行政書士試験のために仕事を辞める必要はあるのか??

行政書士になるためにはいずれは今の仕事を退職しなればなりません。副業として行政書士業務をしている人もいるようですが、やはり基本平日しか空いていない官公庁を相手とするのでなかなか難しいようです。

もしかしたら、行政書士試験のために仕事を辞めて専念しようと思う人もいるかもしれません。

これに対する私の意見としては「辞める必要はない」ということになります。

これが司法書士試験、司法試験となると辞める必要性は出てくるかもしれませんが、行政書士試験なら、働きながらでも合格することはできます。

まぁ、その人がどんだけ早く行政書士試験に合格したいのかにもよりますが、よほどブラック企業勤めててプライベートがないという状況でなければ、働きながらでも全然合格できます。働きながらだと終業後+1日2時間と少し程度の時間が取れれば1年で合格することが可能です。

これを3か月にしたいというのであれば単純に4倍努力することになります。そうなると中には辞めて時間を増やそうと考える人もいるかと思います。

基本的にはその仕事がうまくいっているならば、辞める必要はないかと思います。起業後のことも考えると運転資金だとか開業資金などもあるので、お金は稼げるうちに稼いでおいた方がいいかと思います。

逆にもうすでに退職してしまっていて、失業中に行政書士試験に挑戦しようとする人はすごくチャンスと言えばチャンスなので頑張ってください。失業給付が出る間は勉強した方が良いと思います。ただ本格的な起業の動きを見せると不正受給とも関係してくるので注意してください。起業するということを行動に移すとなると不正受給になる可能性が高いです。まぁ、不安ならハローワーク職員に相談です。それが一番確実です。

行政書士試験の専業受験生になれるのは、失業者、学生、主婦くらいではないでしょうか。そういう立場である人は、その立場でいられるうちは勉強に専念した方が良いと思います。主婦でいる罪悪感にかられてわざわざ働きながら勉強しようとする人もいるかもしれませんが、その必要はないと思います。勉強がおろそかになるだけです。

なかなか両立は厳しいものです。もし、私が現在、失業中であれば迷わず勉強ばっかりします。もちろん就職活動もある程度はしますが・・・・。

正直、そういった立場の人がうらやましいです。

一日の大半の時間を勉強に費やすことができる。これほどのチャンスはありません。だからニートの人なんかは本当に有利な立場です。いつでも勉強できるのですから。一発逆転のチャンスが常にあるのです。あとは意識の問題だと思います。

正直、引きこもりの方に言いたいです。そんなチャンスを持っているのになんの生産性のないゲームに時間を割いてどうすんのって話です。私の友人も引きこもってゲームばかりしていますが、勉強すればいいのにといつも思っていました。今どうなったのかはわかりませんが。

専業受験生になれる、主婦、学生、ニート、引きこもり、失業者の方々はぜひ勉強してみてください。時間があるということはそれだけでライバルを引き離していることになります。有利ということです。

どんだけ優れた勉強法を持っていても、無いものを増やすことはできません。時間を作りだすのにも限界があるのです。なので、時間があるということはそれだけすごいことなのです。

そんな人はぜひ、行政書士試験を目指してみてはいかがでしょうか。他資格ももちろんですが。