行政書士試験の裏技は一般知識で使えることが多い?

行政書士試験にも裏技があるのかと問われると私の答えとしてはイエスになります。




人間が作る試験である以上、穴もある?

試験である以上、ある程度の裏技やテクニックがあるにきまっています。以前、公務員試験を受験するさいもそういう本を読んだ記憶があります。それをよんでから裏技というのは邪道ではなく、正攻法なんだと思いました。

裏技の多くは一般知識で使えることが多い気がします。

まず一つ例を挙げるとしたら、文章理解の正解肢は3以降を選ぶといいという裏技があります。統計上、3以降の選択肢が正解肢となっていることが非常に多いのです。なので、どうしてもわからないときは3以降の選択肢を選びましょう。

これだけでも覚え解けば、正解する確率があがります。

実は一般知識の文章理解はこの他にも裏技があったりします。例えば、穴埋め問題なんかがあります。

例えば

1 理性  愛情  経験  交換  体力的

2 理性  憎悪  判断  贈与  知的

3 本能  同情  経験  貸与  体力的 

4 情緒  憎悪  判断  交換  知的  

5 本能  愛情  経験  贈与  知的

という選択肢があったとします(かなり適当に私が作りました。)これは問題文を見なくてもある程度消去法で確率を上げることができます。なぜならば、一回しか使われていないものはかなりの高確率で正解肢とはならないからです。上の例でいえば、情緒、同情、貸与というのが一回しか使われていません。なので、これらの選択肢は基本的には正解とはならないのです。

考えてみたら簡単です。一個の穴埋め箇所の検討が付いただけで合格としたら、他の穴埋め箇所は考えなくていいことになります。そう簡単には正解にはさせたくないでしょう、問題を作った人も。という理由で正解肢になる確率が低くなるわけです。

このように文章理解は攻略法があります。確かに実力で解くのが一番ですが、こういった裏技的なことも併用して正解率を上げることも大事です。

あとは常識で考えれば案外簡単なものもあります。

私の年度で出されたものが、高齢者の一番多い、都道府県はどこか?という問題です。確かそのような問題だったと記憶しています。選択肢にはそれらしい都道府県がありました。忘れてしまいましたが・・。

答えはというと、東京です。

人口が多いのが東京ですから、当然高齢者も多いわけです。これも常識といえば常識です。ただなんとなく、東京は若者の街というイメージから覆されてしまうのです。ちなみに偉そうに言っている私ですが、この常識的な判断ができずにこの問題は不正解になってしまいました。試験終了後にあぁっと思い頭を抱えました。

冷静に問題にあたることも大事です。こういう統計問題なんかは常識で排除できる選択肢もあると思います。わからなければ、常識的な別観点で見るようにしましょう。

私はこの事件を経験することで冷静になることが大事だと思い知らされました。

一般常識では特にいえることだと思います。

とここまで、裏技に関して書いてきました。私は裏技をものすごく肯定しているわけではありませんが否定しているわけでもありません。こういうテクニックが実際に通用するのであれば、やらない手はないと思います。

スラスラ解ける!行政書士ウラ技合格法(’17年版) [ 中澤功史 ]

こういう本も必要なのかもしれません。裏技は確かにあると思います。大事なのはどうしてもわからない問題にどのくらい食らいつくかです。その1点、2点の差で合否が分かれます。情報を知っているか知らないかの差は非常に大きいものです。