行政書士試験も結局のところ暗記が必要?語呂合わせは効果あるのか?

行政書士試験は暗記試験?

行政書士試験は理解力が必要だとかリーガルマインドが必要だとか言われたりしていますが、私は結局のところ行政書士試験は暗記試験だと思います。

数学や創作的な科目などでない以上、暗記科目だと基本的には思っています。

ただ理解力であったり、リーガルマインドであったりが大事だということもわかります。実のことを言うと、リーガルマインドというものがいまいち正確には理解していませんが(笑)まぁ調べてみると幅広い意味があるようです。

理解力だけで言えば、理解していることで応用も効くのも確かです。

ですが、最終的には知っているかどうかを問われていることが多いので、知識の量と正確性があれば解けるということになります。結局のところ、知識を増やすには暗記するということになります。



条文の暗記は必要か?

条文の暗記が必要かどうかについてですが、試験科目によっては必要となってきます。

ただ一語一句、正確に暗記をしなければならない条文はわずかだと思います。例えば、行政手続法で言うと、努力義務と義務とがあるので、全条文、すなわち語尾の「しなければならない」、「努めなければならない」を覚えておくと、いざその違いを問われたとき、記憶の引き出しとして有効でしょう。

ですが、これらはごくわずかだと思います。システムとして全体像を理解する、全部ではなく部分的に暗記することで十分な場合がほとんどです。

というよりも条文を一語一句暗記する必要があるならば、かなり合格率が下がると思います(笑)。

基本的に短い文の方が長い分より記憶しやすいですからね。

語呂合わせは有効か?

暗記方法の一つとして、昔から愛用?されてきている語呂合わせですが、これは効果あるのかというと、行政書士試験で有効か実はよくわかりません。

なぜなら、管理人は語呂合わせは使った記憶がないからです。意図的に使わなかったというより語呂合わせという暗記法を利用するという頭がなかったからです。

管理人の語呂合わせに対する持論

ただ、ゴロ合わせに対する持論としては、デキの良し悪しがあったり、自分の経験や性格などとの相性があったりするので、万人には向いていないと思います。なので効果は人それぞれだと思います。

かの有名な「いい国つくろう鎌倉幕府」はゴロ合わせ界の大ヒットのミリオンセラーだったといえると思います。

基本的にはどうしても覚えづらいものは自分でゴロを作って記憶するというのがオススメです。

ちなみに私が中学時代に作った数学の公式のゴロ合わせは20年ほどだった今でも思い出すことができます。もちろん、パクリなしのオリジナルです、しかも無料です。特許?を取りたいくらいです(笑)

語呂合わせを作らなくても何度の復習するうちに覚えてくるので、個人的には語呂合わせはあまり必要ないかなと思います。ですが、楽しく勉強するという点では悪くないと思います。なんかダジャレみたいですし。かなり無理やりした感はありますが。

ゴロあわせは自分で作るのが有効です!!

まとめ

暗記というより理解した方が記憶の定着が良いですし、応用が効くことが多いのも事実です。ですが、独学でやっているとどうしてもテキストの文面や図式だけでは理解しがたい部分も少しは出てきます。予備校であれば、講師の説明で案外簡単に理解ができることもあるんでしょうが、そこはやはり独学のデメリットです。
そういったときに補ってくれるのが暗記、丸暗記です。

またダイレクトに知識が問われる問題も多いです。結局のところ、行政書士試験は全体的な理解だけで解ける問題は少なく、暗記が必要不可欠ということになるかと私は思います。理解力を暗記でカバーできることもあるでしょう。ただ効率が良いのは理解することです。