても、合格したことは消えません。

以上、行政書士試験の謎ともいえる部分について書いてみました。参考にしてみてください。

あっ、ちなみに以前、調べたところ個人のブロガーさんでも解答速報を出している方がいました。もしかしたらどこかのスクールで講師をしている方の個人ブログなのかもしれませんが。普通に無料ブログで解答速報をしていました。

どこよりも早かったです。ですが、これも憶測ですが、再受験をして問題紙をゲットしているのだと思われます。ただ精査していないのかわかりませんが、一部、本当の解答とは違う場合もあります。ですが、こんだけ早く解答速報をしているのですから致し方ないですよね。しかも無料でなんて、大変助かります。

おそらく、無料ブログなどで私のように行政書士試験のことに関して書いている人は、試験当日に解答速報をいち早くだしていたらかなりアクセスアップが望めそうです。試験が終わってから1時間以内に速報を出しただけで大手の予備校を出しなくことができるでしょう。

あっ、当ブログはごめんなさい。そういったことはしません。ギリギリで合格した私が解答速報なんてだしたら誤報ばっかりでクレームの嵐となってしまいそうですね(笑)

それにしても大手の予備校の解答速報は正確です。さすがプロは違いますね。

 

yahoo知恵袋を見ていると、「社労士と行政書士どっちを目指すべきか」という質問があったのでそれについて考えてみます。

ヤフー知恵袋の素晴らしさ

管理人の私はというと20代前半の頃からヤフー知恵袋を利用するほどヤフー知恵袋が好きです。親切な人が多く、かなりの悩みを解決してもらいました。
いわゆる当ブログの管理人である私はブクラーです。

先日、そんな素晴らしいyahoo知恵袋を見ているとこんな質問がありました。

「社労士と行政書士どっちを目指すべきか」という質問

載っていたのが「社会保険労務士と行政書士どっちを目指すべきでしょうか?」というような質問でした。教えてgooなんかでも同様の質問がありました。この件に関して結構悩んでいる人が多いようです。

多くの回答者の回答は社会保険労務士をおすすめしていました。
私も社会保険労務士を目指そうとしていますし、妥当なような気もしますが、少し行政書士が低く見られているようで残念でした。

私なりのこの質問の回答としては、「あなた次第」となります。



行政書士と社会保険労務士は全然違う

というのも社会保険労務士と行政書士はまったく業務も試験内容も異なります。そして、働き方すらも大幅に違ってきます。行政書士は、ほとんど独立するための資格と思って構いません。一方、社会保険労務士は企業内で働くこともできますし、開業することもできます。

資格を取る時、もっとも大事なのは合格後のことを考えることです。資格の知名度でとるものではありません。

こんなこと言ったら、行政書士の先生方に怒られるかもしれませんが、開業後の業務がシビアなのは社会保険労務士のような気がします。というのも行政書士の場合、お客さんは個人の場合も多いからです。例えば、古物商の申請をしたいこれからリサイクルショップを起業しようと思っている人であったり、脱サラしてラーメン店やスナック経営したい人であったり、いわゆるこれらの人はまだ個人でしかありません。まぁ、会社が新たな事業のために許可を取るとかだと、対企業となりますが、基本的には個人も少なくはないと思います。
一方、社会保険労務士となると相手は企業です。給与計算とかするわけですから、中小企業を相手にしなければなりません。

なかなか労働者側の味方に立つ社会保険労務士はいないようです。このことを知ったときは私はショックを受けました。
いま思うと非弁行為などの壁が生じることもあるからでしょう。それでも裁判外の交渉権はあったような・・・・あいまいです、すいません。

それはさておき、この対個人と対企業だとどう違うのでしょうか?

対個人と対企業の違い

対個人であれば、変な話、そこまで高度な営業が必要ではなくなります。ビジネスマナーひとつにしてみても、ぶっちゃけそこまで気にする個人のお客っていないと思います。例えばあなたが商店に買い物に行って、敬語を使わないからと言って店員に怒ることはありますか?そういうことです。

これが対企業となると高度な営業が必要となってきます。企業となるとボランティアでやっているわけではないので、非常にシビアです。ビジネスマナーひとつで極端な話、破断になるかもしれません。そういう高度な営業が必要なのです。

もしあなたが、そういったビジネス経験がないようでしたら、おそらく社会保険労務士として起業した際はかなり苦労すると思います。
管理人の私は苦労しそうです。ビジネスマナーもろくすぽ知らないからです(笑)

ですが、今まで話したことはあくまでも起業するといったこと前提での話です。社会保険労務士であれば、行政書士よりは就職に有利なのは確かだと思います。

就職に有利なのは断然、社会保険労務士!?

