行政書士試験を取れれば、賢くなったと思われる。自慢できる、褒められる、そんな期待を少しでももって挑む人も少なくないと思います。
賛否あると思いますが、学歴コンプレックスなどを払拭するための受験でも、私はいいと思います。
では、行政書士試験に合格すると褒められるのか?
一部の人間には褒められるのは確かです。
私の経験上では、そのようになりました。
賢くなりたい、そして褒められたいといういう承認欲求は至極当然のことだと思います。
簡単に賢くなる方法!?
では簡単に賢くなる方法とは?
私が思うに日常生活でこの人賢いなぁと思う時は、二つあります。
一つ目は自分が思いつく前に最良の発想を提案された時。
そして、二つ目は自分の知らないことを教えられた時です。
前者はIQ的なことであり、後者は教養的なことであります。
後者は単に知っているということなので、伸ばそうとも思えば、誰でも簡単に伸ばすことができます。
もし、あなたが賢く思われたいと思うならば、こうした方が良いでしょう。
それは行政に積極的にかかわっていくということです。
なぜ、行政に?と思った方も多いと思います。行政書士試験の勉強している人ならばわかると思いますが、行政はさまざまサービスを私たちに施してくれています。
一般の人でもっとも馴染みがあるのが、役所です。
役所に行けば、いろいろなことができます。もちろん、義務的なものもありますが、恩恵を受けるような手続きや申請などもあります。
そして、最大の特典は・・・・ものすごい丁寧に教えてくれるという点です。
なぜか?それが仕事だからです。
審査する基準も明確で、もし書類も不備があれば、補正を命じてくれる。
これが法律で決まっているからです。
だから、実は申請でも基本的には誰でも取れてしまうということです。
もちろん、欠格事由に該当していたら、取ることはできませんが。
とまぁ、行政って、身近ですし、ものすごく親切です。
何度もいいますが、本来それが公務員の役割なのです。
自分から行政にかかわっていけば、知識を得られることもできるし、賢くなった気分も味わえます。
私も行政書士試験に合格してからというもの、行政と多くかかわるようになりました。自身に関することですが、車庫証明、不動産登記事項証明書、車の名義変更、その他多数、行政にかかわってきました。
そして、それをこなしていくうちに、賢くなったような気にもなりましたし、もし自分が行政書士として開業したときに、この経験がきっと役に立つだろうと思うようになりました。
つまり、何が言いたいかというと、行政をもっと利用しようということです。
知らない申請など補助などをしていればそれだけで賢いと思われるようになります。