行政書士試験を知る①受験資格、試験科目など

行政書士試験の概要

受験資格、受験料など

※現時点では平成29年度の受験案内がまだ出てない為、昨年のものを記載しております。

◇受験資格   年齢、学歴、国籍等に関係なく受験可能
◇受験料    7000円

試験科目

  • 1)行政書士の業務に関し必要な法令等(46題)
  • 憲法、民法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法を中心とする)、商法(会社法)、基礎法学
  • 2)行政書士の業務に関連する一般知識等(14題)
  • ・政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解

各科目の配点についてはこちらからどうぞ

出題形式

  1. (1)行政書士試験は、筆記試験によって行われます。
  2. (2)「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式および記述式。

「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式。

  • 記述式は40字程度で記述するものが出題されます。

受験申込期間は省略しましたが、毎年8月から9月くらいまでに願書をインターネットか郵送で提出となります。

行政書士試験はだれでも受験できる!!

ここで特筆すべきなのは、行政書士試験は非常に間口の広い試験だということです。思い立ったなら誰でも受験することができます。

ただし行政書士になれるかどうかは別問題で欠格事由というものがあります。

試験合格だけでは行政書士にはなれません。登録が必要です。

まったく関係ありませんが、同じ士業である社労士試験の受験資格は意外と狭かったりもします。

あいまいな記憶で申し訳ありませんが、社労士試験の受験資格は大卒か短大卒程度で、高卒の方には受験資格がなかったと思います。
しかし、行政書士試験合格者には学歴とかとは関係なく社労士の受験資格があるようで、社労士の資格を取るという目的で行政書士試験を受験する方も結構多いようです。

行政書士試験→社労士試験という流れが非常に多いです。

そして結果、開業した際には社労士と行政書士というダブルライセンスとなるようです。




とまず、行政書士試験の概要について説明してみました。試験概要は概ねわかったと思います。次に大事なは行政書士試験の合格基準点と各科目の配点です。これを知らないとどんな戦略を立てればいいのかということも検討が付きません。配点表は少なくとも一読はしといた方がいいでしょう。

行政書士試験を知る②配点表と合格基準から戦略を練るへ