行政書士試験、独学合格者がオススメする参考書・テキスト・予想問題集、2019年度対策はコレ!!

今回は参考書・テキスト・予想問題集のオススメに関して記事を書こうと思います。

独学でやる以上はすべて自分でテキストや問題集などの教材を揃えないといけないので、参考書選びはもっとも重要と言っていいでしょう。

よく、巷で売れ筋ランキングなどがありますが、売り上げナンバーワンの参考書が必ずしも一番良い本とは限りません。

これは物販業界で言われる言葉ですが、「良いものが売れるのではない、売れたものが良いものだ」という言葉があります。




それはさておき、実は今まで、参考書・テキスト・予想問題集に関しての記事は何度か書かせていただきました。

ですが、具体的にどれが良いかと推薦することまではしませんでした。

なぜならば、行政書士試験の教材を選ぶときに大事なのは自分で手に取って内容を確認して、自分にあった参考書なり問題集なりを購入するということだからです。私自身の目線で選ぶわけにはいかないからです。

ずっとそう思ってきましたが、中にには決めきれないという方やどの参考書が良いのか悪いのかよくわからないという方もいるでしょう。

そう思い、今回は私が実際に使用したものも含め具体的な一冊を推薦したいと思います。レビュー(感想)もなるべく詳しくつけましたので参考にしてください。

今回私がこのブログで推薦するのは入門書・基本書・一問一答・行政六法・記述多肢選対策・予想問題集になります。

基本的にはこれさえあれば行政書士試験は大丈夫です。もし不安という方は判例集なども用意するといいと思います。

※なるべく可能な限り、最新版のリンクを掲載していますが、ご自身で確認して下さい。ちなみに、問題集なんかは遅めに発行される可能性が高いです。

                         (2019年1月現在)

行政書士試験合格者がおすすめする入門書

それでは最初に入門書です。

まずはじめに入門書に関しては必要な人とそうでない人がいます。

必要かどうかは自分のポテンシャル(最終学歴や偏差値)に合わせて判断して下さい。

基本的には入門書の内容は基本書に含有されている内容だと思ってください。

基本的なことを厳選し、わかり易く書いているのが入門書と思ってください。なので、必要ない人には時間の無駄、お金の無駄になります。

ちなみに入門書を用意した方が良い人は、勉強から離れて相当時間が経過している人やあまり活字になれていない人などです。

行政書士試験に合格したい人がはじめて出会う本〈2013年度版〉

説明(レビュー):私が実際に使用していた入門書です。法律の入門書はいろいろ読みましたが、この本はまったく別物だと感じました。とにかく読みやすいです。まさに本当の本当の入門書といえると思えます。また、起業後の行政書士の業務の報酬の相場などについても書かれているので、やる気が出ます(笑)

ただ残念なのが新しい版が出版されていない点です。基本的には中古本しかないで安く入手できるのはいいですが、恐らく最新の法改正には対応されていないのが難点です。

難しい言い回しがないので勉強から離れていた人や学生時代にあまり勉強してこなかったという人にオススメの一冊です。

2019年版 ユーキャンの行政書士 はじめてレッスン (ユーキャンの資格試験シリーズ)

説明:わかりやすいと好評なのがユーキャンです。その入門書なのでさらにわかり易いです。言い回しもわかりやすく、イラストや図表や具体例も多いので、理解しやすいです。ユーキャンはいろいろ受験生時代にお世話になりました。

入門書番外編

番外編としました。こちらは行政書士試験用ではないですが、法律入門書用としてオススメする一冊です。基本的に私は行政書士専用の参考書意外は選ばないことを勧めていますが、とても素晴らしい1冊なので、どうしても紹介したくて番外編を作りました。

伊藤真の民法入門 第6版

解説:伊藤塾でおなじみの伊藤真さんの民法の入門書です。他にも民法の本は何冊か読みましたが、これほどわかり易い本はありませんでした。

行政書士試験受験生の多くは民法を不得意とする受験生が多いと思います。

ですが、行政書士試験で民法を不得意にすることは厳禁です。

民法を得意科目にしたい、好きになりたい!!そんな受験生にはオススメします。




行政書士試験合格者がおすすめする基本書

基本書はその名のとおり、いちばんよく使う教材だと思います。なので分厚いのは当たり前です。それはそれで覚悟しましょう。ある程度分厚くないと逆にえっ?となるので、要点整理みたいな薄いのはやめましょう。

合格革命 行政書士 基本テキスト 2019年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

説明(レビュー):基本書です。大変読みやすいレイアウトとなっています。合格のための知識がこの一冊にまとめられています。
またフルカラーテキストとなっています。
フルカラーテキストの方が記憶に定着しやすいというデータがあります
思い返してみれば、教科書もキレイな色彩でしたよね。

行政書士試験合格者がおすすめする一問一答

問題集は一問一答形式がオススメです。すぐはじめられてすぐ終われるのが特徴です。繰り返し何周もアウトプットすることで実力が養われます。

合格革命 行政書士 一問一答式 出るとこ千問ノック 2018年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

