資格試験、受験に落ちてしまった
人生一度や二度、努力が報われず、資格試験に落ちるということもあります。そんなときに考えなければいけないことがあります。会社への報告であったりどうやって気持ちの切り替えをして乗り切るかとかだったりします。
とにもかくにも落ちたら大変ショックです。私も何度か資格試験に落ちたことはあります。
実は宅建士試験にも落ちてますし、行政書士試験、意外なところで漢字検定も不合格となった経験があります。合格する人もいれば不合格になる人もいる。それが試験です。
落ちると相当凹みますし、なんだか自分自信を否定された気がして辛いです。このショックは努力をしたらした分だけ比例してダメージがでかくなります。
そんな時でも前を向いていかないといけません。いつまでも引きずっていては何も生まれません。また再挑戦するのか諦めるのかの判断も必要になってきます。
試験に落ちたときに考えなければいけない4つのこと
・どうやって気持ちを切り替えるか
・再挑戦するか諦めるかどうかの決断
・落ちたことを報告すべきかどうか
・なぜ落ちたのかの分析(再挑戦する場合)
①気持ちをどうやって切り替えるか
まず試験に落ちたときの精神的なダメージは相当大きいと思います。努力した分だけダメージは大きくなります。そんなとき大切なのが心のケアです。どうやって、気持ちを切り替えるかです。
へこむのは仕方ありません。大事なのはそのあとです。一通りへこんだ後は楽しいことをしましょう。きっと、受験勉強でできなかった楽しいことがあったはずです。そのできなかったことはまずは存分に楽しみましょう。
カラオケであったり、お酒であったりそれまでセーブしてきたことは一つくらいあるはずです。
できれば、楽しみを共有できる友人や家族、恋人なんかもいたらいいでしょう。
そうすることで少しは気持ちが楽になると思います。
あとは時間が解決してくれるはずです。とにかく、落ち込みすぎるのだけではやめましょう。試験に落ちたからと言って死ぬわけではありません。他の道もきっとあるはずです。間違っても自殺するのだけはやめましょう。
②再挑戦するか諦めるかの決断
再挑戦するのもあり、諦めるのもありです。
ただ諦めるとなると今までやってきたことをすべて無意味となってしまいます。
確かに勉強して覚えてきたことはコレからの生活の上で糧となることがあると思います。ですが資格試験の場合だと、多くがその試験に合格しないとその業務ができません。そいう意味ではあなたの目的は達成せずに無意味だったということになります。
その点を考えて再挑戦するか諦めるかを考えた方が良いと思います。基本的に才能やセンスに関係なく、知識で解決できるような試験ならば再挑戦したほうがいいと思います。
ですが、すべてを捨てて諦めるという選択も決して間違いではありません。
いずれにしてもリベンジするのかリタイアするのかは決めなければなりません。
③落ちたことを報告
当然、自分の親しい人には落ちたことを報告しなければなりません。家族や彼氏、彼女、友人、会社の同僚、上司には報告しなければいけないことには疑問がないと思います。それは応援してくれた人ですから、報告なしというわけにはいかないでしょう。むしろこれらの人には報告の義務があると言っていいでしょう。
私の場合、これらの人以外でも積極的に不合格の報告をするようにいています。
恥ずかしいじゃないか?報告なんてわざわざしなければいいのにと思っている方もいると思います。ではなぜ、報告するのでしょうか。
この不合格という恥ずかしい報告をすることで次につながるからです。
例えば同じ試験をリベンジすると決めたのならば、また昨年と恥ずかしい思いをしたくない、よし頑張ろうとなるからです。恥ずかしい思いは二度としたくないと思うはずです。
ついでにリベンジする際や別の試験を受ける際は多くの人に受験宣言します。これも同様の狙いがあります。よく禁煙する人なんかが続けるために声高々と宣言するのと同じです。
④なぜ落ちたのかを分析する(再チャレンジする場合)
さて、だいぶ心も落ちついてきたら、少しづつ冷静にならなければなりません。そして、再チャレンジを決めたのであれば、なぜ自分は試験に落ちたのか分析しなければいけません。分析といってもそう難しいものではなく、自分の行動を振り返るだけです。
・勉強不足ではなかったのか?
・弱点が克服されていたのか?
・何がウィークポイント(苦手科目)だったのか?
主にこれらのことを考えて、自分が不合格だった原因を洗い出さないといけません。そしてその反省点を次回の試験までに修正していかなければなりません。
周りの人は落ちた人にどうやって声をかけたらいいのか?
もし、あなたの友人や同僚、子供、彼氏、彼女など大切な人から不合格の報告を受けたら、なんと励ますべきでしょうか?
非常に難しいし、返答に困ると思います。
基本的には叱咤激励のような過激な声掛けはやめましょう。あなたとその人との関係もあるとおもいますが、多くがさらに凹みます。
優しすぎず、普通に声をかけてあげるのが一番ではないかと私は思います。
高等テクニックとして、笑いに変えるというのもありますが、それもその人の性格や関係性にもよるので、危険な技です。
ちなみに自分の子供であれば、その受験までの頑張っていた様子などをきっと見ていたはずです。ちゃんと頑張っていて不合格だったときは、ぜひ優しい言葉をかけてあげて欲しいものです。
ちなみに私が行政書士試験に不合格して母親に報告したときは
「馬鹿じゃないの。受験料もったいない。」
となんとも的確でいて優しさのかけらもない言葉でした。それもそのはずです。あまり勉強している姿を見てなかったからです。
これが私が猛勉強していて言われたら、激怒か泣きます(笑)