まだ先の話かもしれませんが、本試験に行くべきかどうか迷ったときの話です。
ちなみに管理人は当日欠席したことは一度もありません。
ただ初年度はあまりの準備不足に欠席しようと思ったことはあります。
行政書士試験は難関資格です。
1週間はもちろん、2、3日ではるか合格ラインに及ばない合格圏外であった人が突如、合格圏内に入れるような資格でありません。
つまり、宅建士試験のように付け焼刃で対抗できる試験ではないのです。
ということで、本試験の半月前には勝敗が見えている場合が多いです。
そんなときにはわざわざ負け試合に行く必要があるのか?
今回はそんなことを考えたいと思います。
不合格確実でも行く必要があるのか?
例えば、本試験前日に模試や過去問で総合得点100点しか取れいない状態だとして、実際本試験に行きますか?
合格率から推測するに、こういった選択を迫られる受験生は全体の半数くらいはいるのではないでしょうか?
そんなときどうしたらいいのでしょうか?
もし私なら、絶対に本試験に行きます。
もちろん、インフルエンザになってしまったとか、猛烈に体調不調だとか、どうしてもいけない急用ができたとか、そういう場合は除きます。
可能である限り行きます。
それはなぜか?
受験料が無駄になるから本試験に行く!!
まず一つ目の理由は受験料を払っているからです。受験料を払うのは、本試験を受けると決めたからです。それを受けないとなると、お金をドブに捨てているのと一緒です。
そして、受験料はほぼ100%戻ってきません。
ならば受けようじゃないかというのが、私の考えです。
貧乏くさいと言われたらそれまでですけど(笑)
次に詳しく書きますが、経験値にはなります。
本試験は最高の模試だから!!経験になる
そして、もう一つの理由。
それは、本試験という最高の模試を受けられるからです。
本試験を次年度のための模試と考えれば、最高の模試です。
まさに本試験をほぼ100%再現した模試になります。
当然といえば当然です。本試験なんですから。
まずは次年度の為に本試験の雰囲気を味わってください。
実際にこれを知っているか知らないかで、だいぶ次年度の本試験の結果が変わると思います。
もし、行政書士試験はもう受けないという人でも試験慣れしておく必要があると思います。
人間、緊張する場面に遭遇すれば遭遇するほど、緊張しなくなるでしょう。
慣れとは怖いものです。
本試験も勉強の一つ
最後にもう一つ。
本試験も勉強一カウントと数えられるからです。
次年度を見据えると、すでに本試験ですら、学習になります。
例え、合格に満たなくても、本試験を受験して、解説をしっかりと読んで理解するこの一連の流れを行うことで、次年度のための対策といえるでしょう。
つまりは、次年度も受験を予定している人であれば、絶対に本試験は受けておくべきということになります。
また、次年度を予定していない人でも、行政書士試験ではない試験を今後受ける予定がありそうだという人も、国家試験の本試験を受けるという経験は非常に大きいものとなりますから、受けておくことをオススメします。
ちなみに私は今までどんな試験でも諦めることなく受けてきました。
結果はどうであれ、素晴らしい経験になったと思っています。
そして、大抵の試験にはさほど緊張しないという試験慣れを手に入れました。
欠席したらペナルティはあるの?どこに連絡したらいいの?
ちなみに行政書士試験にどうしてもいけない場合、どこに連絡すればいいのでしょうか?
行政書士試験研究センターの公式HPによれば、連絡は不要とのことです。
欠席でなんかペナルティになることはなそうです。ただ、受験料は戻ってきませんので注意しましょう
行政書士試験の棄権率は1割以上、全体の2割にも近いとも言われているので、当日欠席者も多いみたいです。
確かに本試験当日に空席があったような気がします。
とりあえず、本試験はその後のことを良く考えて、当日欠席するか、出席するか決めましょう。
私は何事も経験だと思うので、たとえ不合格濃厚だとしても、受けるべきだと思います。