先日に引き続き、今回も個人のポテンシャルに合わせた勉強法と戦略について考えてみました。
今回は高学歴の人についてです。
高学歴の人はやはり無敵で最強!?
羨ましいですね。高学歴ならば資格試験において無敵と言ってもいいでしょう。受験の王様みたいなもんですからね。行政書士試験でも例外はなく、ロケットスタートを切ることができてしまいます。
高学歴の人に考えられることと言えば、試験なれしているという点がまず上がると思います。
試験とはどんなものか?どのようにして攻略していくかそいうことを熟知しているのが高学歴の人です。
なぜならば、これまでにさんざん、試験を受け合格点を取ってきた経験があるはずだからです。なので、試験の基本的なことは当然を抑えているはずです。例えば、難しい問題は後回しにするだとか、見直しをするだとかです。
一般知識が特に有利!!
もう一つ、高学歴の人に有利な点といえば、一般知識です。一般知識に必ず強いはずです。それもそのはずです。中学、高校の知識はほぼマスターしているといっていいと思います。当然、他の行政書士試験受験生が苦手とする、政治・経済・社会なんかはほぼ満点に近い点数が取れるのではないかと予想できます。
一般知識が強いとどうなるのかというと、一般知識対策にかける時間を節約できるだけではなく、一般知識で得点を稼ぐことができるため、法令問題に余裕ができるということになります。
つまり、ほかの受験生よりも楽に合格ができるということになります。
当然です。さんざん今まで勉強してきたんですから。これくらいのアドバンテージは当たり前です。
今さらなんですが、高学歴の人のための勉強法や戦略など必要ないかも知れません。この記事の存在理由すらないのかもしれません。
なぜならば、高学歴の人が行政書士試験に挑戦するとなるときっと配点や試験の特性などを調べるはずです。その上で、自分が今まで経験して得た勉強法なり戦略なりを立てるはずです。高学歴でない私が言うまでもなく、立派な戦略や勉強法をすでに持っているでしょう。だからこの記事は無意味かもしれません。
それを承知の上でおこがましくも高学歴の戦略と勉強法を考えてみます。
まずは一般知識は問題ないはずなので、新たな知識が必要かもしれない情報保護や情通信を押さえておきましょう。それ以外は楽勝かと思いますが、一応、演習くらいはしておいた方がいいかもしれません。
法令科目もアドバンテージあり!!
そして、法令知識です。法令知識は、行政法と民法に時間を割くべきだと私は思います。
おそらく、商法や会社法、憲法らへんは予備知識でそこまで勉強時間を必要しないような気がします。私の東大合格した友人は中学生のときに憲法を全文覚えていたように記憶しています。東大生の予備知識は半端ないと思いました。
さすがに民法と行政法は法学部でもない限り、学ばないようなきがしますのでこの辺を重点的に学習した方が良いと思います。
ちなみに憲法はもちろん、商法や会社法の一部は私ですら高校で勉強した記憶があります。
とにかく、基礎知識はあるのでどんな参考書でもいいと思います。分厚い参考書でも苦痛に感じないでしょう。
と、こんな感じでしょうか。戦略的にはギリギリを狙うだったら、行政法と民法だけ重点的にやっていればまず合格できると思います。憲法は人権のみの学習でいいかもしれません。とにかく、その予備知識を十分に生かして試験に挑戦したらいいと思います。
本当に高学歴の人は資格試験にとって有利です。