企業にはかならず総務がありますから。小さい個人で経営している会社は経理や労務など全部まとめてやっているところが多いようですが。人の管理は会社としてやっている以上は不可欠です。そんなときに専門家がいたら会社にとっても大きなプラスになるでしょうから、就職での強みになることは間違いありません。

一方、行政書士の求人はほとんどありません。

こうして考えるとヤフー知恵袋の回答者のように社会保険労務士を進めるのもうなづけます。ですが、独立を目指すのであれば行政書士も捨てたものではありません。

社会保険労務士の資格と行政書士の資格でどっちを取ればいいか迷っている人。結局は、その人の合格後のビジョン次第ということになります。

あと最後に忘れてはいけないのが社会保険労務士試験はだれでも受けれるわけではないということです。

大卒程度の学歴が必要となってきますので、まず勉強する前に受験資格はしっかりと確認する必要があります。




行政書士で開業を考えたとき、私にないもの。それはビジネスマナー!!

こんにちは。このブログでは私が行政書士試験に合格した経験を書かせていただいてます。ですが、開業後のことも考えないといけません。

正直なところ、開業するに当たってまだ何の準備もできていません。漠然と開業したいと思っているだけだからです。実際には何も動きだしていません。

せいぜい、先輩行政書士の開業本を読んだりしている程度です。

実際に私が行政書士として開業となると、それなりの資金が必要ですし、それなりの外観も必要となってきます。とてもやり手には見えないでしょう(笑)
人間、外見が9割ともいわれていますから。それなりの見た目も大事なんでしょう。

開業を考えるうえで心配となってくるのがビジネスマナーです。
私にはおそらくこれが欠如しています。というのもずっとメールを使ったり、外部の人間と連絡を取ったりといった仕事したことがないからです。デスクワークまったく未経験というわけではありませんが、営業や事務のようなビジネスマナーの必要とする仕事には携わったことがないからです。これについてはものすごく不安を感じる。通常のサラリーマンでいえば、例えば営業に配属となれば社内研修でビジネスマナーを学べるのでしょうが、就活をさぼってろくな会社に勤めた経験のない私からするとまってく無縁です。

行政書士も一種の営業である以上、ビジネスマナーは必要かと思います。これに関しては本などで知識を取り入れて、徐々に覚えていくしかないと思います。

コミュニケーション能力に関してはそこまで人見知りでもないし、大丈夫かと思います。

なんか考えれば考えるほど自信がなくなってきます。

案ずるよりも産むが易しといいますから、とりあえずやってみるしかありません。いつになるかはわかりませんが、せっかく取った資格ですから生かしたいと思います。

私は資格マニア?行政書士(登録なし)、FP3級、漢字検定・・・・・。

今日は資格マニアについて書きたいと思います。資格マニアとは資格を多数持っている人のことです。
マニアとつくぐらいですから熱狂的に資格を取ろうとしている人のことですね。

果たしては私は資格マニアでしょうか?

答えは否。なぜならば、数は必要としていないからです。私の資格の数はというと、行政書士試験、FP3級、漢字検定、英検・・・運転免許証も含めると7つくらいでしょうか。これって多い方ではあると思いますが、マニアというほどでもないでしょう。

もちろん持っている資格で一番高い難易度が行政書士試験です。
もし仮に私が資格をこれから増やしていくとしたら、士業である行政書士試験を起点にして、関連資格を取っていくことになるでしょう。

オーソドックスなところで宅建士です。そして、マンション管理士などがあげられます。これらの資格は試験の相性のみならず、実務の相性もいいとよく聞きます。

ですが、資格マニアの人が持っている資格は、難易度の高い資格がないのが特徴かと思います。なぜならば、質より量にこだわるからです。比較的簡単に取れる資格ばっかりということがよくあります。

ところで、資格マニアの人はよく使えないといわれるようです。それは数だけにこだわって資格を取っていたら実務で使えるはずもないですよね。そもそも、実務の為に取った資格ではないのがほとんどだと思います。

私も例外なく、実務でまったく使用していない資格が何個かあります。そんな資格なんて取らずにもっと有益な資格を取るための時間に充てればよかったと後悔しています。

チリも積もれば山となる。3か月の学習期間で合格する資格を、たとえば8つ持っているとします。それらの勉強時間をすべて合わせると、それだけで2年間分の勉強時間となります。これは司法書士試験などの難関資格を取得できるだけの学習期間に相当します。つまり、くだらない資格を8つもつのか、社会的な信用、地位、高収入が得られる資格を1つもつか。どっちがお得かは言うまでもないでしょう。

