行政書士は女性にモテる資格なのか?

こないだ、女性にモテる資格ランキングなるものを見かけました。勿論、行政書士はランク外でした(笑)想定の範囲内です。

同じ士業ではやはり高収入の弁護士がランクインしていました。他は医師や美容師などが書いてありました。




行政書士試験合格でモテモテ!?

行政書士試験合格でモテモテに!?

そんなわけはなく、私自信、行政書士試験に合格してモテた経験はありません。というより、厳密には行政書士ではないので、自慢もあまりできていないというのが現実です。

考えてみれば、女性に行政書士試験に合格した報告した人は家族以外にはいませんでした。普段からモテたという経験があまりないのも悲しい事実です(笑)

もし、行政書士として起業したら、スナックのねぇちゃんなどに報告して反応を試してみたいと思います。

おそらく何それ?って言われて終わりな気がします。

悲しいかな司法書士、行政書士、社会保険労務士この辺の区別があまりできてない人が多すぎます。

それはそうと名刺に肩書として書けるのが良いです。今の私には名刺というものがありません(笑)

そもそも肉体労働者で名刺を持っている人自体、皆無かいてもかなりの少数でしょう。

実は飲み屋のおねえさまやママに名刺を渡すのが夢だったりもします。
すごく小さい夢ですが(笑)

ちなみに密かに営業にもなっています。




稼げる資格がモテるのでは?

話は戻りますが、モテル資格とは何でしょうか?すごい現実的な考え方ですが、モテる資格というのはないような気がします。特に30代超えれば、資格というより経済力です。お金を持っている人がモテます。
その結果として、弁護士や医者などの高給取りがランクインしているわけです。

つまり、女性にもてる資格=稼げる資格のような気がします。

確かに弁護士や医者はかっこいい職業ではあることは間違いないです。いろいろなドラマの題材になるので、かっこいい俳優がカッコいい演出で描かれているからです。

あとは調理師なんかもモテるようです。これは経済力というよりは能力という結果の現れです。家でおいしい料理を作ってくれるからだそうです。

ちなみに私の友人の父親が調理師でしたが、さすがに家では料理を作ってくれないそうです(笑)

きっとプライベートでも仕事と同じことはしたくないんでしょう。

美容師もやはりモテるみたいです。これはルックス的な要素が大きいでしょうか、それとも自分の髪を切ってくれる的なことでしょうか?

どっちでもいいです(笑)

経済力もなし、センスもなしの私からしてみればこれらの手に職系の資格を持っている人がうらやましいです。

行政書士がモテるには、経済力が必要というわけです。つまり高収入の行政書士がモテるというわけです。

モテたいというのは独身の男、一部の既婚者男性すべての夢であります。

そういう目的では行政書士はあまり向いていないようですね。ここは確実に高給取りになれる資格を目指すしかないようです。

例えモテなくても、話のきっかけ作りにはなる!!

行政書士という資格も話題づくりにはなります。私が行政書士試験合格してよかったと思うことの中にも話題づくりができたことにあります。

そして法律を知っている人ってかっこいい的な目、頼もしい的な目で見てもらえるような気がします。気のせいならばそうであって欲しいです!!

それに行政書士試験に合格したからこそ、このようなブログが書けるわけです。もちろん、賛否両論あるかもしれませんが(笑)

さらに転職の際や就職の際に履歴書にも書けるわけです。一回もまだ書く経験がありませんが、必ず面接官に触れてもらえるような気がします。

「この行政書士って何?」

用意した答えは、「カバチタレというドラマがありまして、女優の深津絵里さんが出演していまして…」と長々と答えます。

そして面接官に「もういいです」と言われる予定です(笑)

社会人としては何か一つでも肩書がほしいものです。

まとめ

まとめると、行政書士の資格を取ったらモテるかモテないかは、その人の経済力や身なり次第という、なんともあたり前の結果になると思います。

参考までに。ちなみに今度、家族以外の女性にあったら積極的アピールしてみようと思います。行政書士試験合格したよ!と。反応は後ほど、このブログで報告します。楽しみしていてください(笑)




 

行政書士法コンメンタールを読んでみた感想

行政書士で独立を目指す以上、行政書士法を知らねばとずっと思っていました。
先日、図書館で行政書士法コンメンタールなる本を発見しました。

これはと思い借りてきました。何版かわかりませんでしたが、おそらく最新ではないようです。
ところでコンメンタールとは逐条解説という意味です。
簡単に言えば条文を丁寧にわかりやすく、かつ広く解説してくれる本ということになります。

有名なコンメンタールでは、私も先日衝動買いをしてしまった、「民法コンメンタール」があります。そのときの記事です。

買ってしまった民法コンメンタール!行政書士試験合格には必要?

