行政書士試験に合格できなかった人が再挑戦し合格するために必要なこと。

とうとう平成28年度の行政書士試験の合格発表が先日行われました。
合格だった人もいれば不合格だった人もいるはずです。というより不合格だった人の方が多いはずです。8割以上の方が不合格なはずだからです。

不合格だった人でもう一度独学で挑戦しようと思っている方はぜひこの記事を読んで、参考にしていただけたらと思います。

というのも実はこのブログの管理人である私も過去に不合格だった経験があり、その後再挑戦して合格しています。

一発合格組ではなく、リベンジ組です。
なので、みなさんの気持ちは痛いほどわかります。

まず、今回の試験結果を見てください。

中には足きりのため、明確な点数が通知されていない人もいるかと思います。そこは自己採点で結果を見てみましょう。

以下に足キリだった人とそうでなかった人、その他と場合分けをしてみました。

足切りで不合格だった人の場合

足切りで不合格だった人は一般知識対策を重点に来年の試験にのぞみましょう。点数が通知されなくても記述式も含め必ず自己採点をし、自分が合格基準からどのくらい遠ざかっていたのかしっかりと把握しましょう。その上で法令科目の戦略は立てると思います。

基本的に一般知識の対策は早ければ早い方が良いです。付け焼刃で対抗できるもんではないからです。特に政治経済社会が苦手な人は高校生に戻ったつもりで勉強しましょう。

ギリギリで不合格だった人の場合

ギリギリで不合格だった人、あともう少しで合格だったということでもう一度、再挑戦となるとキツイ気もしますが、来年の合格可能性は十分にありますので、もう一度しっかりと気持を切り替えて試験勉強を始めましょう。

あと一歩届かなかった原因を本試験の得点や日々の勉強を振り返って、来年度に生かしましょう。

気持ち的には次が最後くらいの気持ち、背水の陣くらいの気持ちで挑みましょう。

合格点にはるか及ばずに不合格だった人の場合

合格点にはるか及ばずに不合格だった人、不合格だった原因に自覚がある人は、気持を切り替えて来年は自分に厳しくダメだった点を反省し、改めましょう。自覚のない人は、勉強方法自体に問題があるかもしれません。

もう一度、行政書士試験の配点などを確認し、効率のよい学習計画を立てましょう。場合によっては、独学で合格することにこだわらずに予備校や通信教育などに切り替えた方が良いかもしれません。

プロの力を借りた方が良い場合もあります。そして、通信講座の場合、コスパの優れたものの登場してきてますから、結果、費用面でも独学で何度も落ちるのと変わなかったということもあると思います。

5回落ちれば受験料だけで40000円近くかかります。

独学よりも通信講座を受講した方がよかったかなと思った理由

一番大事なのは気持ち!!

行政書士試験に再挑戦する上で大事なのこと。それはなぜ今年は不合格だったのか、原因はどこにあったのか自分自身を振り返り、反省し来年に向けてその反省点を修正していくことにあります。

勉強方法や各科目の時間配分、こういった技術的なことももちろん大事なことですが、やはり大きいのは気持ちです。不合格だった人の大半は気づいているはずです。行政書士試験合格に対する自分の気持ちが小さかったことに。
私もそうでしたが、不合格だった年はもう試験受ける前から合格はできないだろうと思っていました。なぜなら、行政書士試験に対する覚悟が足りず、全然勉強時間を取れなかった取らなかったからです。根本的な原因はやはり気持ちが弱かったことにあります。

なので、今年不合格だった人は、来年(今年)こそは絶対合格する!!この覚悟をもって勉強に臨んでください。その覚悟こそが合格へと必ず導いてくれるはずです。