ただ、資格マニアの人は趣味みたいなものですから。趣味である以上はどうのこうのいうわけにもいきません。

資格を取ることで勉強するのが嫌だということに慣れてきます。私も学生時代はさんざん勉強するのがいやでしたが、今は勉強することに慣れてしまってます。
慣れとは恐ろしいもので、なんでも慣れてきます。人間、一つの嘘やいけない行動を何度も繰り返すと罪悪感が徐々に減っていくそうです。そしてだんだんとエスカレートしていき、気づいたときにはとんでもない大ごとになっているです。
これは悪い意味でのなれですが、勉強の慣れは決して悪いことではなく、いいことだと思います。

資格は勉強したことの証でもあります。合格証というただの紙が自分にとてつもない、付加価値をつけてくれるのです。そして、その資格を手にした瞬間の達成感は言葉では言い表せないくらいのものです。

資格マニアの方はそういった喜びを求めているのでしょう。私もそれに関しては何となく理解できます。資格を取ることで、自分に目標を設定し、それに向かってひたすら突き進む、そしてゴールする。この一連の流れが快感で仕方ありません。なので、何度も繰り返したくなる。そうなると、必然的に長期的な学習期間が必要な難関資格ではなく、短期、中期的な学習期間の資格を取得しようと考えるわけです。

試しに資格マニアと呼ばれる人の資格一覧を見てください。まず弁護士のような難関資格はないはずですから。あったらごめんなさい(笑)

 

行政書士はどうしてゴミ資格、無駄資格とネットで言われているのか?

いきなり、すごいタイトルになってしまいました。

「行政書士がゴミ資格?無駄資格?そんなはずはない」

行政書士試験に合格した人、現在行政書士の人ならばこう思わざるを得ないでしょう。そんなはずはないのに巷ではこのタイトルのようにささやかれています。では、なぜ行政書士がネットなどでゴミ資格または無駄な資格と言われているのか考えてみましょう?

私は行政書士試験合格者ではありますが、いまだに開業していないので、ゴミ資格ではないとか無駄な資格ではないと強く反論できる立場にはないと思っています。
なぜならば、行政書士としてのうまみをまだ一度も体験したことがないからです。
ただの資格保持者に他なりません。

仮に行政書士として年収1000万円以上稼いでる人であれば、ゴミ資格ではないぞと強く反論できるはずです。逆に年収がその辺りの駆け出しアイドルや売れない芸人程度であれば、本当にゴミ資格と言えるのではないでしょうか。そんな人もちらほらいるようですが。

つまり一概には、行政書士の資格がゴミ資格であるとかそうではないとか言えないのです。一般的にゴミ資格、無駄資格とは言えないのです。それはこんだけ年収にばらつきがあるからです。
これが行政書士が役に立たない資格なのかという問いに関しての答えになるかと思いますが、そう結論づけてしまうと記事が短くなってしまうのでもう少し書かせて下さい。

年収に関してだけでいえば、仮に登録している行政書士全員が年収200万円以下ならば、確実に取る価値のない無駄な資格といえます。ですが、統計をみても年収1000万円以上の人も多くいますし、それ以上の人だっています。

この事実がある以上は私は決して行政書士が無駄な資格であるとかゴミ資格であるとか否定的な表現は間違っていると思っています。しかもそう決めつけてかかるのはバカげたことだと思います。

では、何を根拠にネットではそういわれているのでしょうか?おそらく私の予想としては、この2点ではないかと思います。

まず行政書士が他の士業と比べると、勉強時間も少なく、少ない知識で取れる資格である点です。これに関しては確かに法律家、士業という枠組みの中では圧倒的に低い立場にあると思います。その点に関しては私も同意見であり、反論はありません。ただ、士業というカテゴリーから外した場合で考えると決して楽に取れる資格ではありません。それだけは無資格者、未挑戦者に言われたくないことです。

アホでも取れる資格だとか、バカでも取れる資格。誰もが思うことです。それは合格したものだけが言えることと。

また、公務員がある一定の条件を満たせば無試験でもらえる資格という点がさらに行政書士試験の価値を下げている原因でもあります。ただこれに関しては、誰でも彼でも無試験でもらえるわけではないので、私としてはそこまで価値を下げるものでもないと思っています。そこは、開業後に試験組と無試験組とで差をつければいい話であります。

