管理人である私が今までに取得した資格のすべては独学で手に入れました。
独学でしか、取る気がありませんでした。これから取得しようと思う司法書士試験や社会保険労務士試験ももちろん独学で取得するつもりです。
独学で取れない資格なんてそうそうないと思っています。予備試験や司法試験などはよく独学では無理だと言われています。これに関しては何となく理解できます。
行政書士試験は独学では無理というネットの記事には正直、疑問というより苛立ちすら覚えてしまいます。独学で無理なわけがない。心底思います。
確かに予備校や通信講座は独学よりも優れた方法であることは認めます。ですが、独学で無理とまでは言い過ぎです。
というのも、私は高校受験や大学受験ですら、予備校や学習塾は不要だと思っています。
塾や予備校の最大のメリットは、メンターがいるということです。ついで、強制力が働くということです。メンター(指導者)がいるということは、それだけで独学の何倍もの効率の良さであることは間違いないと思います。
良い成果を残すにはよき指導者が必要です。これは間違いありません。
独学の場合だと指導者はテキストです。文字の一方的な情報は限界があります。質問もできませんし、参考書がしゃべりかけてくれるわけではありません。
このことからも独学がいかに不利かはわかると思います。
ですが、まったくをもって独学がダメかというとそうではありません。予備校や通信講座などと比べると不利というだけであって、絶対合格できないというわけではありません。予備校しか持っていない情報からの出題ならば、独学は無理と言えるでしょうが、そうではありません。範囲がしっかりと決まっていて、テキストもその範囲をもちろん網羅しています。これをもってして、なぜ独学では無理といえるのでしょう。ものすごく腹が立ってきます。
何度も言いますが、独学で合格は可能です。
話は少し変わりますが、高校進学、大学進学に学習塾は必要だと思いますか?
私は場合によってはまったく必要ないと思っています。
と言いつつも、少し矛盾してしまいますが、実は私は高校受験のときに学習塾に通っていました。
私はそんな気がありませんでしたが、ありがたいことに親が心配してくれて、通わせてくれたのです。とはいっても、短期間のみです。半年くらいだったと思います。
学習塾に通って思ったことです。有名私立の高校を目指すわけではなかったら、必要ないなと感じました。これは率直な意見です。
なぜなら、公立高校の入学試験は基本的には教科書以外からは出題されないからです。すなわち教科書より高度な知識は求められていないのです。もし高度な問題が出題されたとしたらそれは不公平なことこの上ないですよね。学習塾に行かないと高校や大学に進学できなくなってしまいます。
私の通っていた学習塾は教科書の範囲内で高度な知識を教わることがありませんでしたが、友人の通っていた塾では教わっていたようです。ですが、その友人も同じ公立の高校に進学しました。はっきり言って意味ないですよね。無駄な勉強としか言えない気がします。学習塾に通わずに地域で一番の進学校に合格した友人もいます。
教科書からの出題ならば、学習塾は意味ないはずです。学習塾にいく必要性はほとんどないことになります。ですが、一概には学習塾が意味ないとは言い切れません。実は学習塾はテクニックを持っているからです。それは覚えやすい語呂合わせであったり、簡単な解法であったりします。学校の先生では教えてくれないようなことなので価値はあるかと思います。それをどのくらいの価値として評価するかは受講者である受験生に他なりませんが。
学習塾の一番のメリット、それは強制力に他ならないと思います。なぜなら、自由時間を学習時間に変えることができるからです。
自由時間を自習時間に変えるか、遊びなどの余暇時間にするかは受験生の裁量に他なりません。ですが、学習塾に通っているとこれが強制的に学習時間になります。
これほど確実なものはないでしょう。勉強が続かなかった私もこれによってそこそこの進学校に合格することができました。
気付けば、私の学生時代の話にまで飛躍してしまいましたが、行政書士試験にもこれらのこと、まるっきり同じではないにしろ当てはまると思います。
独学で合格する人がいる以上、独学で合格が可能なのです。基本的には基本書のテキストの知識のみで合格することは可能です。それ以上の深いさらに高度な知識などは必要ありません。