行政書士試験ノートの代わりにブログを書けば一石二鳥?

行政書士試験にノートは必要ないとこのブログではさんざん言ってきました。
もちろん私自信もほとんどノートを取ることなく、行政書士試験に合格しました。

何度も言いますが、ノートを取ることが悪では絶対ありません。ノートが取れる時間があるなら、ノートを取った方が良いです。書いて覚える人というのも少なからずいるからです。私はノートを取るのに時間がかかることや行政書士試験が記述式以外のほとんどが択一式のマークシート式になっているから必要性が少ないために、書く必要がないと思っています。

ここで、提案があります。どうせノートを書くのであれば、備忘録としてブログに書いてみたらいかがでしょうか?

ブログは無料ブログでもなんでも構いません。無料ブログの方が書きやすいですし、はじめのうちはアクセスも集まりやすいので初心者の方はそちらのほうが良いでしょう。なぜ、ブログに書くといいのか?
それは一石二鳥だからです。本来の目的は、行政書士試験の重要な要点をまとめることすなわち自分のための学習です。以前、誰かに説明することや情報をまとめることが記憶に良いという記事を書いたと思います。なので、自分でブログに要点をまとめ、訪問者を意識して記事をつくることでより記憶が整理されるはずです。
ですが、これではノートと大した変わらないのではとお思いでしょう。

実は行政書士試験に関する要点をノートではなく、ブログにまとめることは、試験そのもの対策に役立つだけではありません。それは行政書士試験、合格後のことにかかわってきます。

一体、行政書士試験合格後の何にブログがかかわっていくのでしょうか。

多くの人が行政書士試験に合格後は開業することのなるでしょう。もしあなたが開業するとしたら、集客はどうしますか?地方の情報誌に載せたり、大通りに事務所を構えて流れ客を捕まえるのでしょうか?そもそも行政書士に依頼する人がふらっと行政書士事務所に入ることもなさそうですが。
おそらく、集客となると上記もそうですが、サイトを作りそこから集客しなければなりません。そこでサイトが大事になってきます。

サイトで集客するには検索エンジンの上位に表示されるの有利とされています。当然です、自分で何か検索するとき、せいぜい見て検索ページの1ページしかみません。

では検索エンジンの上位に表示されるにはどうしたらいいのか?いろいろ言われていますが、被リンクと言われるものが多いと有利です。この被リンクはというとリンクを張られるということです。実際にどうゆうことかというと、こんなすごいブログがありますよと、他のブログやサイトに紹介されることです。

そのときにあなたが作ったもう一つのブログがあれば、その被リンクを張ることができますね。試験の受験期間からあなたがブログを作っとけば、それだけで他の将来の行政書士より一歩先に進めるのです。しかもブログの読者が多ければ、見込み客かどうかわかりませんが、そこから事務所サイトへと流入させることも可能です。実際に行政書士の先生方の多くが、事務所のサイトとは別にブログを持っていることが多いです。

このようにブログを備忘録とすることで、開業後の自分に有利に働く可能性が高いのです。そして、もう一つ大事なのは、ブログの知識を先に身に着けることができるということです。先ほども説明した通り、多くの先生方はサイトの他にブログも持っています。もはや、ブログを持つことは常識と言ってもいいかもしれません。そうなってきたときに、あなたは一足先にブログを作るスキルを取得していることになります。
さらに、こったブログを作ろうとHTML(サイトを構成するためのコードのようなもの)知識を身に着ければ、開業後に自分でサイトを作ることができます。
一般的にサイト作成を依頼すると万単位のお金がかかりますので、自分でサイトを作成すればほとんど無料のため、開業資金を大きく節約することができます。

といままで、ブログで備忘録を作るとこんだけの利点があることを説明してきました。ただ注意点があります。というよりこの条件に当てはまる人以外はやめとおいた方が良いでしょう。それは・・・。

タイピングのスピードが文字を書くのより早い人

残念ながらこの条件に当てはまらない人はやめておきましょう。ブログの更新ばっかりに時間がかかってしまい、勉強時間が取れなくなってしまうという本末転倒な結果に陥ってしまいます。