行政書士試験、時間が足りないという状態にならないためには

一問につき何分考えることができる?

行政書士試験は3時間という制限時間内で60問の問題を解かなければなりません。これは単純に1問3分で解かなければならないということになります。さらに言うと1つの選択肢について36秒で正誤判断をしなければなりません。と単純計算してみましたが、実際には時間のかかる記述式や文章理解や見直しや自己採点の解答写しのことを考えると、それら以外は2時間程度で解くこととなります。2時間で54問となると1問あたり2分を切ってしまいます

なので制限時間内に全問を解答するには1問あたりの解答時間をより短くする必要があります。そうではないと時間が足りないという状態に陥り、非常に悔しい思いをすることになります。

解答時間を早くするには行政法がカギ?

まずこれを避けるためにはやはり行政法の対策を完璧にするということです。暗記科目といっても良い行政法は考えて答えを出す出題のされ方は少なく、知識のみで解答を導きだすことができます。なので、素早く判断できます。おまけに配点が高いということは問題数も多いので、行政法で時間を短縮すればそれだけ試験全体の時間の消費を少なくすることができます。このブログでは何度も言っています行政法の攻略なくして、合格はありえないということはここにきても出てくるわけです。

そして、問われ方によっては全部の選択肢を見ないという決断も必要です。一番、これができやすいのは誤っているものはどれかという問題です。
誤っている選択肢はどれかという問題は比較的に精査しやすいのです。誤っている選択肢は非常にわかりやすいです。正解はどれかという問題はどれもそれらしいことをダミーの選択肢にされますので、非常にわかりにくく悩んでしまいます。けれども、誤っている選択肢を選べというのは経験上簡単に選ぶことができます。なので、明らかに違うという選択肢が見つかった段階でそれを解答としても大丈夫です。

試験の基本中の基本事項

もう一つはこれは試験の基本中の基本で、行政書士試験のみならず他の資格試験、テスト全般に言えることです。それはわからない問題に時間をかけすぎないということです。まずわからない問題はどんどん飛ばしていきしょう。そんな奇問に時間をかけてて、他の良問が解けないようでは本末転倒もいいところです。
基本ですが、できていない人が多いのが現状です。

これでも、制限時間ギリギリ或るいわ時間が足りないという方は単純にアウトプットの練習不足だと思ってください。素早い判断をするには1問1答で練習するのがオススメです。即答してやるぞぐらいの気持ちでやってください。

私の場合、時間が足りないということはありませんでした。でもあまりすぎるということもありませんでした。

時間が足りなくて全問に当たることができなかった。これだけは行政書士試験で絶対避けたいところです。