さて、世間一般ではお盆休みです。
大企業にお勤めの方なんかはとんでもない連休があるのではないでしょうか。
この連休中に行政書士試験の申込の準備をするという人もいるでしょう。
お盆休みは猛勉強すべきなんでしょうか?
今回はそれについて考えてみたいと思います。
私の意見として、お盆休みと言っても、一日に10時間とかそこまで猛勉強する必要はないと思います。
もちろん、勉強できるのならやることに越したことはありませんが、お盆って意外と忙しいものです。実家への帰省、そしてご先祖さまへのお墓参りなどがあります。
もちろん、それらを毎年行っているならば、行政書士試験の勉強のために中止するというのはやめましょう。そこまで犠牲にする必要はないと思います。
お盆に少しから息抜きをしたからと言って、まったく挽回できないような時期でもないと思います。
確かにお盆休みやゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年を跨いで受験する方ならば正月休み、これらの大型勉強はライバルを引き離す大チャンスと言えばチャンスです。その分だけ自由な時間ができるからです。
メリハリのついた学習を!!
連休中はがっつりと勉強するという方も中にはいると思います。
ですが私は「メリハリ」というのも大事だと思います。
休むところ休む、遊ぶところは遊ぶ、勉強するときはする。
これを区別せずにストイックに勉強ばっかりしているのでは、かなり精神力の強い人、忍耐力のある人でなければいずれつぶれてしまいます。そうしたら元も子もありません。
そうなるのであれば、メリハリをつけた学習をすべきです。ただ、遊びっぱなしは連休後も怠け癖が付くといけないので、最低限、スキマ時間など勉強できるときは短時間でも勉強するようにしましょう。
要するに、普段通りに勉強すればいいのです。
1日10時間など、必死になって勉強する必要はないと思います。
と言っても、最終的にはその人の学習の進捗状況にもよります。今まで話をしてきたのはあくまでもそれなりに順調に学習が進んでいる人や試験日まで勉強時間が取れる人を対象にしています。
当然、猛勉強しなければいけないような立場にある人はした方が良いと思います。
よく、大型連休の勉強でライバルを引き離すということがありますが、行政書士試験においてライバルはいません。
ライバルは自分自身です。試験の性質上、ライバルという概念はありません。難関校などの受験と違って定員が決まっていて、上位何人が合格者という制度でないため、学習して合格基準点を取ればそれで合格なのです。
とはいえ、ライバルがいた方が100メートル走なんかでも記録が伸びます。知人などと受験する場合は絶対負けないと意識して勉強するのも効果的かも知れません。こういう人がいない場合は架空のライバルを作るのも良いのかもしれません。
とにかく、お盆休みの過ごし方は人それぞれです。いよいよ、行政書士の試験日も近づいてきました。今年受験される方は後悔のないよう過ごしましょう。