行政書士試験、一番苦手な科目はコレ!!捨て科目・苦手科目を作ってもオッケー!!それが行政書士試験

こんばんわ。

私が行政書士試験の受験生時代に、一番苦手だった科目はというと会社法・商法でした。苦手もそのはずです。全然勉強していなかったからです。

会社組織に関することはおおむねは知っていましたが、行政書士試験の出題レベルにはまったく達していませんでした。

このブログでは、商法・会社法は深追いしなくてもいい、むしろ捨て科目にしてもいいというスタンスです。さすがに完全に捨てるのはどうかと思うので、基礎的なこと、頻出される問題の要点くらいは押さえておいてもいいかもしれません。

商法・会社法は範囲の割に配点が低いというなんともアンバランスな科目です。範囲が狭くて、配点が低いならまだ取り組む価値は十分あるのですが、逆となると少し抵抗があるのも確かです。

結果、商法・会社法は捨て科目や苦手科目となってしまうわけです。

ですが、だれでも彼でも捨てていいというわけではありません。捨てていいのは行政書士のみを目指す人です。司法書士、弁護士とレベルアップする予定がある人は商法・会社法は捨ててはいけません。むしろ得意科目ぐらいにするべきです。

以前、記事にもしましたが、司法書士試験と行政書士試験での商法・会社法の立ち位置はまったく異なります。行政書士試験では商法・会社法はオマケ程度ですが、司法書士試験では民法に並ぶ高配点科目となっているのです。

なので、行政書士試験合格後に司法書士試験の受験を考えている人は商法・会社法を頑張って得意科目にすると後から楽です。

さて、とうとう6月も終わりを迎えようとしています。この時期になってくるともうすでに得意科目と苦手科目が出てるくるかもしれません。
皆さんの得意科目と苦手科目はなんでしょうか?

行政法が苦手科目という人は合格から遠い位置にいるので、ぜひ得意科目にしましょう。言い換えれば、行政法を得意科目にしないと合格は難しいです。

受験生の中で、苦手科目といえばやはり難解な民法が多いようです。私も民法はどちらかというと苦手でした。民法も行政法同様、苦手科目にしてはいけない科目です。なんとか苦手意識を取り除きましょう。そのためには問題演習と深いところの知識までインプットするしかありません。

ここまで、行政書士試験の苦手科目と得意科目の話題でしたが、しかし試験で苦手科目があってもいい試験とは、面白いですよね。なかなか珍しいことです。

行政書士試験は苦手科目や捨て科目があってもいいんです。

ただ、苦手科目にしていい科目は限られます。上記のように行政法、民法などの配点の高い科目は苦手科目にしてはいけません。苦手科目にしていい科目はせいぜい、会社法・商法と基礎法学ぐらいでしょうか?

ここで勘違いしてはいけないのは、苦手科目を作るということはその分、得意科目を作らないといけないということです。