そしてもう1点が、行政書士試験に合格しても就職がないという点だと思います。就職に弱い資格=ゴミ資格、役に立たない資格、無駄な資格

という方程式が立つのでしょうか。これに関しては反論させていただきます。行政書士というのは独立ありきの資格であって、就職用の資格では本来ないということです。行政書士として就職できるのは行政書士法人にです。当然、行政書士法人として手広くやっているところは全国にそう多くありません。

私の周辺の地域でも、指で数えるのみです。ましてや即戦力を求める行政書士法人が行政書士試験に合格したばかりのひよこ新人を雇う理由がいまいちよくわかりません。ゆえに行政書士は就職に弱いと言われています。

ひよこ食いなる言葉があるように、新人の行政書士は実務関してどうしたらいいのかわからないといわれています。試験が実務に直結していないのがおもな原因かと思います。行政書士試験の合格発表後の3月くらいには、すでに開業している行政書士事務所に「無報酬でもいいから、働かせてくれ」という問い合わせもあるそうです。そのくらい行政書士は、実務に関しての知識がないのです。

私も今は開業していませんが、正直なところ、開業前は可能であるならばどこかの事務所で修行したいと思っています。もちろん無給は嫌ですが(笑)

ひよこ食いという行政書士の実務に関してのセミナーなどがあるくらいですから、金を払って教えてもらうより、金をもらって欲しえてもらう方が良いに決まってます。このことを考えると行政書士法人、行政書士事務所を含めて、事業主からしてみれば求人者を選びたい放題というわけになりますよね。

そもそも行政書士は就職して高年収を稼ぐ資格ではないのです。

独立して高収入を目指す資格なのです。現実的に資格を取っただけで高収入が実現するのは難関な公務員試験に合格したものだけだと思います。

弁護士ですら稼げないと言われている時代です。資格は稼ぐための前提条件でしかく、それからは本人の営業能力であったり実力に他ならないのです。

行政書士は就職には向きません。

これが言うまでもない事実なのです。これらの誤解をすべてといたうえで、行政書士が本当に無駄な資格、役に立たない資格と言えるでしょうか?

そして、一番大切なのは行政書士を否定する人に反論することではありません。これから受験する人達に真実?をわかっていただきたいだけです。

もし、受験生が高収入を得られる就職先への切符としての合格を目指すなら、やめといた方が良いでしょう。確かに就職しようとする企業に対して、自分が努力したことはアピールできても、実際に採用となるかはわからないところです。
そしてさんざん説明してきましたが、行政書士事務所への就職は難しいうえに、無給でも働きたいという人がいる以上、月給面での金額も期待できません。

行政書士は就職よりも独立です。独立となれば、あなたの能力次第で無限大の収入をえることもできます。反面、能力がなければ年収は少なくなります。
ポジィティブに捉えれば夢のある資格といえるのではないでしょうか?

私的には取り合えず取るというのも一種の選択かと思います。それは行政書士試験は1年間、もしくはそれ以下の期間、間違った勉強法さえしなければ合格が可能です。弁護士みたいに1万時間以上勉強する必要もありません。そう考えると学習しても経済的なリスクも時間的なリスクも少ないということになります。
わりかし、気楽にとってもいい資格と言えます。ただ舐めてはいけません。それは一応合格率一桁の資格です。そのことは忘れてはいけません。ただ他の士業よりは勉強しなくても取れるというだけです。

結論としては、行政書士の資格はゴミ資格でも無駄な資格でもないということになります。年収のバラツキからわかるように、行政書士として稼ぐにはそれなりの経営能力が必要といえるでしょう。誰でも稼げる資格ではないということです。

 

司法書士と行政書士のダブルライセンス狙う人にこれだけは言いたい3つのこと

行政書士試験などの士業系の資格を取得すると相性の良い資格というのが必ずあります。

ここでいう相性とはもちろん、独立後の相性のことです。

ちなみに試験的な相性という意味では、行政書士試験とその他の法律系資格では、主要な出題科目(特に民法が被ることが多い)が被ることが多いため、効率よく資格が取れます。

そのため、行政書士試験に合格後、ダブルライセンス、トリプルライセンスを目指す人も多数います。

特に行政書士試験でいうと、合格後、社労士試験や司法書士試験、土地家屋調査士やFPなどの資格とダブルライセンス、トリプルライセンスを目指す人が多いような気がします。

実際に独立した方の事務所の看板をみても、○○社労行政事務所だとか、FP3級資格所持だとか、肩書が何個かあることが明らかになっている事務所が多いです。

基本的に肩書は多い方が良いでしょう。

ダブルライセンスが有利な理由は?