説明:千問ノックという本の名前の通り、厳選された行政書士試験合格に必要な問題が1000問おさめられています。解説も非常にわかり易いです。

暗記に便利な赤シート付です。また1000問の中からさらに厳選された問題がアイコンでわかるので試験直前期でも短時間で活用することができます。実際に私も直前期に購入しました。

コレを何周も何周もこなすことで、かなり実力を養成できるでしょう。

数ある一問一答集の中で一番オススメです。

スマホのアプリだけでも十分だろうといった声もあるかと思いますが、紙ベースの校正のされたものを一冊持っておくことをオススメします。

行政書士試験合格者がおすすめする行政六法

行政書士試験に1万円くらいするバカでかい六法全書は必要ありません。

そんなの買うくらいならば、予想問題集や予備校の模試に使った方がマシです。

分厚くて高価な六法全書は必要ありませんが、安価な行政書士試験専用の六法全書は必要です。条文の知識をまとめたのがテキストです。なので条文そのものも学習する必要があります。特に頻出される条文は素読しといた方が良いでしょう。

ケータイ行政書士 ミニマム六法 2019

説明:私も受験生時代に愛用していました。なんと言ってもコンパクトなのがありがたいです。全条文おさめられているわけではありませんが、厳選された条文がおさめられています。

素読にはもってこいの行政六法です。とにかく、ボロボロになるまで読みました。基本的には行政書士試験に出題されうるすべての条文がのっているということになると思います。

過去に出題された条文にはしっかりとアイコンがついているのでメリハリのついた条文学習ができます。

行政書士試験は条文が重要なのは、当然です。

行政書士試験合格者がすすめる記述式対策、多肢選択問題対策

記述式と多肢選択対策はしっかりとした方が良いです。特に記述式は60点と行政書士試験全体の5分の1の配点に当たるので、対策しないわけにはいきません。また別角度からの学習ともなるので、全体の理解が増すことにもなります。

合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 2018年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

説明(レビュー):こちらも実際に使用していた問題集です。赤シート付なので、解答例をそのまんま暗記することもできます。多肢選対策とセットになっているのでコスパもいいです。これ一冊と予想問題集で対策はバッチリです。

記述対策は不要という意見もありますが、決して択一の知識の延長だけでは問題は解けないというのが私の考えです。

漢字の間違えなどで減点もあり得るでしょうから、しっかりと解答を書く練習はしといた方が良いと思います。

行政書士試験合格者が薦める予想問題集

さて最後は大事な予想問題集です。予想問題集ほど各出版社の特徴が色濃く出ているモノもないかと思います。

難易度も言い回しも違ったものになります。私がオススメするの2冊です。やはり、何冊かはやっておいた方が良いと思います。正直、1冊だけではさみしいものがありますし、真の実力を測れない可能性があります。

行政書士2018年法改正と完全予想模試2回分―元試験委員が監修!

説明:こちらも実際に使用したものです。表紙の「元試験委員が監修」と書いてあります。私が買った市販の予想模試の中ではこちらが一番、本試験に近いような感じがしました。難易度も程よい感じです。この予想模試で合格基準点を上回るようでしたら合格の可能性も高いと思います。2回分あるいわ3回分の模試が収録されています。
ぜったい一冊は持っておきたい市販の予想模試です。

うかる! 行政書士 直前模試 2018年度版

説明;伊藤塾の直前模試です。こちらも年度は違いますが、実際に使用しました。他の予想模試と比べて難しいという印象です。ちょっと感覚的には本試験より難しい感じです。難問が多め?でも、表紙にある通り、記述式を的中していますから。すごいです。

2回分の模試が収録されています。20点分の得点を数千円で買ったとおもえば安いもんです。今年も的中するとは限りませんが、買う価値はあると思います。

※ちなみにユーキャンの予想模試もあったはずですが、探してみても予想模試単体の書籍はありませんでした。予想模試付きというのはありましたが、高額のため掲載しませんでした。もしかしたら、この記事作成時にはまだ出版されていなかっただけなのかもしれません。ちなみに私が使用したユーキャンの模試は簡単に感じました。

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以上、私がオススメする教材について書かせていただきました。基本書以外はどれも、2000円前後で購入可能です。私の場合は教材全部で17000円~25000円くらいかかったと記憶しています。

まぁ一見すると高いように思えますが、通信講座や通学と比較すると、それでも格安です。

コスパの良い通信講座ならば、これら参考書選びの労力を考えると、通信講座にしてもいいかもしれません。

基本的には資格試験の難易度が高くなれば、なるほど試験の教材費も増すものです。司法書士試験なんかだと30000円以上はかかると思います。

逆に宅建試験だと5000円くらいで済むのではないでしょうか。

独学には教材が必須です。独学の最初の一歩はテキストや問題集選びです。あまりケチケチせず、必要な経費だと思って買いましょう。

買った後はフリマなんかで売れば、3分の1くらいは戻ってきます。