少し脱線してしまいましたが、今回は行政書士法のコンメンタールでした。感想はというと、実は全部は時間がなく読めなかったのですが、行政書士の職域などが細かく書かれおり、大変勉強になりました。すこし私には難しい内容ではありました。今度、時間のある時にでも再度借りるなり購入するなりして、じっくりと読破したいと思います。

同じく行政書士として起業を目指す方は読む価値のある1冊だと思います。

いつも当ブログでは行政書士の試験のことを書いていますが、行政書士の起業に関することにも書いていかなければなぁと思っています。もちろん自分のためです。

起業に関するアクションもしていかないと、起業してから困るのは自分ですから。

と言ってもあまりしていないのが現状です。

本当に行政書士試験合格後の合格者は、裸の状態で野に放たれるのと一緒です。ライオンで言うところの崖から落とす的なやつです。何をしていいのかさっぱりわかりません。

起業の準備の勉強もどうしたらいいの正直わかりません。何を専門にしていくかが大事だというのは本なんかで目にしますが。実際の準備となると・・・。

というわけで起業はいつになるのかわかりません。でも夢であること夢です。必ず実現はさせたいです。
ある意味、起業までに時間が取れることは幸せなことかもしれません。全く心構えなく、即登録、即起業はさすがに恐怖でしかありえません。準備期間が大事!ということにしましょう。

もしかしたら、ただのチャンスロスかもしれませんが・・・。

まぁ人生、一寸先は闇です。もしかしたら明日、急にAIが行政書士の仕事を奪う可能性だってあります。そしたらせっかく取った資格はパァです。
現実的に数日でそんな状況になることはないと思いますが。

まぁそんなこと考えていたってしょうがありません。ネガティブはいけない癖です。

起ってから考えましょう。大丈夫大丈夫!!

というわけで今回は行政書士法のコンメンタールについて書いてみました。

法律問題、誰に相談したらいいのかわからないという人も実は多い?

先日、同僚と話していてひょんなことから、法律系の話になりました。

私が「社会保険労務士」というワードを出すとその同僚がその資格を取ったら、労働基準監督署の勤めれるのかいと聞いてきました。

一瞬ですが、目が点になりました(笑)

このように世の中の人のほとんどが士業とは何か?どんな職業か?を理解していません。

ちょっと、あまりにも世間の士業への認知度の低さにがっくりしましたが、これは当然なのかもしれません。

ところでさっきの話ですが、もちろん社会保険労務士の資格を取得しても労働基準監督署には勤めれません(笑)

労働基準監督官は公務員です。

各士業の主な仕事内容

それでは簡単に士業の仕事を説明したいと思います。私も実は行政書士と社会保険労務士、司法書士以外の士業はアバウトな知識しかなかったりもします。

・弁護士・・・・・基本的に法律のトラブルは何でも相談可能です。

・弁理士・・・・・特許関係のことです。

・税理士・・・・・所得税など税に関すること。

・司法書士・・・・登記に関すること。不動産登記など。

・行政書士・・・・役所などの申請に関すること。

・社労士・・・・・労働関係や保険に関すること。

すごく簡単ですが、こんな感じだと思います。それぞれの目的に合わせて相談窓口となる士業があるということです。

基本的にはどこの窓口に行こうとも、自分の職域でない仕事となれば安請け合いはせず(というよりもできない)、他の士業を紹介してくれるはずです。

例えば、相続などで登記をしなくてはいけなくなり、代行してもらおうと行政書士の先生に相談に行ったとします。そしたら必ず、「司法書士さんに行ってください」と言われるでしょう。

不動産登記や商業登記などは司法書士の管轄なので、行政書士の先生にはできないのです。

もし、その先生が司法書士の登録しているというダブルライセンスならば話は別です。

ということで、仮に相談する窓口を間違えても基本的には正しい窓口に紹介してくれるというわけです。

法テラスが便利!!