ダブルライセンスを目指す理由は、行政書士としての資格一本で行くよりも仕事の幅を広げることができ、有利になるからです。

窓口が広ければ、それだけ仕事を取り込めるでしょうし、出口が狭ければ、それだけ仕事を取りこぼさないということになります。

例えば、司法書士でないとできない案件(不動産登記など)を顧客が持ってきたとします。

普通の行政書士であればこれを自身でやってしまえば当然、違法行為となるので、知り合いなどの司法書士に紹介することになります。

せっかく、案件を持ってきてくれたのに、業務を受任することができません。

釣りで言うところのキャッチアンドリリースです。

魚を釣ったのに、海に逃がすことです。

非常にもったいないです。

これが、司法書士であった場合はそのまま自分の仕事として引き受けることができます。当然報酬もすべて自分のものです。

資格があれば違法性もなく、当然、不動産登記もできます。

ゼロになるはずだった収入が数万円、数十万円になります。

ダブルライセンスやトリプルライセンスのうまみはまさにそこです。

そして、稼ぎだけではなく、顧客もたらい回しにすることなく済みます。

顧客として考えてもたらいまわしにされるほど不安なことはないですし、不快なこともないでしょう。

一般の方は思いの他、士業の職域についての知識がありません。税のことは税理士に相談するくらいわかるとは思いますが、登記は行政書士ができると思っている方も少なくないと思います。

そうなってくるとストレスは思いの他です。

中には行政書士ならば行政書士一本でいけよという人もいると思います。

専門に特化するのも大事ですが、やはりオールマイティに業務をこなせることも大事でしょう。

現在、私は司法書士と社労士試験のトリプルライセンスを目指し勉強中の身です。




手始めに行政書士と司法書士のダブルライセンスを考えています。

今は目下勉強中です。

ところで、この二つの士業を目指す人は、私のように行政書士試験に合格してから司法書士も取ろうと考える人もいれば、受験前からこういった展望がある人もいます。

そこで、もしあなたが行政書士試験受験前であるならば、ぜひこうしたら良いという3つのことがあるのでご紹介したいと思います。

ちなみにこれは管理人自身の経験から後悔したことだったり、こうした方が良かったと思いついたことだったりします。

基本的には私と同じように司法書士と行政書士のダブルライセンスを目指す人向けの話です。それでは3つ見てみましょう。

司法書士と行政書士のダブルライセンス狙う人への3つのアドバイス

司法書士試験と行政書士試験、可能なら司法書士から受験し,勉強する

司法書士試験とのダブルライセンスを目指すなら絶対、商法を捨てない

行政書士に過度の期待はしないこと

この3つは、私の経験に基づき痛切に感じたことです。皆さんも私と同じ過ちをしないようにしましょう。




①司法書士試験と行政書士試験、可能なら司法書士から受験し勉強する

まず、一つ目の司法書士試験と行政書士試験のダブルライセンスを狙う予定の人であれば、受験を決意した時期にもよりますが、基本的には司法書士試験の勉強から始めた方が絶対良いと思います。

これについては他記事でも書いていますが、私自身、本当に後悔しています。

なぜならば、行政書士試験と司法書士試験の出題科目はほとんど被るためです。

というより、司法書士試験の出題範囲がほぼ行政書士試験の出題範囲をカバーしています。これは難易度という意味です。

完全に司法書士試験>行政書士試験という感じなのです。

つまりは司法書士試験という大きな〇に、行政書士試験はほぼ包含されているというわけです。

行政法と一般知識以外のほとんどの科目は司法書士試験とダダ被りです。
もちろん難易度はケタ違いに司法書士試験の方が上です。

「大は小を兼ねる」と言いますが、まさにこれです。先に難しい試験の方の勉強しておいた方が効率的です。

大半の人が先に司法書士試験の勉強していて、行政書士試験の問題を解くと簡単に感じるはずです。

あと、これは理論的な話ですが、「司法書士試験合格者ならば無勉で行政書士試験の合格も可能」なのです。これは配点上でも明らかになっています。

行政法と一般知識以外はほぼ試験科目が被っているからです。

ただ、あまり現実的ではありません。なぜならば行政法以外のすべての問題を正解しないといけないからです。。

このことにより結局は司法書士試験合格者は無勉で行政書士試験に合格することは不可能となるのです。

ですが、非常に興味深い話だと思いませんか?

