資格、資格と一言で言っても、資格には大きく分けて、国家資格と民間資格があります。この他に公的資格というのもあります。
これらの違いってわかりますか?
今回は資格の種類や特徴について説明して行きたいと思います。
やはり国家資格は強い
国家資格は法律に基いて作られた資格です。国のお墨付き資格といえます。
当然、知名度、社会的信用も高いのが特徴です。多くの試験で合格率も低く、難易度が高いことも特徴の一つです。
そして資格を持っていることでダイレクトに仕事につながる資格も多いです。
また、名称独占、業務独占資格、必置資格などの資格もあります。
中でも必置資格は就職や転職に有利です。
具体的な例を挙げると宅建士試験などが有名です。
例外はありますが、5人に1人、宅建士がいないとダメなんです。
もし、退職などで辞めてしまい、人数が足りなくなったら、補充しなければなりません。
こういう決まりになっているのです。
だから宅建士は就職や転職に強いといわれているのです。
それは未経験であっても引っ張りだこですよね。
民間資格はさまざま
一方、民間資格はというと、一言でいうと玉石混交です。
つまりいい資格、認知度の高く人気のある資格もあればまったく社会的価値のない資格まであります。
またお遊び的な資格もあったりします。検定とかもあります。
知名度の高く、ステータスとなる民間資格ももちろんあります。
有名どころの民間資格で言うとTOEICなどがあります。今となってはTOEICを知らない人はほとんどいないと思います。
知らないのは超高齢者の方くらいではないでしょうか?
英検よりも人気になってきました。
私の時代はまだ英検でした。
民間資格=あまり良くないイメージがあると思いますが、民間資格のすべてが悪いというわけではありません。
ただ国家資格よりは社会的信用は薄い資格が多い気がします。もし気になる資格があれば、事前に調べるなどして、その資格がどのようなものなのか、そして役に立つのかなど情報を集めたうえで受験するか検討した方が良いと思います。
公的資格はハイブリット?
公的資格はというと、これら二つの中間といった位置です。省庁や大臣が認定した審査基準基いた試験です。
キャリアアップ系の資格が多い印象。社会的信用の高い資格も多いです。
まさにハイブリッドといった感じです。
国家資格が一番!?
資格は大きく分けると3種類ありますが、やはり最強なのは泣く子も黙る国家資格です。
まず国家資格は圧倒的知名度です。以前、私がファイナンシャルプランナーを履歴書の資格欄に書いたところ、年配の面接官に「これ何?」といわれました。説明するのに困りました。
比較的知名度の高いファイナンシャルプランナーでもこの有様です。
※今は国家資格みたいです。当時は違ったと記憶しています。
これが国家資格の司法書士とかだとすごいね~となると思います。
というより、独立しなよと言われるかも知れません。
あくまでも司法書士事務所以外に面接に行ったとしたらの話ですが。
まぁ司法書士試験合格者は独立するとは思いますが。
ご存知の通り、行政書士試験は国家資格です。
何といわれようと国が認めた資格です。合格した人は自信も持っていいと思います。