行政書士試験は誰でも合格できる試験なの?
行政書士試験はだれでも受験ができます。そして、一定の苦労をすれば誰でも合格できる資格です。つまり勉強したら基本的には誰でも合格できるというわけです。
これについては、否定のしようがない事実だと思います。
ですが、実際のところは学歴も合格率と十分に関係ありますし、高校の偏差値も関係あります。そして、その人の潜在能力も十分に関係があるのです。
つまり行政書士試験は合格しやすい人とそうでない人、向いている人、向いていない人が存在するんです。
今回は向いている人と合格しやすい人の特徴を上げていきたいと思います。
合格しやすい人の特徴 能力やポテンシャル
・法学部、司法書士試験などの他士業合格者など。法科大学院生。
・高学歴の人
・高卒以上かつ公務員試験の勉強経験がある人
・IQが高い人。記憶力に優れている人
次に向いている人の特徴、性格など。
・執念深い人。根気強い人
・信念を持っている人。強い動機がある人
・活字に慣れている人。読書習慣がある人
などがあげられます。
ちなみに私は向いている人の特徴の中でどれかドンピシャに当てはまるということはなく、全体的に少し当てはまる程度でした。読書も適度にしますし、多少は根気強いと思います。
活字に慣れていることが大事!?
経験上、資格試験全般に言えることですが、活字慣れしているというのはすごく大事だと思います。今思い返すと、もし私が活字になれていなかったら恐らく、参考書にアレルギーをおこして、勉強を最後まで終えることはできなかったと思います。多分途中でいやになって投げ出していたことでしょう。活字になれていたおかげで、何とか最後までやり遂げることができました。
活字アレルギーの治し方はとにかく慣れるしかありません。一番簡単なのは、編集社に就職するだとか総務の仕事をするだとか、強制的に活字の多い世界に身を置くことです。
肉体労働者なんかは一日、活字に触れないことも多いと思います。私の経験からも肉体労働は活字に触れる機会はほとんどありません。
ではそういった場合はどうするかというと、新聞や雑誌などでもいいのでとにかく活字のあるものを読んでください。
マンガなどしか読む習慣がない人はせいぜい雑誌を読むようにして活字のボリュームを増やしてください。さすがにマンガよりは雑誌の方が活字が多く使われています。とにかく、活字に触れる機会を多くするのが得策です。
もし、試験受けると決意して、勉強を進めていくうちに自分が活字なれていないと思った人は良い機会だと思って、この際に行政書士試験の勉強で活字になれてください。新たに別個で、新聞や小説などを読む必要はありません。