逆に行政書士試験から徐々にステップアップしようという考えもあると思いますが、これは正直オススメしません。

なぜならば、初学者からしてみれば、行政書士試験が思いの他難しく、挫折する可能性があるからです。

正直、司法書士試験の方が直球の問題が出ます。範囲はめちゃめちゃ広いですが・・・。

行政書士試験は変化球的な問題が多いのと、低学歴の人には圧倒的に不利な一般知識がものすごい壁になります。

実際、行政書士になるのを諦めて、司法書士になった人もいるくらいです。

そんだけ、一般知識は受験者泣かせなのです。

②司法書士試験とのダブルライセンスを目指すなら絶対、商法を捨てない

2番目です。仮に司法書士、受験決意したのが遅く行政書士試験を先に受けようとした場合についてです。

よく行政書士試験では商法を捨てろと言われています。てゆーかこのブログでもさんざんそのように進言しています(笑)

もし、司法書士試験とダブルライセンスを目指すのであるのであれば、必ず商法は捨てないでください。

それはなぜか?

司法書士試験において商法は高ウェイトを占める科目だからです。司法書士試験の商法は例年9問も出題されます。

行政書士試験では、5問しか出題されないのにです。

ちなみに司法書士試験では民法は20問出題されます。

両科目ととも司法書士試験では重要科目という位置づけなのです。
それもそのはずです。登記をメインの業務とするからです。

登記には主に不動産の登記と会社の登記があるからです。だから、司法書士試験には会社法や商法の知識と民法の知識が重要視されているのです。

なので、これらの科目を行政書士試験では満点を取るつもりで勉強しなければなりません。

司法書士試験ではこの民法、商法、不動産登記法、商業登記法が主要4科目と言われているのです。

もし、行政書士試験でこれらの科目を完璧にマスターすることができたのならば、司法書士試験へとスムーズにバトンを渡すことができるでしょう。

このブログでオススメしている方法とは真逆の戦略を取る必要があります。商法は捨ててはいけないどころかマスターするくらいの気持ちで勉強しましょう。

民法はいうまでもなく、満点を取るつもりで勉強しないといけません。

行政書士試験の記述式でつまづいているようなレベルでは、司法書士試験になんて合格はできません。

③行政書士に過度の期待はしないこと

そして、最後です。行政書士に過度な期待はしないということです。

司法書士もそうではありますが、行政書士と弁護士は非常に仲が悪いことで有名です。というよりも、行政書士は完全に見下されています。

私的にはこれは当然のことと思います。行政書士が弁護士まがいのことをするからです。うまくすみ分けできれば問題はありません。行政書士にはできることが限られています。

弁護士の真似ごとは非弁行為にあたり違法です。うまくすみ分けすればいい話です。行政書士に過度の期待をするからこういうことになってしまうんだと思います。

内容証明も代理などのもかなりリスキーな行為となってしまうのです。

ドラマ、カバチタレの見過ぎで、グレーゾーン通りこして、おかしな方向にいけば取返しの使いのことなります。

ちなみに私は、合格後さらにやりたいことができ、それが行政書士ではできないと知ったため、司法書士試験合格を目指すことにしました。

あまりこういうことは言ってはいけないかもしれませんが、行政書士試験を受けて少し後悔しました。

とにかく上位資格やそれに近い資格などを取得して、ダブルライセンスなどを狙う場合は、受ける順番なども大事になってきます。

たとえば、社労士試験を受けるためには行政書士試験に合格しなければいけないなどです。

これは高卒の場合だと基本的には社労士試験の受験資格がないためです。そのために行政書士試験に合格することで受験資格が得られるのです。そのため多くの高卒、社労士の方は行政書士とダブルライセンスの方が多いのです。

また、ある資格を取れば特定の科目が免除になる、こういうことが多々あります。ストレートでその資格を取るよりも楽に資格が取れることもあるそうです。こういったこともよくあることなので、資格を受験する前に、その辺よく調べたうえで、受験したらいいかと思います。

法律系の資格の良いところは、一つ取れれば、周辺の法律系資格を取り易くなるというところにあると思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。




行政書士になるにはどうしたらいいのか?そんな漠然とした疑問に丁寧に答えます。

行政書士になりたい!!でもどうしたらいいの?

行政書士になるにはどうしたらいいのか?

