すごいタイトルになってしまいましたが、半分以上は本音です。
誤解しないで頂きたいんですが、行政書士試験よりも司法書士試験の方が良いとかそいうわけではありません。
これらの両資格はまったくの別物です。活躍するフィールドも違ってきます。
なので行政書士試験を受けたこと自体に対する後悔ではありません。
もちろん、登録はまだですが、行政書士の仕事がしたくて一生懸命勉強して合格したんですから。
正確には行政書士試験を受ける際に、司法書士試験も視野に入れておけば良かったという意味での後悔です。
行政書士試験を先に受けたことが後悔!?
私はこのブログでもお伝えしている通り、現在司法書士試験に挑戦すると決意し、ただいま勉強中の身であります。
そして痛切に感じたことがあります。
それは、先に司法書士試験に挑戦してから行政書士試験に挑戦すればよかったということです。
冒頭でも説明しましたが、私の場合は行政書士試験を受けたときには司法書士試験に、本気で挑戦しようとは思っていなかったので、ある意味そこが落とし穴だったのかもしれません。
その時点で本気で司法書士試験を目指していれば、こんな無駄なことはなかったのかもしれません。
無駄なこととはどういうことかというと、はじめから高い目標を立てれば、それに伴って本気度が変わったはずですから、もっと楽に行政書士試験に合格できたという事です。
例えるならば、東大を第一志望に勉強していれば、早稲田などの第2志望を第一志望に変えたとき、ある程度は楽できると言ったかんじです。
行政書士と司法書士のダブルライセンスを狙うなら
よく他のブログでも行政書士試験と司法書士試験のダブルライセンスについて書かれていますが、実際にダブルライセンスとなると司法書士の勉強から始めて、司法書士に挑戦後に行政書士試験を受ける方とこれとは逆で行政書士試験を受けてから司法書士試験を受ける方がいます。
当然、この二通りしかないのですが、これに関して、私の意見としては断然、前者である司法書士試験合格後に行政書士試験を受験した方が良いと思います。
ご存知の通り、行政書士試験と司法書士試験とでは民法をはじめ、かなりの科目が共通して出題されます。
当然、内容や出題レベルは圧倒的に司法書士試験の方が高いです。
つまり、司法書士試験の合格者は行政書士試験にも合格しやすいというわけです。
理論的には、行政法さえ勉強すれば合格する可能性はかなり高くなります。
しかし、この逆で行政書士試験の合格者が司法書士試験に合格しやすいといえるでしょうか。答えは明白です。不可能です。
行政書士試験合格者が司法書士試験に挑戦するときの立ち位置は、初学者に毛の生えた程度なんです。
つまり他の司法書士試験の初学者の受験生のスタートラインよりすこし前に出てる程度なんです。
アドバンテージはあってないようなものです。
もちろん、私みたいに合格基準点ギリギリ狙いではなく、満点狙いのようなきっちり勉強した人はそれなりにアドバンテージがあるにはあると思います。
もし、これが逆だとしたら、司法書士試験合格者、あるいわある程度勉強して受験した人は行政書士試験の受験生としてはもうゴール手前でスタートを切るようなもんなのです。
新たに行政法というものを勉強しなければなりませんが、ご存知の通り、行政法は簡単です。
あるいは無勉で行政書士試験に合格なんてこともあるかもしれません。
ということで、司法書士試験合格者、あるいわ受験経験者からしてみれば、行政書士試験は簡単な試験と感じられるはずです。
おそらく、行政書士試験合格者の中にも、司法書士試験合格者が少なくないでしょう。そいった意味ではもしかすると、行政書士試験の合格率は実質、もっと低くなるのかもしれません。
まとめると、これから行政書士試験と司法書士試験の両方を受験しダブルライセンスを目指す方、受験勉強開始の時期にもよると思いますが、可能な限り司法書士試験から勉強し、受験することをオススメします。
私はそれをしなかったばかりに今すごい大変な思いをして司法書士試験の勉強をしています。