民法が苦手は共通の悩み?
行政書士試験、宅建士試験などの受験生の中の悩みで多いのが民法がわからない!民法が苦手ということではないでしょうか?
特に独学の場合だとその場で質問できるわけでもないので、テキストの字面だけで理解するのは大変です。
このように行政書士試験科目の中でも民法は非常に難しいです。
1番の難易度と言っても良いくらいです。
いっそのこと捨て科目にできたらいいのですが、どんな資格試験でもそれなりに配点が高いので目をそむけることができません。それがまた民法の厄介なところなのです。
「民法を制するものは司法試験を制する」
という言葉もあるくらい重要な科目なのです。
私ももれなく、民法が苦手な受験生の一人でした。実をいうと今ですら民法のマニアックな条文の趣旨はよくわからなかったりします。
独学で民法を攻略するにはわかり易いテキストを探すこと
初学者が民法を学ぶ上で大事なのは、わかり易い本を見つけるということです。
ですが、はっきり言って、幼稚園児にもわかるように書かれている参考書なんてどこにもありません。
基本、わかり易い本なんて存在しないと思ってください。かみ砕いて説明するのにも限界があるからです。
あまりにもわかり易くすると条文の趣旨が違ってきたりもするのでやっかいです。
民法がわかったという法律初学者に人気の本
ですが、私が唯一、これはわかり易かったという本があります。その本がこれです。
この本はアマゾンのランキングでも上位に入っている、法律初学者に人気の本です。レビューなんかを見ても、「わかりやすかった」とは「スラスラ読める」などの声が多数あります。
悪い感想があまりないことに驚きます。気になり私も読みましたが、期待を裏切られることはありませんでした。大げさではなく一番わかり易い、初学者用の一冊といえるのではないかと思いました。
購入者は宅建士試験のために買ったという人が特に多いようです。
宅建士試験と行政書士試験の民法の出題のされ方、レベルも違いますが、初学者用の参考書としては間違いではないような気がします。
行政書士試験はこの本+αの知識が必要となるとおもいますが、入門書として使用する分には非常にオススメします。
ボリュームは300ページくらいと多少ありますが、すんなり読めるのでそこまで読んでいて苦痛に感じることもないと思います。内容も良かったです。
ぜひ、行政書士試験受験生の中の法律初学者の方にお勧めの一冊です。
おまけの一冊
さらにもう一冊、入門書としておすすめなのが、当ブログでも何度かオススメしています。伊藤塾、塾長の伊藤真さんが書いた入門シリーズです。
こちらも読みやすいです。上の「民法がわかった」に比べると内容が浅く広い気もしますが、初学者にとっては非常にわかり易い内容です。
また民法がわかったよりも少し値段設定が安いので、財布にも易しいです。
小説のようにスラスラ読めるのも特徴だと思います。
今回はおまけとして、伊藤真さんの民法入門も紹介させていただきました。民法の入門書にはさまざまあります。
ちらっと見たのも含めて、管理人の私は複数冊読んできましたが、本当にわかり易く書かれたものは私の中ではこの2冊でした。
私のなかでは太鼓判を押すことができます。
民法で悩んでいる方は早めに苦手意識を克服する必要があります。でないとどんどん、苦手という思いが大きくなってしまいます。
基本的に私は入門書は不要派の人間ですが、民法に限っては例外です。
基本書でわからない論点があったら、入門書なども用意することも大事です。
参考リンク:行政書士試験、独学合格者がオススメする参考書・テキスト・予想問題集