まったくわからない人のために丁寧にかつ超簡単に答えてみようと思います。
基本的なことを知っている人は読み飛ばしてもらって構いません。

まず、行政書士になるには当然ながら行政書士試験に合格しなければなりません。
行政書士試験は例年、11月の中頃に1回だけ行われます。私は北海道で受験しました。だいたい受験場所は大学が多いようです。

そして、多くの人が勘違いしているかもしれませんが、行政書士試験に合格しただけでは行政書士にはなれません。行政書士になる資格を得ただけにしかすぎません。ちなみにこの時点で「行政書士」と名乗ると違法です。

それでは行政書士となるのにはどうしたらいいか、地域の行政書士会に登録しなければなりません。

そして晴れて、行政書士としての業務をすることができます。




なかなか語られない登録費に関しての話

まずは行政書士試験に合格してそれから行政書士会に登録という流れになります。とここで、疑問に思うことがあると思います。

そうです。登録は無料で行えるのかということです。

実は無料ではありません。その地域によって異なりますが、数十万単位のお金が必要となります。だいたい30万円くらいは見た方が良いかと思います。

これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれです。

以前、他士業の登録費を見ましたがこれよりも高くて驚いたと記憶しています。
まぁ、なんでもタダとはいかないんでしょう。
実際に登録費の存在を知らずに受験してしまう人も多いようです。
というよりも多くがこの登録費のことについて触れられていません。
なぜかというと、こんだけの費用が掛かることを知っていたら、みな受験しなくなるからです。

こういうこともあって私は独学での受験をオススメしています。

どうしても不安という人はコスパのいい通信教育をオススメします。予備校に通いたい人は金持ちなら通って下さいという感じです。

これが、予備校に通うとなると10万以上かかりその上、合格して登録料で数十万とかなりの金額になってしまうからです。

確かに元手のかからない商売と言えますが、少しでも安く済ませれるならばすましたいものです。そう願うならば、受験にかかる費用を減らすしかありません。
行政書士会が登録費用をまけてくれそうにもありませんし。

私はまだ行政書士としては活動していないために開業後はどうしたらいいのかわかりませんし、どういう世界なのかあまりよくわかりません。
ですが、法人でもならない限り、個人事業主として活動していくことになるようです。世間的に自営業という感じです。

登録まで話ましたが、まずは行政書士試験に合格しなければなりません。

それが第一前提です。合格しないで行政書士になる資格は経験豊富な公務員と弁護士などの他の上位資格を取らない限り無理です。たいていの人は勉強して合格基準である6割を超えて合格しなければなりません。

ここからの話は、このブログにたくさん書いてありますので、そちらをご覧ください。

それでは受験を決意して行政書士を目指す人はどうしたらいいのか?それはというとまずは行政書士試験を知らなければなりません。

行政書士試験の話はここからです!!

行政書士試験は誰でも受験可能です。ですが、登録となると欠格事由がありますので、誰でも行政書士になれるわけではありません。ですが、普通の成人なら大体の人がなれます。

行政書士試験の合格基準、どんな科目が出題されるのか?まずはそういうことを知る必要があります。そして、それと自分の現状と今後学習時間が取れるのか?そういったことも検討していかなければなりません。

まずは行政書士試験を知る!!受験資格や科目など

受験にはお金がかかります。まずは受験料で7000円くらい、市販の参考書・問題集・テキスト代で20000円くらい掛かります。無料ではありません。独学でもこれくらいかかってしまいます。通信講座や予備校だとこんなものでは聞きません。

お金もそうですが、時間も費やさなければなりません。なので、生半可な気持ちでは受けられない資格なのです。

ですが、得られるものは非常に大きいと思います。努力したということが証となって帰ってきます。合格証書はさすがに迫力があります。国家資格の合格証書ですから、総務大臣と知事の連署(もちろん印刷)を見たときには高揚感がたまりませんでした。
そして、長引く不況の現在ですから、いつ勤め先が倒産するかもわかりません。そんなとき、行政書士の資格は切り札ともなることでしょう。また、自営業となると定年がありませんから、退職後に起業してもいいと思います。

このように行政書士という資格はさまざま可能性を広げてくれます。

そして何よりも、難しい試験を合格したということで自身にもつながってきます。
私の場合はこれほどまでに長期的にかつ自発的に勉強したのは人生で初めてだったので、やればできるんだと自身が付きました。結果さらなる上級資格を目指して現在勉強をしています。

行政書士の存在を知って、どうしたらいいのかと興味を持ったあなた、今があなたを変えるチャンスと言っても過言ではありません。私でも受かったくらいです。ちゃんと勉強法と時間さえ取れれば誰でも合格できる資格です。

挑戦して、自分に自身つけましょう。ぜひ、受験をオススメします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。





 

 

 

資格の難易度が上がれば上がるほど、独学の費用がかかるという事実

FP3級はわずか2000円程度なのに、行政書士試験はその10倍!!?

