よく見る!?記述抜きで180点
記述抜きで180点を目指すという方も多いと思います。なぜ目指すのかというと、試験後の自己採点で択一のみで180点以上であれば、記述の採点の甘さや辛さなどを心配するまでもなく、合格ととなるからです。大抵の人がこの理由で記述抜きで180点以上を目指すのだと思います。
つまり、自己採点の結果次第で、合否の判定が即座にできるのです。
試験後から合格発表までのドキドキ感がなくなるのです。確かにこれはありがたいことです。あの期間はまさに俎板の鯉のうような気分で過ごさなければいけないからです。
私が思うに記述抜きで180点となるとかなり高レベルで合格したということになります。なぜならば、記述60点満点分を引いた上で180点も取るということです。仮に記述が満点であれば、なんと240点も取れてしまうことになります。
240点と言えば、全体の8割ですからかなり優秀と言えると思います。
ですが、私から言わせてもらえば、記述こそ満点に近い数字を獲得したうえで合格基準点を超えるのが理想だと思います。
記述はまさに得点源です。行政書士試験攻略の上でのキーとなる問題です。
記述抜きで180点は、合格基準点ぎりぎりで合格目指すという当ブログとは全く反対の考え方です。どちらがいいかというと、それは高得点で合格し、合格者発表までの間、余裕をもって待つ方が良いに決まってます。
ですが、それを得るには相当の勉強が必要となってきます。ですが、そこまでする必要があるのかは、疑問です。ある意味自己満足だと思います。
確かに毎年、記述式の採点の裁量に変化があるのかもしれません。ですが、記述式はさきほども言ったように得点源です。行政書士試験の2割をしめる得点源です。この得点源をはじめから考慮しないで、何点でも良いという考えはどうかと思います。
これでは、記述で取れた得点分の勉強が合格には必要ない得点だったということになります。合格することだけにこだわった受験生にとってこの必要のない得点はいかがなものかと思います。
これらの理由からも私は記述式抜きで180点を目指すという方法にはあまり賛同はできません。記述も含めて180点で十分だと思います。