行政書士試験合格者ならば宅建士試験は楽勝!?Wライセンスを目指すなら

今回は、行政書士試験の対策や勉強法の話ではありません。宅建士試験にまったく興味ない人は読み飛ばしちゃってください。

今回は行政書士試験合格した後の話です。

合格発表もあと少しなので、まぁまぁタイムリーな話題なので、記事にしました。




行政書士試験、合格後は!?

さて、合格発表日、HP上で自分の受験番号を確認し、行政書士試験に合格していました、登録してそのまま起業するという流れの方も多いと思います。

というよりもほとんどがそうだと思います。

当たり前ですよね?行政書士になるために行政書士試験を受験したわけですから。

中には、司法試験の前哨戦のために受けたという人もいるかもしれませんが、多くの人は行政書士になりたいという気持ちで勉強してきたのでしょう。

ご存知かと思いますが、登録しなければ、行政書士にはなれません。

ちなみに合格後の案内はそっけないです。簡単な紙きれ一枚ほどで、それが合格証書に同封されて終わりです。

私の時は具体的な申請用紙などはまったく入っていませんでした。

一方、宅建士試験の合格後の案内は丁寧です。予備知識として覚えておいてください(笑)

正直、行政書士試験合格後の案内にはびっくりします(笑)

宅建士試験を取ってみる!?

中には、登録は少し待ってWラインセンス目指して行政書士試験合格後に別の資格も取っちゃおうという人もいます。

それは社会保険労務士であったり、FP(ファイナンシャルプランナー)であったり、宅建士試験であったりと相性のいい資格は結構あります。

このように隣接資格を取るというのも合格後の選択肢の一つです。

実は私もその一人で、行政書士試験合格後に宅建士試験を受験し合格しました。

一般的には、難易度を比較すると、行政書士試験>宅建士試験と

行政書士試験の方が難しいです。

なので、宅建なんて楽勝だよって思っている人が多いと思います。




宅建士試験は楽勝かと思うけど・・・

確かに難易度だけで言えば簡単です。マークシートも4択で、さらに記述式も一般知識もないという、行政書士試験の悩みのツートップがないからです。

ですが、案外自分の想像よりも苦戦することが多いと思います。

というのも、民法しか被ることがなく、初めて勉強する分野も多いからです。

舐めてたら落ちます!!!

現に私も最後の追い込みがなければ不合格になっていたと思います。

試験直前の二日前頃からようやく市販の予想模試で合格基準点をギリギリクリアできたくらいですから(笑)

確かに、苦労のレベルでいえば、断然行政書士試験の方が上です。

実際に勉強した期間も長かったですし・・・。

ですがこれには罠があります。それは楽勝って思ってしまう油断です。どうせ1か月間くらい勉強したら合格するんでしょ?

こういうスタンスの持ち主は危険です(笑)
今すぐに机に向かって張り付いてください。

それなりに勉強や戦略は必要です。

なので、初心に戻り、しっかりとしたスケジュール立てと配点など事前調べをした上で勉強した方がいいということです。

社会保険労務士は!?

ちなみに社会保険労務士は別物ですから、行政書士試験と同じくらい、それ以上の勉強が必要となってきます。Wラインセンスを目指すにはそれなりの努力がまた必要となってきました。

ちなみに私も行政書士試験合格後、社会保険労務士の取得を考えましたが、断念しました。その理由については詳しくは下記リンクを見てください。

私が社会保険労務士試験の受験をやめた理由

ちなみになぜ社労士試験の受検者に行政書士試験合格者が多いかというと、行政書士試験合格者ということが社労士試験の受験資格になるからです。

実は社会保険労務士は受験制限があり、ハードル高めです。

簡単にいえば、大卒と一部の実務経験ある高卒が受験資格者ということになります。

そのため、費用的にも手段的にも簡単な行政書士合格ルートを選ぶわけです。裏事情はこんな感じです。

まとめ

まとめると、宅建士試験は舐めないということです。行政書士試験合格を鼻にかけ、勉強もろくすぽしないで合格しようとは思わないことです。

民法が被るといってもたった10点分です。他の40点分はまったくの別分野から出題されます。ゼロからのスタートとなるのです。

ほぼ初学者といっても変わりないと思います。

そのことは忘れずにおきましょう。