思い返してみると、私がはじめて取ったFP3級の資格はわずか1冊のテキストのみで学習して一発合格しました。

掛かった参考書の金額はわずか2000円未満だったと記憶しています。
もちろん受験料は別途かかりました。無料なはずはありません。

それが行政書士試験になると10倍の20000円程度にもなります。
これが司法書士や司法試験となるといくらかかるのか想像もできません。

民法のテキスト代だけでも20000円くらい行きそうです(笑)

もちろん通信講座やスクールでも同じことが言えます。資格の難易度に比例して受講料が高くなります。その分だけ情報量が増えるということですから当然です。

最終的には独学が一番安いということになります。

それだけ費用の掛かった価値があると良いのですが費用と見合わない価値しかない資格であれば、取得すること自体も考え物かもしれません。

本当にその資格が必要なのかもじっくりと考えた方が良いでしょう。

今のところ行政書士試験に合格した価値はゼロ??

私は行政書士試験に合格しましたが、今のところこの資格の価値はゼロです。無価値です。なぜならば独立しているわけではないからです。まだ、行政書士試験に合格しただけという事実でしかありません。今のところ行政書士試験で身に着けた知識も特別、お金に変わったわけではありません。

むしろ、このブログにも独自ドメイン料金やレンタルサーバー代などの維持費というものがかかるので、今のところマイナスです。広告収入も今のところありませんので当然です。

私がこのブログを続けるモチベーションは今は自己満足以外ありません(笑)

今後、行政書士として起業したり、法人に勤め資格手当などが出て初めて資格を取った価値が生まれるのです。

しかし、行政書士よりも少ない努力でも価値の高い資格があるのも事実です。そのことについては詳しくは書きません。なぜなら、それは行政書士試験を目指している人を絶望させかねないからです。

ちなみに私は行政書士試験に合格したことを誇りに思っていますし、後悔なんて微塵もしていません。





 

 

公務員の多くが、無試験でゲットできるに行政書士にならない理由を考えてみる。

行政書士になれるのは、なにも行政書士試験に合格したものばかりではありません。

実は無試験で行政書士として登録することができる人達がいます。

それは公務員です。

ある程度の行政事務をこなしてきた公務員は無資格で行政書士になれます。

必死な思いをして、試験合格したものからしてみれば、少し面白くないかもしれませんが、17年、場合によっては20年という期間も公務員をしていなければ、行政書士にはなれないという停止条件付きです(笑)

資格取得

実際は公務員出身の行政書士は少ない?

こうやって考えると対象となる公務員はいっぱいいそうです。言い方は悪いですが、何の努力もすることなく、無試験で行政書士という肩書が手に入るのですから、きっと公務員出身の行政書士は多いのかなと思っていました。

ですが実際はあまり聞きません。

それはなぜなのか?

自分の立場に置き換えて考えてみました。

そもそも公務員になった人の動機は安定を求めてのことだと思います。

そもそものところ、こういう人達はわざわざ、行政書士として起業するようなマインドは持ち合わせていないでしょう。そして、対象となる人は20年間勤めている公務員というわけですから、通常であれば高卒で働いてもアラフォーくらいです。

ともあれば、それなりの役職や給料が与えられていてもおかしくありません。
どうしてもその地位を捨ててまで、行政書士になるとは考えられません。




私なら、必ず対象となってもそのまま公務員でいます。公務員は副業禁止なので、当然ながら、退職後に起業という形になります。

よっぽど我慢できないことがあったなら行政書士という職業に逃げるかもしれませんが、そうでもないとすればわざわざ低年収と噂されている稼業に転身するわけがありません。

もしなったとしても、定年退職後の趣味の範囲での開業となるのではないでしょうか?

大変失礼な言い方かもしれませんが、一般的に退職金が高いといわれている公務員でしょうし、年金制度も充実した人にしてみれば老後の生活は安泰といわざるを得ません。そんな中、行政書士という稼業をしても、身が入るわけがありません。おばあちゃんが駄菓子やをやっている感覚くらいでしょうか。実際にそういう感じで行政書士をしている人もいるようです。

こうやって考えると行政書士にならない公務員が多いのも納得です。まず、対象となったからといってすぐに行政書士になる人はほとんどいないでしょう。よっぽどだと思います。私ならなりません。無試験であろうとも。

話は変わりますが、他の国家資格をみても公務員が試験の全部を免除になるのは大変珍しいことみたいです。一部免除ならばよくあることらしいですが、全部となると努力して試験を通過した身としては何とも言えない感情になります。

ですが、無試験で得られる肩書なら活用しといた方が良いと思います。一番、残念なパターンが無試験対象者でありながら、あと16年目とかで行政書士試験を受けて行政書士を目指すというパターンです。これはまったくの無駄となりますので、今公務員である方は自分が対象者かどうか知っときましょう。