行政書士試験、受験中はマンガ禁止!?変わりにアレを読もう

かなり衝撃的なタイトルとなってしまいました。マンガ愛好家の人からしてみれば、ふざけんな!と言いたいと思います。詳しくは後述させていただきます。

平成29年度、行政書士試験申し込みがあと少しで開始!

さぁ、8月ということで行政書士試験の申込がとうとうスタートしようとしています。
もう準備万態、あとは申し込んで受験するだけだという人もいれば、まだまだ勉強はしなければいけないけど、なんとか今年の試験に間に合いそうという人、今年は諦めて来年の試験を受験しようと考えている人、さまざまだと思います。

今年、諦めた人の勝負はもう始まっている?

今回は、今年度平成29年度の受験を諦めた人向けの記事となっております。
今年度の試験を受けると決意した人にはほとんど必要ないかと思いますので、読み飛ばしてもらって構いません。

さて、平成29年度、すなわち今回の受験を諦めた人にこれから来年度の受験に向けて今からできる準備について書こうと思います。いきなり準備と言われても何をすればいいのかわからないと思います。準備と言っても大したものではありません。簡単にでき、日常に生活に取り入れることができる準備です。

これは特に勉強経験があまりなかった人にオススメです。

今まで、普通に勉強してきた人は必要ないかと思います。

活字になれなければいけない!?

とにかく、行政書士試験は活字になれていなければいけません。問題文も活字です。、教材もイラストなどを除いてすべて活字です。

いざ、受験勉強をしようとなって、あの分厚い参考書を見た時点でやる気が奪われます。そんなとき、まったく活字になれていない人と普段から活字になれている人であったらどっちが諦めずにテキストをやり遂げることができるでしょうか?
言うまでもなく、活字に慣れている人です。本を読む習慣のある人が有利であることには間違いありません。

ところで今から、来年度の受験準備と言っても特に身が入らないと思います。なぜなら、あと1年以上先のことだからです。特にこれから対策なんて考えられない人がほとんどだと思います。そこで今からできる準備として、とにかく、活字になれておいて下さい。ある程度の文字数を読めるようにしましょう。

具体的にはどうするかというと、タイトルにも書きました。マンガ禁止です。

もちろん、マンガを読む習慣がない人はそのまま読まないようにしてもらえば構いません。

なぜまんが禁止を推奨するかというと、マンガの活字の少なさです。

漫画ってこんなに文字が少ないの!?

漫画と単行本の1ページ当たりの文字数を実際に比べてみました。マンガは130文字程度なのに対して、小説や実用書などの1ページの文字数は600文字ほどです。単純に5倍近くあります。

これが漫画と普通の本の差なんです。

そして、小説などの本の場合だと挿絵などがほとんどないため、情景やストーリーなどはすべて文字から想像しないといけません。

一方、漫画はというと、普通の本とは全く逆で、文字が補助的なやくわりと言っても過言ではありません。絵からストーリーのほとんどが容易に理解ができるのです。

なので、小説を読む方が想像力を鍛えられるということになります。

法律にもこの想像力が必要となってくることが多いのです。

甲さんという人がいて、乙さんにお金を4000万円貸して、その担保として、乙さんの土地を抵当に入れて・・・・などとすべて文字から登場人物と関係まで読み取らなければいけません。

もちろん、関係図など自分で書いて、理解を簡単にすることもできますが、それをするにも正確に文字から当事者関係を読み取らなければいけません。

ですが、普段まったく活字の本を読まずに漫画ばっかりという人からしてみれば、すぐに小説などの本に向かうのには非常にストレスがたまることだと思います。

それならば、どうしたらいいのか?

もちろん、小説などに自分が興味が持てるような本があれば、それを読むことに越したことはないのですが、なかなか難しいと思います。

そこでオススメなのが、雑誌です。タイトルのアレは雑誌です。

例えば、週刊誌などでもいいです。週刊誌なども活字であふれています。週刊誌は写真なども用意されていますが、ほとんどが文字から構成されています。

芸能の話題やニュースもほどよく乗っているので、かならず自分の興味のある話題の一つや二つはあると思います。

そういうのを読んで、まずは活字になれていくようにしましょう。

ネットの芸能ニュースでも構わないんじゃないかという声が聞こえてきそうですが、あくまで本を読んでください。この狙いは分厚い参考書を読める精神を鍛えるものです。紙でないといまいち、分量もわからないですし、実感がわかないことが多いと思います。確かに現在では電子書籍などが出てきていますが、便利な反面、あまり読破したことへの実感がわかないことがあります。
次郎系のラーメンをスープまでの飲み干したような達成感がなかなかわかないのです。

とここまでは、普段からマンガしか読んでいないような人に対しての記事です。

多くの人はマンガは読むけど、雑誌もある程度は読むという人だと思います。私もその一人でした。
そういう人は少しランクを上げて小説や自己啓発本、実用本などを読むようにしてください。

とにかく、一冊分の本は読みこめるような習慣をつけてください。

そうすることで、難しい表現だらけの分厚い参考書と対峙したときでも臆することなく、立ち向かえるはずです。

最後に大事なのは、1回読んだくらいで内容がすんなりと頭に入ってくる素晴らしい本はなかなかないということを知ってください。

普通、参考書というのは2回、3回と読んでいくうちに頭に入ってくるものです。

一度目でわからないのは普通のことです。安心してください。