行政書士試験のみならず、合格体験記というものは嘘とはいかないまでも、話を少し盛っている部分があります。まさか?このブログも?安心してください。このブログはあまり話は盛らずに正直に書いています。
話を盛る?それはどういうわけかというと、合格体験記というものは合格するまでの間の苦悩であったり、勉強方法であったり、自分のポテンシャル、スペックであったりを書くものです。そして、自分はこんだけやって、合格しました、これから受験する人!!参考にしてくださいというのが合格体験記なわけです。
まぁ、基本的には嘘の情報を書く人はいないと思いますが、話を少し盛る人は少なからずいると思います。当ブログの管理人である私の行政書士試験合格体験記では包み隠さず、少し恥ずかしいですが「ギリギリ」で合格したことを告白しています。
では、実際に合格体験記で多い、話を盛るのはどんなことでしょうか?
私の例でいうと本当はギリギリで合格したけど、余裕で合格しました。というのが話を盛るということでしょうか?違います。それだと完璧なるウソになってしまいます。
合格体験記にありがちな、盛るというのはこうです。本当はたくさん勉強しまくって合格したのに、合格体験記ではあたかも自分は全然勉強せずに合格したように書くことです。
私がこう感じるようになったのは高校時代です。大学受験前に高校で先輩の大学合格体験記なるものが配布されました。その合格体験期のほとんどが上記のように自慢めいたことが書いてありました。ウソか本当かは定かではありませんが、なんとなく話を盛っているような気がしてなりませんでした。
必ずと言っていいほど「自分は他の人と比べてあまり勉強していなかった気がします」というような文言が入っています。
なぜ、このようなことが起こるのか?
そこには体験者の本音が隠されているのです。それは自分がめちゃくちゃ勉強して合格したということは自分の能力が低いこと声を大にして言っているのと同じなのです。そうです、一種の見栄です。プライドです。
それは自分は優秀だったからと言わないにしても、たいした勉強せずに合格したといったほうがかっこいいですよね。大抵の人に当てはまると思います。なので、合格体験記はある意味、話半分で聞いたり読んだりした方がよさそうです。
私は行政書士試験合格した際にはそれなりに努力しました。結果はギリギリで合格となりましたが。今まで一番努力したと思います。
ただ、他の人よりは勉強していないと・・・・・・
あっ、合格体験記はこれがあるので注意が必要です(笑)
何が言いたいのかというと、秀才や天才でもない限り、合格者はそれなりに努力しているということです。合格体験記では努力したことをあまり主張する人が少ないだけです。
努力なしでは行政書士試験、合格はなし!!断言できます。