独学には足りないもの・・・・それは聞くということ

行政書士試験、独学の唯一の弱点

独学で合格するには、一人で勉強をしなければいけません。

当然、教えてくれる指導者はいません。一人ではできないことは何なのか、それは聞くという勉強です

これは独学の唯一の弱点と言えるでしょう。逆にいえば、この聞くという勉強ができる講座は行政書士試験合格には有利ということになります。

耳からの学習というのは非常に大事です。

学校の授業で考えてみると、学校の授業は先生が私たちに教えてくれてそれを聞いて私たちは理解をしていきます。傾聴が大事と言われることも多いと思います。

しかし、独学にはそれが欠けているのです。私たちの先生はテキストや参考書でしかありません。参考書がしゃべってくれるわけでもないので、目からの情報しかありません。基本的には受動的な学習はできません。

独学は耳からの学習が弱いです。というよりも無です。耳からの学習は大切です。
それが独学にはまったくないのです。でも、それを補うことのできるCD付参考書が出ています。

【CD-ROM2枚付】2016年版 行政書士集中合格講座【民法編】 (藤井予備校の“書籍講座”vol.1)

現時点では2017年度版はまだ発売前のようです。こういうCD講座付きの参考書も広く発売されるようになってきました。

実際に私も社労士版の講座を使用したことがあります。やはり独学でも講義を聴けるというのは頼もしいです。実際に耳から得た情報は理解しやすかったです。また参考書と一緒に進んでいくので、参考書+音声の相乗効果で記憶にも残りやすかったです。

こういった参考書も使ってみるのもアリなのかと思います。

また講座のすごい点は一種の体験となるので記憶の定着には最適なのです。講座に参加するというのはある種の体験です。一般的に体験して得た記憶は定着しやすいと言われています。

こういった例があります。独学で英語を勉強していても、なかなか成績上がらない人がいました。ですが、海外留学をしたとたんに英語力がものすごい飛躍する。
これが体験型の記憶がいかにすごいかわかる、よくある例です。
ちなみに私も海外留学の経験がありますが、そのときのことはよく覚えています。
それは海外が新鮮だったということももちろんありますが、体験したからです。机の上だけの勉強では足りないものが体験にはあるということです。