問題集の解説が大事な3つの理由~解説を利用することで勉強の効率は各段に上がる

行政書士試験のみならず、各資格で合格するために最も効率が良い方法は解説をうまく利用することです。

さて、なぜ解説を利用することで勉強の効率が上がるのか。その点についてこれから述べていくとします。解説学習法もあるくらいですから、いうまでもなく解説は大事です。なぜ解説が大事なのかというと、以下の点で優れているからです。

・解説は問題に対しての答え、道筋であるから

・解説は内容が凝縮されているから。

・解説は短いから覚えやすい

以上の3つが主な解説の素晴らしい点です。

まず、解説は問題の答えを導くための説明です。すなわち、問題はいろいろと変わりますが、その解説さえ覚えてしまえば、類題を解くことが可能です。これは当たり前のことかもしれませんが、大事なことです。

ほとんどの問題は問われていることは同じだったりします。それをいろいろな条件や言葉を変えて問われているのに過ぎません。たとえば、甲という人物がAという人物となったり、テレビがパソコンに変わったりと、内容は違えど求められている知識は実は同じなのです。つまり一つの解説を覚えることで、これらの多様な問題に対応することが可能となるのです。

また解説はそう長くしてはいけないので、ある程度の字数制限があるのか内容が凝縮されています。参考書みたいな問題を解くうえでの余計な情報がなく、とてもスリムな解説となっていることがほとんどです。このことは次の解説は短いから覚えやすいにも通じますが、記憶するなら短い文の方が圧倒的に覚えやすいはずです。

濃い内容が凝縮されている。これは記憶をする上ではこのうえないことです。

さらにこれを発展させた例を挙げてみます。これは私のオススメ勉強法なのですが、解説を自分の言葉でさらに限界まで要約して、パソコンのワードなどを使って、一文ずつ短い文を作って印刷します。これがいわゆる最小限の要点まとめです。そしてその印刷された最小限の要点まとめを繰り返し音読するという勉強法です。これは実際に私がやっていた勉強法です。これのおかげで解ける問題が増えていきました。試しにやってみるといいです。