事例問題で苦戦する、こういう人は多いのではないでしょうか?
事例問題というと、具体的な事柄があり、それを自分の持っている知識で選択肢ごとに正誤判断していかなければならないという結構高度なテクニックが必要とそれます。
特に多いのが民法です。
知識を問われる問題と違って、問題を正解するには簡単なあてはめが必要になってきます。
これが苦手な理由の一つではないかと思います。
つまり知識問題であれば、ストレートに判断できますが、事例だとひと手間かかるわけです。
ぜひ、対策を知って苦手から得意に変えていきましょう。
事例問題のコツと対策について
では事例問題はどう対策したらいいのか?
それは非常にシンプルです。
事例問題のコツは、
とにかく多くの問題になれることです。
まずはこれが必要です。
多くの問題を解くことでさまざまなタイプの事例に慣れることができます。そして試験本番でも動揺しにくくなるはずです。
例えば、当事者の表記がAさん、Bさんなどのパターンがあったり、甲さん乙さん丙さんというパターン、結構本試験で多いような気がするXさん、Yさんパターンなどあります。
これだけでも問題の印象がずいぶん変わってしまいます。いろいろな問題にあたっていれば、無駄な動揺しなくても良くなるでしょう。
そして、もう一つ大事なのが、
問題の解答の理由まで答えるレベルにすることです。
これは当たり前といえば当たり前ですが、問題そのものを覚えてしまうような勉強の仕方だと、その問題しか解けなくなり応用が利かなくなります。
なので、解くための知識はまず何か?
そこをしっかりと押さえておかないといけません。
それは解説にしっかり書いてあるので、こうゆう理由だかこういった正誤判断になるということをがっちりと固めておきましょう。
なので解説は非常に大事なのです。
解説こそが問題が解くための知識の宝庫です。
ダメな勉強のパターンは問題を解きっぱなしにすることです。そうならないようにするためにもしっかりと問題を解いたあとは解説を読んで納得して終わるようにしましょう。
そのため、すぐに解説が確認できる一問一答を活用することをオススメします。
特に間違えた問題はしっかりと確認する必要があります。
間違えた問題は知識が定着していないわけですから、特に何周も何周も演習を繰り返して、間違った知識を正しい知識に上書きしましょう。
まとめ
事例問題を得意にするための対策やコツは以下になります。
・多くの問題をこなし、出題のされ方に慣れてしまう。
・問題の解答がなぜそうなるのか理由を言えるレベルまでにする。
・問題のやりっぱなしにはせず必ず解説を確認する
これらを意識してやれば事例問題も怖くはないと思います。