行政書士試験の模試や過去問で点数が伸びない時に確認したいこと

そろそろ模試や過去問で実力試しの時期

6月も終わり、7月を終えようとしています。行政書士試験まであと4か月と少しとなってしまいました。この頃になると人によっては、実践的な模試や過去問などで本試験さながらのテストをしていることでしょう。

そんなとき、「点数が思いのほか伸びないというなぁ」と思うことがあると思います。

いわゆる、伸び悩みというやつです。スランプ!!

基本的には6月の現時点ではあまり気にする必要はないと思います。まだまだ点数は伸びます。焦ることはありません。

点数が伸びないときに確認したいこと

ですが、自分の点数がどうして伸び悩んでいるのか確認する必要はあります。点数が伸びない原因はいろいろあります。単純に勉強時間が足りないのは共通して言えることだと思います。

ですが、2択まで絞れて不正解だった場合と3択までしか絞れなかったといったように、同じ120点だとしても差があります。

結果は一緒でも内容が違うということです。額面の点数が必ずその人の実力を表しているとは限りません。択一である以上、少なからず運の要素も潜んでいます。

そこで確認したいのがまず自分がどのくらいまでに択一で選択肢を絞れているか確認してください。つまり先ほどの例でいえば、2択まで絞れていれば、あまりその点数を悲観する必要はないかもしれません。

3択までしか絞れていないのであれば、まずいということになります。まぁ、確認するまでもなく、試験を終えたあとの手ごたえでわかるでしょう。

そして、必ず確認してほしいこと。それは弱点の把握です。どの科目に弱いのか把握する必要があります。

当たり前といえば当たり前ですが、以外と模試や過去問をしてそのままにしている人が多いのも事実です。答え合わせをしても、分析はしないという方が多いです。エクセルなど利用してグラフ化し視覚的にわかり易くするのが理想ですが、そうはしなくても数値化だけはしっかりしてください。

例えば行政法は5割は得点できているだとかくらいは把握しときましょう。

そして、弱点の強化を図りましょう。なぜ自分の点数が低いのかまずその原因を探ることが大事です。そのためには分析が必要です。本当であれば、分析してくれ、アドバイスしてくれる人がいればいいのですが、独学ではそれは無理なので自分で行いましょう。



点数が取れないパターンと解決策

点数が取れないパターンは何通りかあると思いますが、ある程度予想できるパターンがあります。そのパターンと解決策を上げたいと思います。

パターン① 点数が100点にも満たない。
→これに対する解決策は、まずは行政法や民法などのメイン科目に注力
記述対策にも力を入れる

パターン② 点数が150点くらいしかない
→基礎はできているけど、もう少し掘り下げて学習する必要がある
全体的な底上げともう一つ得意科目を作ってもいいかも

パターン③ 点数が180点を超えるけど安定しない
→弱点を補強する。定着した基礎知識を忘れないように維持する

およそ考えられるパターンはこのくらいだと思います。というか、もうこの時点で合格点である180点を取れていれば御の字ですね。たいていの方が100点そこらだと思います。悲観する必要はありません。なぜならば、十分に上がる余地はあるからです。ただし、分析をして力の入れるところを間違いなければの話です。

どうしても点数が取れない方

どうしても点数が取れない方、焦ったり諦めようという気持ちが出てくるかもしれませんが、決してあきらめてはいけません。どうしても、自信をつけたいという方は、行政法になるべく勉強時間を割くようにしてください。例えば、今憲法と行政法をやっているという人はひとまづは行政法に多くの時間を割きましょう。そうすれば必ず点数はついてきます。そして、自信をつけて上昇気流にのるというのも一つの手です。