はじめっから法テラスに相談するのもありです。

法テラスでは法制度や手続きに関する情報提供を無料で受けることができたり、相談窓口を案内してもらえます。

場合によっては無料の法律相談を受けたり、弁護士や司法書士費用の立て替えなどをしてもらえることもできます。もちろん立て替えなので返済する必要があります。

もちろん、制度を利用するには一定の条件がありますが、ざっくりと経済的にあまり豊かでない人ならば利用可能です。

何か困ったときは法テラスを利用してみるというのもひとつの手でしょう。

話は行政書士試験のことになりますが、基礎法学で法テラスの問題が出題された過去があるので、法テラスについては調べておくと役にもたちますし、勉強にもなります。

まとめ

私はすくなからず士業がどんなものかを把握していますが、普通に生活している人には縁遠いものなのかもしれません。

思えば、私も行政書士試験に挑戦する前は士業なんてあまりよくわからなかったような気がします。

生きている以上、法律トラブルに巻き込まれることは一度や二度あると思います。最低限、どこに相談するべきなのか知っておいて損はないと思います。

場合によっては損もすることがあるので、どこに相談すれば最適なのかを知っておく必要があります。今はネット時代なので、簡単に調べることができます。

調べることを怠らないようにしましょう。

 

 

行政書士のノウハウ・実務に関する中古本が少ない!!

行政書士試験合格後、気になるのがどのようにして行政書士として業務をこなせばいいのかです。ちなみにこれから書くことも行政書士試験とは関係ないので読み飛ばしていただいても構いません。

ご存知の通り、行政書士の実務はまったく行政書士試験の内容とは異なります。

たとえ、行政書士試験を満点で合格したとしても、行政書士業務のノウハウに精通しているとは言えません。

行政書士試験合格後に一番知りたいのは行政書士として生活していくためのノウハウです。

ノウハウを知るためには、2つの行動パターンが考えられます。まずは弟子入りをするかです。つまり行政書士法人に就職することです。ラーメン屋や美容師でも同じです。修行をして、ノウハウや技術を学んでから独立するというパターンです。
これが一番確実ですし、お金も貰えて出費がありません。

もう一つは自分で勉強するというパターンです。勉強するにはどうしたらいいのかというと、これは本を頼るしかありません。

ということで私は行政書士法人には事情があって就職はできませんので、当然ながら後者のパターンで勉強できたらなと思いました。

私はケチなので、中古本で探してみました。結果、全然ありませんでした。車でいける範囲のブックオフなどの中古本屋さんを周りましたがほとんどありませんでした。フリマアプリなどを探してもほとんどありません。

行政書士試験の本はそこらじゅうにあるのに、行政書士の実務の本はどこにもありません。あったとしても古い年度に出版された本ばかりです。そういう本以外はほとんどありませんでした。

なぜか考えてみました。それはそのはずです。行政書士試験の本であれば、試験が終わればゴミとなります。特に実務でも使うことはないので、不要な本になるわけです。だから中古市場に出回ります。ですが、実務本やノウハウ本となると行政書士を廃業するまでは必要なものです。だから市場に出回ることが少ないのだと思います。

とにかく、実務本やノウハウ本は中古で安く買おうと思ってもなかなか買えないということがわかりました。

なので、実際のところノウハウや実務に関しての勉強はほとんどしていないことになります。

ただ前回の記事でも書いたように、実務の勉強として自分でできる申請ごとはなるべくするようにしています。主に車庫証明であったり、車の名義変更であったりです。やれることは自分でやって経験として身に着けていければと思っています。

今後は実務に関しても勉強していかなくてはと思っています。その進捗状況もこのブログで報告できたらと思っています。

なかなか、いろいろな意味で上昇気流には乗れていません。むしろスパイラルに陥っています。苦しいところではありますが、何かをきっかけに這いあがっていこうと思います。

今はただ独立、起業までにできることをするだけです。

行政書士として起業するまでにできること

私ごとの日記なので、読み飛ばしていただいて構いません。これから書く内容は行政書士として起業するために私がやろうとしようとしていることです。

まず私が行政書士として起業しない理由はまだ行政書士としてやっていく自信がないからです。さすがに行政書士は稼げないと言われている中、見切り発車的に起業するのはいかがなものかと思います。

起業するまでにできることは開業資金を貯めることと勉強することだと思います。

今自分にできることはこの二つしかないように思えます。

開業資金を貯めるにはまだまだ時間がかかりそうです。実は開業資金というよりも開業して軌道に乗るまでの生活費です。行政書士は基本的には開業資金がさほどかからないといわれています。開業資金と言われるほとんどがこの生活費なのではないかと思います。

