行政書士試験、難しすぎるは言い過ぎ!!でも簡単ではない

簡単ではないことは認めるけど・・・

行政書士試験は難しい、難しすぎる、もはや司法試験レベルだという記述もたまに見かけます。いやいや!!それはないって!!

はっきり言って言い過ぎです。

何の目的でこんな言葉が出てきたのかわかりませんが、確実に言い過ぎです。
でも確かに簡単な試験ではありません。なぜならば、毎年10%前後の合格率の資格試験だからです。でも合格率というのはあってないようなもんです。合格率15%の宅建士試験が難しいとは決して思えません。

理由は・・・

なぜ私は行政書士試験が難しすぎるということに対して言い過ぎだと思うのかというと、行政法がメインのテストだからです。配点を知っている人ならばわかると思いますが、行政法は全体の3分の1以上の配点を占めます。行政法はこの試験の中心の科目です。柱です。

行政法が柱となる試験だとなぜ簡単といえるか?

それは行政法のほとんどが暗記で対応可能だからです。行政法に理解力は基本的必要ないといえます。暗記はやればやるだけ得点が上がります。
それに重点を置いているテストである以上、難しすぎるとは言えません。

例えば数学の超難問を集めたような試験では、難しすぎるといえると思います。なぜならばある程度、センスが要求されるからです。
また、ひらめきを要求されるナゾナゾやIQ問題これらも同様のことが言えるとおもえます。

つまり、行政書士試験は努力次第では何とかなるということです。

センスなんて必要ありません。難しい論文もありません。択一の延長でしかない記述式の問題があるだけです。それもたった40文字だけ書けばいいだけです。

何の資格と比較して、難しいと言っているのかわかりませんが、司法試験や司法書士試験と比べれば、大して難しくないといえると思います。

ただやっかいなのが一般知識です。ある意味、これが行政書士試験の落とし穴であるのかもしれません。一般知識に足キリさえなければ大したことない試験といえるでしょう。合格率25%くらいにはなるのではと思います。

毎年一般知識で泣いている人も数多く存在するとおもいます。

一般知識が難しすぎると唯一いえるかもしれません。広い範囲から出されるのですからたまったもんではありません。
実は私も一般知識で危なかった一人です。28点でした。

まとめ

まとめると行政書士試験が難しすぎるというのは大げさな表現です。でも一般知識は人によっては難しすぎるといっても過言ではないかもしれません。
こういった前評判のようなものはあまり気にしなくていいと思います。相対的な成績で合否が決まるテストではないので、ライバルなんていません。自分が合格基準達したらそれで合格となるのです。