私の人生の中で、10時間自主的に勉強したという経験はありません。
ですが、大学受験の時はそれに近い感じで勉強したことがあります。おそらく7時間程度ではありますが勉強していました。他の受験生と比べたら大したことなかったと思いますが、自分の中ではかなり頑張った感がしました。
自慢ではありませんが、社会人になってからは長時間勉強したという経験はまったくありません。
行政書士試験の直前の勉強ですら、5、6時間くらいだったと記憶しています。
そんな私が長時間勉強するコツについて書くのも少しおかしいですが、6~7時間勉強したときのことを振り返って書きたいと思います。
長時間勉強するのに大事なこと、それは自分を騙すということです。長時間勉強が退屈だと思わせないことです。
一般的に言われていることですが、まず大事なのは休憩を入れることです。逆に言えば、休憩なしでは長時間勉強は難しいといえます。また休憩をとることで効率も上がると言われているので、休憩は積極的に取った方が良いと思います。ただ、休憩が長時間にならないように注意しなければなりません。
そしてもう一つ大事なのが、飽きたら科目を変えることです。これはなんでかというと、科目を変えることで気分転換になります。ただ、行政書士試験は基本的には暗記科目しかないので、効果は若干薄いかもしれません。これが高校や大学の受験生のように英語などの暗記科目と数学などの理解科目であれば、効果は高いと思います。両科目は別物の科目と言えるので。科目を変えてマンネリを解消するのも一つの手です。
そして、これも一般的に言われていることかと思いますが、場所を変えることです。勉強する場所を変えます。最初は自宅で勉強していれば、外の図書館などに変えるとか、ファミレスに行ってみるといった具合です。
ですが、何もわざわざ外に行かなくても、自分の部屋の中で勉強する向きを変えてみるだけでも以外と気分転換になったりします。行政書士受験時代には、よくやっていました。それにより苦手な長時間勉強がある程度は苦痛に感じることなくできました。
このように勉強を続けたり、長時間するには工夫が必要です。
そして、行政書士試験に合格するには継続的な勉強が必要です。これなしでは絶対合格することはありません。
いかに天才であったとしても、カメラアイであったとしても、一定の勉強時間は必要なのです。
勉強法が大事なのは言うまでもありませんが、根本は勉強するだけの持続力です。継続は力なりと言いますが、まさにその通りです。継続するためには長時間、長期間勉強するための工夫をしてみましょう。そうすれば、どんな難関試験であれ、いい結果が残せるはずです。