特にコネもないし、経験のない私は最初から軌道に乗ることはほとんどないと思います。

ある意味、この生活費すら確保できればいいわけです。場合によっては二束のわらじを履くこともありなのかもしれません。ただ、本気という意味では一本でいく覚悟が必要なのかもしれません。今のところ、副業行政書士としてスタートしたいというのが私の本音です。

次に勉強に関して、勉強と言っても実務の勉強と法律家として勉強があります。すぐにできるのが法律家としての勉強です。これは今現在やっています。

依頼主から質問が来たら、即座に答えれるような行政書士になるのが目標です。

そして、どうせならばダブルライセンスやトリプルライセンスを目指そうということで宅建士試験、司法書士試験合格を目指して現在勉強中です。

もう一つが実務の勉強です。これは依頼が来ないとできません。基本的には業として行政書士業務はできません。なので、自分でするしかありません。

最近は車庫証明、車の名義変更を行いました。車の名義変更は何度かやっているのでそれなりに慣れてきました。とにかく自分で申請できるものはなるべく自分でやるようにしています。

古物商の申請なんかも経験してみたいと思っています。ちなみに私、古物にも興味があったりします。まぁ申請のために数万円自腹を切ることになりますが、自分のためになるならば割り切ります。

行政書士試験の内容と実務が一致していないため、実務をどうしたら良いのかよくわからないという人が多いようです。

実務を学ぶのに一番いいのは行政書士法人に就職することです。そうすればお金をもらいながら実務の練習をすることができます。
世間ではひよこ狩りなる実務の講習があるようで、そこでお金を払って実務の勉強することもあるようです。私は絶対受けたくありませんが。

そして、よく起業したときに聞くのが経理・総務の知識は網羅的に身に着けておいた方が良いということです。

総務的なことは一応、社会保険労務士を目指して勉強していた時期があったので、多少の知識はあるつもりです。経理はまったくと言っていいほどありません。

これらも身に着けていかないといけないでしょう。最初から人を雇えるようには思えません。

このように起業するまでに身に着けておかない知識は山ほどあります。ろくすぽ、大した企業に働いていなかったので、ビジネスマナーも身につけなければなりません。いろいろと起業までに大変そうです。

ですが、幸いのことに私には時間があります。いつになるかわかりませんが、独立までの間、勉強しなければいけないことは勉強して万全にしておきたいと思います。

行政書士試験、戦略は10人10通り!!個人のポテンシャルにあった戦略・勉強法!!

行政書士試験の戦略は十人十色!!

行政書士試験にかかわらず、資格試験の戦略なんて10人いれば10通りになります。実際に大別できるのは4パターンくらいだと思います。

大多数に向けて配信している当ブログの存在意義もあやふやになってしまいますが、確かに細かく言えば戦略は個人のポテンシャルによって人それぞれなのです。

このブログで進めているのは一般的な戦略であって、もっと詳しく戦略を立てるとなるともう何通りかの戦略が誕生します。

ざっとですが、今回は個人のポテンシャルにあったそれぞれの戦略や勉強法などについて書きたいと思います。参考になれば幸いです。

受験生はポテンシャルごとに4パターンに大別できる!?

ではまず、受験生を4パターンに大別したいと思います。ちなみに法律初学者という前提での話です。それでは分けてみたいと思います。まずは低学歴の人、勉強から遠ざかっていた人、高卒の人(普通の成績)、大卒の人(普通の成績)、高学歴の人の4パターンに大別されると思います。




それではそれぞれの勉強法や戦略について詳しく見ていきましょう。

低学歴の人、勉強から遠ざかっていたい人

高卒の人(普通の成績の人)

・大卒の人(普通の成績の人) ※基本的には当ブログの普段の勉強法・戦略

高学歴の人、偏差値の高い高校、大学に行っていた人 

リンク先に詳しく書いてみましたので、自分が該当するリンク先をご覧ください。
基本的な勉強法はこのブログに書いてあるので見てください。当たり前ですが、合格の所要時間も上から順に少なくなっていきます。そして、合格の可能性が高いのは下から順に高くなっていくわけです。ちなみに管理人の私は高卒と大卒の間くらいと言えると思えます。

