今回はまたまた過去問をテーマに書いていこうと思います。
「行政書士にとって、過去問は重要ではない!!」
それが個人的な意見です。
理由は行政書士試験は過去問の焼き直しが少ないからです。
それは平成29年度までの試験を見れば当然に言えることと思います。
ただ今度の平成30年度の試験に関しては自分勝手な発言は控えます。というのももしかしたら、今年度から急に過去問の焼き直しばっかしという可能性もゼロではありません。
というのもネタ切れがありそうな気がするからです(笑)
限りなくゼロには近いとは思いますが・・・。
ところで、これまでの試験で私が知る限り記述式も丸被りはなかったと思います。
丸っきり同じ問題がある程度出る!!
他の資格試験では結構あることです。むしろそれが普通くらいですが、どういうわけか行政書士試験はそういうことがありません。
過去問に執着する必要はなし!?何度も演習はメリットなし!?
行政書士試験対策において、過去問に執着する勉強はあまり効率的ではありません。
ましてや何周も何周も、反射的に解けるようになるまで演習する必要はないと思います。
せいぜい、2周くらいにしておきましょう。
私の考える理想は1周+間違えたところだけもう1周でいいと思います。
これで十分だといえるでしょう。
そして、とりわけ大事なのは問題と答えではなく、問われ方となぜその答えになるのか?
ここにポイントがあります。
つまり、違った角度、出題形式でも解けるようにすることが大事です。
反射的に過去問などを解けるようになることである程度、点数アップができる試験は宅建士試験などです。
宅建士試験などは過去問の焼き直し中心なので、何度も何度も繰り返し演習することは有効的だと思います。
つまり、問題と答えを一式覚えてしまうことで得点アップも可能です。
先ほどもいいましたが、そいうことがほとんど通用しないのが行政書士試験です。
それならば、違う問題、違う出題形式に慣れておいた方がいいでしょう。
同じ問題を繰り返す意味はさほどないかと思います。
行政書士試験の学習において、過去問の役割は3つです。
・どのくらいのレベルの問題が出題されるか
・どの辺の論点が大事か
・自分のレベルを測る
これらのバロメーターでしかありません。
決して演習を何度もして、得点を上げるもんではないと思います。