行政書士試験、独学で予備校の公開模試は受けるべきか?そうでないか?

行政書士試験を独学で挑戦する方の中には、予備校や通信講座は高額で受験できないけれど、公開模試だけは受けるという人もなかにはいるんではないかと思います。

独学+公開模試を推奨している試験ブログもよく見かけます。

私はというと、受験時代はこのようなサービスは利用しませんでした

なので、利用しなければ必ずしも合格しないのかと言われればそうではないと思いますが、個人的には利用できるならぜひ利用すべきだと思います。

ということで予備校などの公開模試は受けるべきです。

理由はメリットがたくさんあるからです。そのメリットはあとで詳しく書きます。

公開模試ってどんなの?特徴は!?

私も実際に利用したわけではないので、詳しいことは書けませんが、ざっと調べてみたところ、公開模試には以下の特徴があることがわかりました。

まずは教室受験だけではなく、自宅受験もできるということです。

そして、解説と合否判定などの分析データも含まれているようです。

料金もそこまでバカ高くはないので、十分に検討の余地はあると思います。無料というところもあったと思います。

某予備校を調べた限りではこんな特徴があるようです。大体どこもこんな感じだと思います。

公開模試を受けるメリット!!デメリットはなし!?

まず公開模試を受けるメリットはやはり、本試験の予行演習ができるということです。そして会場での受験となると、ある種の強制力が働きます。

本試験と同じような環境で同じように拘束されて試験を解くことのなります。

自分で3時間、本試験形式で過去問と向き合うと言っても、自分の好きな環境でもできるので、本番との条件とかけ離れてしまうということもあり得るわけです。
ちなみに私の場合は、図書館の自習室などで本番みたいにやっていました。

でも、もっとも本試験形式に近い環境になるのは全国公開模試で間違いないと思います。

そして、もう一つのメリットは本試験の予想もされており、それだけで勉強になるということです。

その模試を受け、解説を確認し、自分のデータ上で弱点を発見したりすること自体が勉強1回分とカウントできます。

そして、予備校も当然、模試で的中を狙ってくるので、かなり精度の高い模試を受けることができるのが容易に想像がつきます。

過去問の焼き直し要素があまりない、行政書士試験にしてみればかなりのメリットといえるでしょう。

逆に宅建士試験のような過去問の焼き直し率の高い試験であれば、特に模試を受ける必要はないと思います。

その点、行政書士試験では模試を受けること自体が大いに勉強になるというわけです。

また、自分の合否判断や点数や弱点なども把握でき、その後のモチベーションアップにもつながると思います。

客観的な意見というのも非常に大事になってきます。

と考えられるメリットは多いです。

一方、デメリットは経済的な損失以外は考えられません。

なので、財布に余裕があるという人は受けた方が良いでしょう。

私はなぜ受けなかったというと、公開模試の存在自体は知っていたのですが、忘れていたのか気づいたら申し込みが終了していました(笑)

ただそれだけの理由です。今思えば、受けた方が良かったのかなと思っています。でも、合格したので、結果オーライです。

なかなか、3時間本番形式に限りなく近い環境を作り出しには個人では難しいと思います。緊張しやすいという人や最後に一押し安心がほしいという人は受験する価値は十分にあると思います。

 

行政書士