なぜ、管理人である私は大卒なのに、他の高卒だとか中卒だとか高学歴の人の勉強法や戦略が書けるのかという疑問があると思います。当然、私が大卒である以上、実体験ではないので想像でしかありません。

ですが、行政書士試験という配点を知り尽くしさまざまな合格パターンを知っているので、こういうパターンで合格した方が楽だというのは想像でもアドバイスできるわけです。

例えば、中卒の人が一般知識の政治、経済、社会の問題で得点を稼ぐことは難しいわけです。そしたら、どこかで得点を補わなければなりません。そういった場合、どの科目を狙えばいいのか考えなければなりません。

世の中には合格体験記なるものがたくさんありますが、そのブログを書いた人と属性が同じでなければ再現性も乏しいものとなりますし、意味があまりありません。当ブログであれば、私のように一応、大卒だけど頭のできは中途半端で中学まではそこそこの成績をおさめていたというような属性でなければ、あまり意味がないのかもしれません。

※ただ、このブログはなるべく多くの人に通じるような戦略や勉強法を書いています。

こないだ合格パターンをシュミレーションしてみましたが、行政書士試験はさまざまタイプの合格者が存在し得るということに気づきました。そして行政書士にはさまざまなタイプの行政書士が存在してしまうのです。

法律に弱い行政書士、一般知識に弱い行政書士、行政法に強い行政書士、

民法に弱い行政書士、商法・会社法をまったく知らない行政書士、

法律に詳しい行政書士、憲法を知らない行政書士、教養がない行政書士 etc

これら、すべてが同じ合格者です。行政書士合格者が合格後に勉強しなければ、上のような行政書士が存在するということになります。

それが行政書士試験なのです。それが許される試験なのです。つまり各科目に足キリがない以上、必要最低限の科目知識というのが求められていないのです。



行政書士試験合格パターンを考えてみました。戦略を立てる上で大事な4つのシュミレーション。

以前、行政書士試験合格と言っても何パターンもあるという話をしました。

合格パターンしることでさまざま戦略を立てることができます。自分はどのパターンに近いのか?どのパターンを目指すのか?戦略や勉強の方向性を知ることができます。

今回はその具体例を考えてみました。結構考えてみると面白いです。なんか仕事で言えば、シフトを作っている感覚と似ているかもしれません。条件に当てはめていくところが。では早速、何パターンか作ってみたいと思います。

前回の記事を見ていないという人に少し説明すると、合格パターンというのは一般知識の成績が優秀の人がいたり、民法と行政法だけずば抜けていい人がいたり、オールマイティに成績が良かったり、合格者の中にはいろいろなタイプがいるはずです、それらが合格パターンです。そのパターンを180点ギリギリで合格を条件に各科目ごとの目標得点を設定してシュミレーションしてみようとしているのです。

字面ではわからないと思うので実際にパターンを作ってみました。次に作るのが一般知識が得意な人が目指すべき合格パターンです。シュミレーションしてみました。




・基礎法学      目標点 4点/8点

・憲法        目標点 16点/28点

・民法        目標点 36点/76点

・行政法       目標点 76点/112点

・商法・会社法    目標点  4点/20点

・一般知識      目標点  48点/56点

これだと合計184点、法令124以上、一般知識24点以上の条件も満たすので、ギリギリ合格です。このパターンだと法律をあまり勉強することなく合格できるパターンです。一般知識に強いが法律は初学者という高学歴向けの合格パターンです。気付いたと思いますが、商法・会社法、基礎法学は捨て科目設定です。

このことから行政書士試験はやはり高学歴の人に有利といえるでしょう。

さてもう一つのパターンです。逆の低学歴パターンです。

・基礎法学      目標点 4点/8点

・憲法        目標点 16点/28点

・民法        目標点 46点/76点

・行政法       目標点 80点/112点

・商法・会社法    目標点  8点/20点

・一般知識      目標点  28点/56点

こちらも182点で合格設定です。一般知識以外は全科目まんべんなく勉強したパターンです。それとなく、現実的な合格パターンだと思います。やはり、低学歴の人向けの合格パターンだと思います。一般知識では高学歴の受験生とくらべて不利なのは間違いありません。対策でどうなるかも微妙なところです。なので、一般知識の得点は法令でカバーしなければなりません。行政法はガッツリ勉強しなければいけないということがこのパターンでわかるかと思います。

