行政書士試験、直前期から+30点アップする方法!!鍵は記述式と文章理解?

行政書士試験、直前期で模試をやっても合格点にはいまだに達していない、そんなときはどうしたらいいんでしょうか?最悪の状況と落胆するのはまだ早いです。

そんな状況からでも+30点を目指す方法をお教えします。

まず+30点にないにしろ、直前期からの得点アップを目指すには、今まで手薄だった科目をやるよりも今までやってきた科目を復習しながら知識を広げていく方がいいです。

例えばの話、あなたがもし、民法や行政法はそこそこやってきたが、商法は全体の20%も学習していないという状況であったとします。そんなとき、商法の残りの学習をするよりも、断然、民法や行政法を徹底的に勉強した方がいいということになります。

配点的にも、民法や行政法をやる方が良いのは間違いありません。特に暗記科目である行政法は直前期にも十分に得点アップを狙えます。

では、具体的に行政書士試験、試験直前でも+30点を目指す方法に移ります。

単刀直入に言います。記述式、文章理解がカギです。

なぜならば、記述式はご存知の通り、全部で60点とものすごい高配点だからです。

一問の正解が択一の4問分の正解となります。記述式対策をしていない人は損です。記述式は対策必要派と対策不要派がいるかと思いますが、対策不要な人は行政法、民法などの択一で満点近く取れる実力がある人です。普通の人ならば対策が必要だと思います。
どのように対策するかというとこれだけは予想問題集や記述式対策の参考書に頼らざるを得ません。中には二年連続で本試験の記述式を当てた予想問題集もあります。

よく対策不要派の人が言う、記述式の勉強が必要のない理由としては択一の知識があれば、記述式の勉強をする必要がないということです。

これは裏を返せば、記述式の勉強をすれば択一の勉強は必要ないということにもなります。少なくと記述式の勉強は択一式の勉強の一部にはなるということです。

記述式の対策が択一対策にも有効ということになります。なので、記述式だけの勉強がまったく無駄ということはないのです。私は断然、記述式必要派です。また記述式は演習がないと本番ではうまく回答しづらい問題です。

基本的には記述式の問題は非常に伸びしろの高い問題なのです。

伸びしろの高い問題を何の対策もせずに放置する理由はどこにもありません。

次に、一般知識の文章理解です。この文章理解は行政書士試験の落とし穴といっても過言ではありません。なぜならば一番時間のかかる問題だからです。

ですが、これコツさえ覚えれば問題文章を全文読まなくても問題が解けることも少なくありません。特に文章の順番を並べる問題などはコツがあります。それを知らずに問題に真正面からぶつかっていくとドツボにはまります。

ちなみに私は行政書士試験に合格した際は、この文章理解3問すべて正解でした。ちなみに直前期までは苦手でした。過去問でも間違えてしまうことが多かったです。ちなみに私が学生時代に、塾に通ってもっとも驚いたのはこの現代文の読解問題のコツを教わったときでした。学校では教えてくれなかったテクニックを塾講師はもっていたのです。このように昔から文章理解にはコツやテクニックが存在するようです。

以上、これらの対策をすることで直前期でも大きく得点をアップを図ることができます。

しつこいようですが、前提となるのは、行政法、民法、一般知識これが行政書士試験の3本柱です。これは直前期であろうと変わりません。間違っても直前期にこれらの3本柱をないがしろにして、商法や基礎法学はやらないでください。それをやってしまうと次の年も勉強する羽目になります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。