行政書士試験は誰でも同じ勉強時間で合格できるわけではない!!

行政書士試験は正しい勉強法と勉強時間さえ確保すれば必ず合格することができます。ただ誰もが同じ勉強時間で合格することはありません。優れた記憶の持ち主とそうでない人との場合であったり、国語力が備わっている人とそうでない人とであったりとその人の潜在能力によって合格するまでの学習時間が異なるのは当然のことです。

私が思うに、高卒の人の中でも合格のしやすさはさまざまだと思います。まず大事なのは基本的な学習能力があるかということです。それは、中学生くらいまでの間の成績であったりします。これが高い人はおよそ基本的な読解力や理解力、学習の仕方などが備わっている気がします。
これに対して、中学生までの期間にあまり勉強をしてこなかった人は大変厳しい状況にあると思います。高卒の人にもいろいろいるわけです。中学生までの期間に真面目に勉強してきた人とそうでない人、これらの違いが行政書士試験合格までの道のりにも大きな差となって出てきます。

大卒の人であれば、基本的には勉強の基礎が備わっていると推測できます。ただ、大卒であっても受験で進んできたものと推薦で進んできた人の2種類あるので一概に一緒の括りにはできませんが。高卒や中卒の方よりは有利ということは確かです。

なにも、中卒の人や真面目に勉強してこなかった高卒の人が行政書士試験に合格できないと言っているわけではありません。行政書士試験に合格するには、並大抵ならぬ努力が必要ということです。勉強時間も目安の最上限までかかると思った方がいいですし、勉強方法の工夫もしなければなりません。

また、私のように別の簡単な資格を取得してから、勢いに乗って行政書士試験に挑むというのも一つの手だと思います。たとえば法律系資格の登竜門と言われている宅建士試験であるとかです。

とにかく、行政書士試験に簡単に合格できる人はそれなりに今までの人生を勉強に費やしてきた人達です。遊んできた人はその分、勉強しなければなりません。それは今までその人達が必死に勉強してきたのをわき目に楽なことをして楽しんできたツケだと思ってください。私もさんざん、勉強をさぼってきたので仕方ないと思うようにしています。

勉強が楽だと思える人はある意味天才です。努力が苦にならないのですから。私らからしてみれば、勉強=地味で苦しい退屈などのマイナスイメージしかありません。ですが、そんな苦労をしたからこそ、大きな結果としてリターンしてくるのだと思います。

最後に行政書士試験は誰でも合格できます。このブログを見ているあなたは、少なくとも行政書士に興味があって見ているわけです。その時点で一歩足を進めているわけです。もし合格したいならば、あなたの今までの学生時代の勉強の具合に合わせた勉強時間を確保したら、もう合格したようなものです。
行政書士試験にはコツや戦略があります。それについてはこのブログに思う存分書かせていただいているのでそれを参考にしてください。
天才でもない限り、1か月とか2か月の勉強でまったくの初学者が合格するような試験ではないということだけは肝に銘じておきましょう。