最後に民法ダメだったパターンです。民法を諦めたパターンです。かつ一般知識もそこそこパターンです。

・基礎法学      目標点 4点/8点

・憲法        目標点 20点/28点

・民法        目標点 20点/76点

・行政法       目標点 96点/112点

・商法・会社法    目標点  8点/20点

・一般知識      目標点  32点/56点

これで180点です。いかがでしょうか。以外と民法ダメでもいけますね。ただ、行政法をはじめ、他の科目はまんべんなく勉強しなければならないということです。実際こういうパターンの人も少なくないと思います。ですが民法は捨てるべきではないと思います。憲法、他科目でこける可能性も高いからです。

おまけです。たくさんシュミレーションしといた方が良いと思うので、このパターンも想像してみました。タブーの行政法があまり良くないタイプです。さてどうなるでしょうか?

・基礎法学      目標点 4点/8点

・憲法        目標点 20点/28点

・民法        目標点 68点/76点

・行政法       目標点 48点/112点

・商法・会社法    目標点  12点/20点

・一般知識      目標点  28点/56点

これでギリギリの180点です。このパターンで合格する人はある意味すごいです司法書士さんなんかはこんなパターンになるかもしれません。行政法の点数が低いせいで、他の科目にかなりしわ寄せがきているのがわかると思います。正直、民法で8割以上はあまり現実的ではありません。

行政法は絶対苦手科目、捨て科目にはしてはいけないということです。合格パターンで行政書士試験が見えてきます。自分はどのパターンに近いのか考える必要があると思います。

気付いたのですが、一番初めの合格パターンを極端にしたら、教養はあるけれども、法律をあまり知らない行政書士が誕生することになります(笑)

でも、行政書士試験と行政書士の実務は全然違うということですから、問題ないというわけですね。これが問題あるのであれば、きっと配点であったり、各科目ごとの基準点であったり試験制度そのものが変わっているはずですもんね。




行政書士試験のことがわかる10の質問と答え

行政書士試験のことがまったくわからないという人のためにQ&A方式ですぐにわかるような記事を書いてみることにしました。この10個の質問で行政書士試験のことがおよそわかると思います。

Q、1 行政書士ってどんな仕事?

A、行政書士は官公庁に出す書類の作成を代理するのが主な仕事です。
      ちなみにお金を取れるのは行政書士のみになります。

Q、2 行政書士試験って、学歴だったり、職歴など受験資格が必要?

A, 学歴も職歴も年齢制限もありません。受けるだけなら誰でも大丈夫

Q、3 行政書士試験は難しいの?簡単なの?

A、基本的には難しい国家資格です。他士業に比べたら簡単。

Q、4 行政書士試験は独学で合格できる?

A、勉強法や勉強時間さえ確保すれば、基本的には合格可能。

Q、5 合格するにはどのくらい勉強すればいいの?

A、合格までの勉強時間は1000時間と言われています。1日2時間半
      くらい勉強するとしたら、約1年かかります。

Q、6 いつ試験日があるの?

A、試験日、例年11月の第2日曜日です。年一回しかありません。

Q、7 勉強法やコツはあるの?

A、あります。他の資格試験よりも邪道の戦略が使えます。当ブログ見て

Q、8 試験は長いの?何時間あるの2次試験とかあるの?

 A、試験は3時間です。2次試験はありません。

Q、9 出題形式はどんな感じなの?

A、5択のマーク式と一部、記述問題があります。

Q、10 全部勘でマークして受かる?

A、超能力者でもない限り不可能だと思います。確率でいったら天文学的
      数字になると思います。




軌道に乗るまでという言葉があるように~行政書士試験合格後の過ごし

行政書士試験に合格したけれども・・・

行政書士試験に合格して1年以上が経ってしまいました。合格後からのこれまでの期間無駄といえば無駄な時間なのかもしれません。私もせっかく取った資格なので、この資格を生かしたいです。

もちろん、起業を夢見ています。ただ今は時期尚早な気がして今一歩足を踏み出せません。

行政書士は稼げないとも言われているからです。

そして、行政書士は実務と試験にかなりの違いがあることでも有名です。私のような新規参入者はほとんど素人同然だと思います。いきなりの起業となると、まるで子ライオンが親ライオンに崖から落とされたみたいになってしまうのではないでしょうか。行政書士法人に働いてノウハウを学んでから安心出発と行きたいというのが本音です。

