平成29年度試験が終わり、次は平成30年度の行政書士試験が待ち構えています。
今年度、力及ばずに残念な結果になりそうな方は今から勉強をスタートさせた方が良いでしょう。
最初にやるべきことは、本試験の見直し!
まず、やるべきこと、今年の試験の答え合わせと解説をじっくりと読むことです。
今年から勉強スタートという初学者の方は、まずは何の手段を使うのか決めることから始めましょう。
具体的には、通信講座や予備校、独学から選ぶことになります。
この記事は不合格者、すなわちリベンジ組に向けて書いています。初学者の方は読み飛ばしてもらって構いません。
ということで不合格だったという人向けに話を進めます。
まず、今年の本試験がどのような試験だったのかということ分析することです。
と言っても、簡単だったとか難しかったということだけではなく、何の科目が大事で、過去の本試験と比べてどうだったのかということです。
まずはここから初めて下さい。
例えば、今年も記述式に関しては過去問と一切被ることはなかっただとか、2年連続同じ問題が出なかったとか、今年もやっぱり民法の不法行為は出たとか(ほぼ毎年出てるな)です。
そいうことから平成30年度の具体的な対策が取れるわけです。
私も現段階では平成29年度の詳しい問題は公開されていないため、本試験の内容は一切見れていませんが、各予備校の講評を見る限りでは、私がこのブログで提言している勉強法が合格には少なくとも必要最低限ではないかと思います。
※平成29年度の行政書士本試験見ました。それを踏まえての平成30年度の対策を考えて記事にしたのが下記リンクです。
具体的に言えば、今年の行政法の難易度が比較的、簡単だったということから、来年、平成30年度本試験では行政法をしっかりと勉強することが合否を分けるということは間違いないことですし。
基礎法学はやはり受験生を同様させるような既出ではない問題がどうやら出題されたみたいですし、民法はそれなりに難しかったようですし。商法は・・・、一般知識・・・・
と、このように各科目ごとに振り返ってみてください。
そしたら、おのずとやるべきことが見えてくるはずです。そして過去問演習や予想模試の演習後と同じように、自分にとってどこが弱点か見極めることが大事です。
この動作がないと、平成30年でも同じことを繰り返してしまうことになります。
確かに前年度よりもさらに勉強時間を増やせばそれだけ合格に近づきます。
それは間違いないです。ですが、注力すべき科目を間違えれば、合格が危ぶまれる可能性も十分にあります。
不合格だったことを悲観してはいけない!!
さすがにもう不合格だったことに対して気持ちの切り替えはついているとは思いますが、悲観しているのならばその必要はありません。
ポジティブに考えましょう。
「失敗は成功のもと」
とあるように、リベンジ組は一度、失敗(不合格)しています。
このことに落胆してしまいがちですが、考え方を変えれば修正すべき点が見えるということ、そして勉強時間だけでいえば、初学者よりも有利だということです。
逆にいえば、失敗を糧にして次につなげることができなければ、また同じ失敗を繰り返してしまうということにもなります。
まさに表裏一体といえるでしょう。
不合格を悲観的にとらえ過ぎずに次につなげることが大事です。
一発合格できればそれに越したことは言うまでもありません。
ただ、不合格者ならではメリットというのもあるのは事実です。
絶対に今年こそは受かってやる!!そいう気持ちで試験にのぞみましょう!!