高卒の人が行政書士試験に挑む上での戦略と勉強法

前回にひきつづき、今回も個人のポテンシャルにあった勉強法と戦略について考えたいと思います。

前回も説明した通り、万人に共通するという勉強法や戦略というのは実際のところありません。私のブログで紹介している勉強法も私の属性に似た人に主に効果があります。基本的な勉強法や記憶法は別としてです。
ただ、当ブログではなるべく幅広い人に対応できるようにしています。

さて、今回は高卒の人向けの勉強法と戦略です。高卒の人と言ってもまったく勉強してこなかったような人ではありません。それなりに勉強してきた人です。偏差値も真ん中くらいの人です。

では、どんな勉強法や戦略が有効なんでしょうか?

基本的にはこのブログで紹介している勉強法と一緒です。私も五流大学卒業なのでこれらの人たちと大差ありません(笑)

やはり高卒受験生も弱点は一般知識!?

ただ、やはり大卒の人と比べると一般知識が弱いように思います。

なぜならば、高卒の人は大学進学のための試験を経験していないからです。大学進学の試験と言えばセンター試験です。
多くの大学受験生であれば政治経済のいずれかの科目は受験科目として選択していてもおかしくないと思います。つまり、その分だけ、一般知識の政治・経済・社会の実力差があるのです。その分、若干不利ということになります。

そして、試験慣れという点でも大卒より弱い点かもしれません。なので、しっかりと試験の常套手段を学びましょう。

あとは基本的には同じです。

法令科目は民法、行政法、憲法を柱にするということです。場合によっては商法・会社法も捨てずに勉強した方が良いかもしれません。

とりあえず、一般知識で高得点はまず狙えないと思ってください。なのでその分、法令科目で得点する必要があります。そして、全体的に一般知識対策にも時間を割いた方が良い気がします。

基本的には、基礎学力であったり、ある程度勉強慣れもしていると思うので、遠回りせずに勉強していいと思います。語彙力や国語力もそれなりにあるはずですから、入門書からスタートではなく、いきなり基本書からの勉強スタートでいいと思います。

通学や通信講座の利用も考えても全然いいと思いますが、高卒であれば、全然独学で十分だと私は思います。

あとは本人のやる気次第です。