そもそも起業してやっていけるのか?お客は獲得できるのか?法律の勉強はしなくていいのか?とさまざま問題が出てきます。

合格するまでは勉強のことばっかり考えていたので、そんなこと気にしていませんでした。私のような人は多く、行政書士試験合格後の行動に悩んでしまうようです。私はポジティブな性格とは言えませんが、そのままスタートしてみるしかないと思います。基本ネガティブですが、ときにはポジティブです。

ただ、何事にも軌道に乗るまでの期間があるので、その期間を想定しないといけません。もしかしたら、無収入期間1年ということもあり得るかもしれません。
繁盛店の多くはリピーターがいるから繁盛しているといえます。まずは初依頼者、それをゲットしないとどうしようもありません。そして、その周辺からの客、そしてリピートを狙うのが商売全般に言えることではないでしょうか。いわゆる口コミとリピーターのことです。

行委書士でやっていけると信じたい・・・

やってもいない私が憶測でいうのもなんですが、行政書士は誰でも稼げないわけではなく、うまくやれば稼げる資格だと思います。他の行政書士さんのブログでも、このことは言われていますし、統計からもわかります。全員が年収200万というわけではありません。一部は稼いでいます。



今できること、勉強、貯蓄、経験

今、私に考えられるできること。それはまず軌道に乗るまでの間の無収入期間を過ごせるだけの貯蓄、そして勉強ではないかと思います。

勉強といっても、法律の勉強だけではありません。自分の身の回りにある申請ごとは自分でする。これも起業後に役に立つと思います。

自分の身の回りにある申請ごとといえば、車関係です。私は車関係の名義変更は自分でやるようにしています。一番身近な申請のような気がします。ちなみにこないだは車庫証明を取りました。まったく初体験よりは1度でも2度でも経験した方がスムーズに行くにきまっています。

ところで、私が「行政書士」という仕事を身近に感じたのはドラマ「カバチタレ」の他には車屋さんの契約書類に書いてるのを目にしたときです。

車屋さん=行政書士

というイメージがあります。あくまでも私の場合です。司法書士は銀行というイメージですが、これと似ているように思います。

とにかく自分の身の回りの申請はなるべく自分でやるようにします。そしてお金を貯める。もしくわアルバイトなどと兼業するかだと思います。もしかして兼業はグレーなのかも知れません。行政書士は常に業務を受けれる体勢を取っとくようにしなければいけないという規定があったような気がします。この辺はよくわかりません。




自身の車庫証明を取るのに四苦八苦!!

こんにちわ。先日、車両の入れ替えのため、自身の車庫証明を取ってきました。車庫証明は実は本格的に単独で書類作成するのは初めてでした。

今後、行政書士と開業するにあたっていい勉強になると思い、いつもは妻に任せるところを自身で取りに行ってきました。あらかじめ、ネットで調べて記入例を参考にして、書いて持っていきました。いざ窓口の警察署に持っていくと補正の嵐(笑)

ようやく受理してもらうのに合計1時間以上もかかってしまいました。行政書士試験がいかに実務と無関係なのがわかりました。というよりも事前に試験内容が実務の役に立たないのは知っていた為、わかったというよりは身に沁みました。

私は行政法はほとんど失念しています。基本的に行政手続き法を簡単に説明すると申請するときは優しく?窓口の方が教えてくれるし、間違いがあれば正すよう指示を出してくれるし、ほとんどが適正な状態での受理となるので問題となることはありません。赤ペン先生のようなもので、正しくなるまで何度でも教えて正してくれます。だから、本来誰がとっても許可、未許可などの結果は一緒なのです。ただ欠格事由というものがあった場合だけ、許可が取れないと思った方が良いでしょう。ちなみにこれは行政書士さんが事情を説明したり、口添えしたりしても無理なものは無理だと思います。

ではなぜ行政書士さんにお金を払ってまで頼むのでしょうか。それは多忙の人であったり、複雑な書式であった場合はプロに任せた方が早いからです。今回取った車庫証明とも比べのならないくらい複雑な記入がある書類は山ほどあります。

今回の車庫証明もかなり煩わしく感じました。やはり仕事としてやるのと自分のためにやるのではなんとなく、めんどくささの感じ方が異なってきます。

仕事=お金発生すなわちプロ   自分=必要的なこと

で終わると思います。そのために煩わしさがあるのだとおもいます。

まぁとにかく、車庫証明自体は無事に受理していただきました。受理していただいたということはほぼ許可となると思います。もし許可降りなければ・・・・。