行政書士試験の申込がいよいよ本日よりスタートしました(2017年度の話です)
この時期はもう試験直前期といっていいかも知れません。
そろそろ受験生は当日のシュミレーションまでしないといけないかもしれません。
ということで今回は行政書士試験、本試験、問題の解く順番について書きたいと思います。
まずは確認するまでもないと思いますが、本試験の順番を確認していきましょう。
行政書士試験は、(基礎法学、憲法、行政法、民法、会社法・商法)択一、多肢選択、記述式、一般知識の順番で例年、構成されています。
過去問や模試などで演習している人ならば、説明する必要もないと思いますが、年の為に確認してください。
いろいろ、調べるとやはり、人によって解く順番それぞれのようです。
管理人が実際に解いた順番は?
ちなみに私が解いた順番はというと、そのまんまの順番で解きました。もちろん、わからない問題は後回しです。
これが一番オーソドックスな順番だと思います。
たぶん、試験のコツなどを調べたり、予備校などの教えがない限り、この順番以外思いつかないと思います。
私は単純なので、なんのひねりもなく、順番通りにしました。
出題順番通りに解くメリットと落とし穴?
順番通りに解いたときにメリットと落とし穴があります。
落とし穴を知っとかないと深い谷底にまで落とされます(笑)
メリット
この順番のメリットはというと、単純にマークミスの危険性が少ない点です。
順番を変えるとその分だけ、大きなマークミスする可能性が高くなります。
時間短縮のために順番を変えたのに、直すのに時間がかかったということになりかねません。
気付けばまだいい方で、最悪はずれたまま試験終了となることさえありえます。
実力がありながら、ケアレスミスや時間切れなどで不合格になるのではもったいな差すぎです。
ですが、順番通りに解けば、基本的には大きなマークずれの危険性が少なくなります。
と言っても、必ず試験後にマークを確認することは試験の鉄則と言えます。
落とし穴
ただ、順番通りにやると、落とし穴がありあす。そ
れは精神的にへこむ可能性があるということです。
そうです、その原因は基礎法学にあります。基礎法学は難しい問題がチョイスされやすいです。
一発目のジャブが強烈では、その後の展開は精神的には厳しいものとなってしまいます。
確か私も最初の問題は「まじかよ、こんな難しいの?」っと精神を乱された記憶があります。はっきり言って、基礎法学は危険です。
宅建士試験でもそうですが、一問目に難問や奇問を出す傾向があるようです。
基本的には順番通りやって問題ないと思います。
ただ、基礎法学は気にしないという気構えで挑みましょう。
多肢選択問題や記述式問題は後回しにしてもいいかもしれません。こういう問題は時間をかけなければ解けない問題なので、なるべくならば時間をかけずに知識のみで答えられる問題を優先するといいでしょう。
ただ、ちらっとでも問題くらいは見た方が良いと思います。
ここがポイントです。
そのうえで飛ばして、また戻って考えるというのが理想かと思います。
記述式は何がなんでも、答えを書いてください。
なぜならば、一問当たり20点ですから、取りこぼしはないようにしましょう。
多肢選択問題はそのままやりました。私の年度はものすごく簡単だったのであまり考えることなく、解くことができました。
まとめ 結局はどの順番が良いの?
まとめると、行政書士試験の問題を解く順番は、出題の順番通りやることオススメします。
ただ、注意が必要なのが、わからない問題、時間がかかりそうな問題は必ず後回しにすることです。
このことと、マークミスのチェックは必ず守りましょう。
そして、これは私の試験当日の反省からですが、基礎法学の問題は飛ばした方が良いかもしれません。
かなりメンタルがきつくなる可能性があります。
ただ、飛ばした場合はマークミスには十分に気を付けて下さい。
飛ばさなくても、特に気にしないで下さい。難問出して、受験生の動揺を誘うのが、試験作成した人の狙いかもしれません。
模試等でどの順番で解くのが自分にあっているか練習してみるのもいいかもしれません。
それ以外はオーソドックスな順番でやった方が良いと思います。
練習なしで本番に変則的なことをすると余計に調子が狂う可能性があります。
一番オススメできない順番は!?
一応、一番オススメできない順番についてもお教えします。
それは、一般知識を先にやるパターンです。
これは場合によっては、心完璧にぽっきりおられてしまうこともあると思います。
なぜならば、場合によってはすぐに合否の可能性が決まってしまうからです。
もし、ほぼ全問、自信がないなんてことになると、その後の法令科目、平常心なんかで解けるわけありません。
以上、踏まえて、本試験、全力を出し切って合格しましょう。
ちなみに、私が受験したときの本試験の気分の上がり下がりを表現するとこうなります。
基礎法学↓ 憲法→ 行政法↑ 民法↓ 商法→(知らん) 多肢選択↑ 記述式→
一般知識↓不安
になりました。
参考までに。