行政書士試験の中で一番時間のかかる問題は何?記述式?文章理解?

行政書士試験は択一と多肢選択と記述式の3つの形式からなります。

一番時間の掛かってしまう問題はおそらく記述式と一般知識の文章理解だと思います。この二つはおもったより時間がかってしまいます。

個人的には記述式よりは文章理解の方が時間がかかる気がします。文章理解は長文を読まないといけないからです。読まないで解けることもありますが、それでも時間がかかってしまいます。

そして、この二つは時間がかかるとともに大事な問題であるとも言えます。

だから、容易に時間がかかるからと言って捨ててはならない問題です。

それぞれ、なぜ重要なのか説明します。記述式に関しては重要なのは一目瞭然です。配点が一問20点です。パーフェクトの解答だと択一5問分の得点が与えられるのです。最も効率よく得点を稼ぐことができると思います。
逆に言えば、この記述式で得点できないと合格は厳しいということになります。

次に文章理解です。一般知識は足キリが設定されていますので、一問一問大切に扱っていかなければなりません。この文章理解1問が解けなかったで行政書士試験自体に合格できない可能性が十分あります。

なのでよほど教養があり、一般知識に自信がある人以外は捨ててはいけません。そして、文章理解は知識というよりはテクニックなので、勉強量が関係ないという点では最も落としてはいけない問題です。ちなみに私が合格したときは文章理解の問題全問に正解することができました。

このように、時間がかかるからと言って、記述式と文章理解を捨ててはいけません。

そのために模試であったり、過去問だったり予想問題集で制限時間も本試験同様に設定して、ペース配分をつかむことが大事になってきます。

必ず、本試験同様のリハーサル?は必要になってきます。

でないと、本試験のときにひどい目にあうことになります。試験で一番やってはいけないタブーは全科目に当たらないことです。解ける可能性のある問題を解かないというほど損なものはありません。

これはどんな試験にも言えることです。基本中の基本です。

学生時代はこのことを知らずに、成績が上がらなかった人も多いと思います。

資格試験で不合格とならないためにも、かならず全問取り掛かるようにしましょう。